ＷＨＯ、ナイジェリアでのエボラ熱終息を宣言－死者数は７人

　　10月20日（ブルームバーグ）：世界保健機関（ＷＨＯ ）は20日、ナイジェリアでのエボラ出血熱の終息を宣言した。アフリカ最大の人口を抱える同国ではエボラ熱で７人が死亡した。

ＷＨＯのナイジェリア代表を務めるルイ・バズ氏は首都アジュバで記者団に対し「ナイジェリアでの流行は終息した」と発言し、「エボラ熱封じ込めが可能であると世界に示す素晴らしい成功例だ」と続けた。

ナイジェリア当局者は、新たな感染者が確認されなかった９月上旬から42日たってもその状態が保てれば終息宣言が出る見通しだと述べていた。当局者らは２カ月にわたり、ラゴスと同国南東にあるポートハーコートで感染者と接触した恐れのある800人余りの体調を把握するため１万8500戸を訪問し感染拡大防止に力を注いだ。１億7000万人強の人口を擁する同国ではエボラ熱に19人が感染した。

原題：Nigeria Free of Ebola as WHO Declares Disease Can BeStopped (1)（抜粋）

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更新日時: 2014/10/20 21:50 JST