2014.10.20 Mon posted at 11:45 JST
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(CNN) 米航空宇宙局(NASA)は、米国時間の19日に火星から約14万キロの距離を「サイディング・スプリング彗星(すいせい)」が通過したと発表した。
彗星との衝突を避けるため、NASAは火星の軌道を周回している無人探査機「マーズ・リコネサンス・オービター」と「MAVEN(メイブン)」を火星の裏側に退避させた。しかしその前に、同機を使って彗星の様子を観測することに成功した。
彗星の通過後、まずマーズ・リコネサンス・オービターの無事が確認され、直後から観測情報が地球に届き始めた。すべてが届くまでには数日かかる見通し。
火星に最接近した時のサイディング・スプリング彗星の速度は時速約20万キロだった。
地上望遠鏡やハッブル宇宙望遠鏡などが写真撮影に成功している。
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