ここから本文です
最終更新:2014年10月21日(火) 7時56分

エボラ出血熱から回復の英国人看護師、再びシエラレオネへ

 西アフリカのシエラレオネで8月にエボラ出血熱に感染しイギリスで治療を受けていたイギリス人の看護師が、回復後、医療活動に参加するため再びシエラレオネに戻ったことがわかりました。

 これはイギリスのガーディアン紙が報じたもので、イギリス人看護師のウィリアム・プーリー氏は20日までに、現地で支援を再開するためシエラレオネに戻ったということです。

 プーリー氏は、6月からボランティアとして参加したシエラレオネで活動中の8月に、エボラ出血熱に感染。空軍によってイギリスに運ばれ、9月3日に退院していました。退院後は自分が現地で見てきた少女の死の様子などを政府などに訴え、国際的な協力を呼びかけていました。

 「シエラレオネの状況が特に良くないんです。シエラレオネの人々は助けを必要としていて、助けを与えるためにボランティアのみなさんが今日ここにいることは素晴らしいことなんです」(ウィリアム・プーリー氏)

 プーリー氏は、免疫のある自分こそが活動する必要があり「現地に戻るのは正しい判断だ」と話しているということです。(21日00:09)

この記事の関連ニュース

2014年10月21日(火)のニュース一覧

社会

政治