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ベネッセ 子ども英語教室買収へ10月20日 21時11分
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通信教育事業などを手がける「ベネッセホールディングス」は、少子化などで本業が伸び悩むなか、今後、英語教育の市場の拡大が見込めるとして、首都圏や関西を中心に子ども向けの英会話教室を運営する会社を買収することになりました。
発表によりますと、ベネッセホールディングスは来月、首都圏や関西を中心におよそ400か所で子ども向けの英会話教室を運営する「ミネルヴァインテリジェンス」のすべての株式を取得して、完全子会社化することになりました。
ベネッセは、英語教育の事業も手がけていますが、文部科学省の有識者会議が小学校5、6年生で英語を正式な教科にすることを提言したことなどから今後、この分野の市場拡大が見込めるとして買収に乗り出したものです。
ベネッセは、少子化の影響で本業の通信教育サービスが伸び悩んでいるほか、大量の個人情報の流出事件をきっかけに多くの事業で新規の営業活動を見合わせていて、今回の買収などで経営の改善を図りたい考えです。