このブログでは色々なお店の食べ歩きを紹介していますが、
ついにここに来ることになってしまいました。
インターネット上でも有名で、存在だけは知っていながらその実態は謎に包まれた魔の山脈。
名古屋地下鉄の名城線八事日赤駅から歩いて5分。なんか普通の住宅街ですけど
存在感ありまくりなこの看板。
とにかく個性的なメニューを出す店ということで全国にその名を轟かす、その名も喫茶マウンテンです。
嫁の実家に行っている間に一度は試してみようかということになり、
ノリで登山に来たのですが、果たしてこの選択は正しかったのか…
外観はいたってまとも。着いたのはお昼過ぎでしたがたくさんの車が止まっていました。
なぜ人はマウンテンに集まるのか?そこに山があるから、とはよく言ったもの。
店内に入ると本日おすすめのメニューが。もうわけわかんない。
メニューがやたらめったらあるので何を頼んだらいいのか良くわからず。
うむ、ここはやはり登山の前に情報を仕入れておくべきだったか?
とりあえず飲み物として、名古屋コーラを注文しました。
味はインカコーラとかマウンテンデューっぽい?なんで名古屋っていうのはもういいわこの際。
さて、来ましたよ。マウンテンを代表するメニュー、抹茶小倉スパ。
運ばれてきてまず嫁が一言「湯気立ってる」確かに冷たい系のイメージでしたけど。
食べてみると…甘い。熱い。なにこれ。
上のクリームで甘さを緩和するという恐るべきシロモノ。
なんかこう、食べていて涙目になるという生まれて初めての経験をしました。
数量限定のチョベリパフェ。
中身はチョコとベリーのパフェということです。これがかなりまともに見えたんですけど、よく考えるとかなりのデカさ。すでに感覚が麻痺してます。
ここでハタと気づきました。何で甘い飲み物なんか頼んじゃったんだろう。
嫁の注文したコーヒー(無糖)の助けを借りて一息つきます。
とにかく何かしょっぱいものを、ということで高菜とベーコンのピラフを。
これがかなり美味しい!あるいは甘いもの食べ過ぎておかしくなってただけかもしれませんが。
なんだフツーのメニューもあるじゃん、という安心感と、なんで変な方向に味の冒険しちゃったのだろうという疑問と両方が浮かんできます。
あとこのお店、注文してから出てくるのがやたら早いです。
ボリュームもかなりあるのに、その部分はいいところかな、うん。
そんなわけで我々の初登山は残念ながら志半ばにして失敗に終わったのでした。神々の頂はあまりにも遠かった。
再び登山にくるかどうかは…わかりません。