有限な時間の果てに

平凡なイマを積み重ねてかがやくミライへ





イケダハヤト氏のブログ指南書 『武器としての書く技術』を読みました。

武器としての書く技術

武器としての書く技術


どんな本?

ブログを中心としたウェブ上での文章術が紹介されています。また、文章だけでなく、広告やSNSの使い方など読んでもらうための技術にも話題が及んでいます。


どういった人向け?

  • ブログを書き始めたばかりの人
  • イケダハヤト氏のブログについての考え方が知りたい人


とにかく書く

ぼくはとにかく「量」を書くことが大切だと思っています。量を書くことではじめて質に転化していくからです。書けば書くほど、スピードも速くなりますし、いい循環が生まれます。まず一歩を踏み出してください。


ブログも書き始めたばかりのときは、何がなんだかよく分かりません。何を書いたらどういうリアクションが返ってくるのか全く分からないわけです。


しかし、とにかく書いてるうちに段々どういう話題が読まれやすいか、自分は何なら書けそうかということが見えてくるでしょう。偉そうなこと言ってますが、私もまだまだ模索中の身です。


習うより慣れろ、そういう面もあるのかもしれません。


また再開すればいい

ブログの習慣がせっかくできても途切れてしまうと途端にやる気をなくしてしまう人がいます。それではもったいない。途切れたら再開すればいいのです。続けるための方法は「再開すること」。これをぜひ覚えておいてください。


読んでいたブログが突如更新されなくなることに遭遇することがあります。ときには、ブログ自体が閉鎖されることもあります。


もちろん、それぞれいろんな事情があるのでしょう。ただ、なんとなくやる気がなくなったのであれば、そのまま寝かせておいて、また書く気が起きたら書き始める。そういう道を提案しています。


せっかく蓄積されたものがあるのなら、ブログを一時中断してもそのままにしておく。そうすると、戻ってきやすいかもしれません。


そういえば、ブログ運営を畑を耕すことに例えていた部分も印象的でした。


ブログは競争が激しい。しかし、誰にも門戸が開かれている!

実際市場を見渡してみても、ブログだけで毎月数十万の定期収入を稼ぐ「プロブロガー」は、国内でも数十人程度だと見られます。数的にいえば、プロスポーツ選手より難易度が高いといえるかもしれません。


ブログは競争が激しい分野なのです。極端な話、今日はPVを稼いでいたとしても、明日はどうなるか分かりません。


しかし、ブログは誰にも門戸が開かれています。発信しないなんてもったいないなんて主旨のことも書かれていましたが、私も同感です。発信して、世の中へ記事を投げ込み、その応答から感じるもの、考えさせられるものはあります。


他にも、どんな文章が魅力的かなどについても書かれています。この本でブログの基本的なことは分かるでしょう。ただ、もう少し突っ込んだことも知りたいと思いましたが、入門という意味では、有意義な本でした。


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