2014年10月20日12時07分
小渕優子経済産業相の政治資金について、後援会会員向けに開いた観劇会の収支が食い違っている問題で、小渕氏は20日午前8時半前に首相官邸を訪れ、安倍晋三首相に辞表を提出し、受理された。
小渕氏は辞表提出後、経済産業省で記者会見し、「本来やらなければならない審議に大きな影響を与えたことを重く受け止めている。大変お騒がせし、心からおわび申し上げる」と陳謝。「自らの問題によって、政策が停滞することは許されない。大臣の職を辞し、しっかり調査をしたい」と辞任を正式に表明した。一方で「議員として、しっかり政治家としての説明責任を果たしていきたい」とも語り、議員辞職については否定した。
首相への報告については、「私から、このようなことになったことに、総理におわびを申し上げた」と説明した。ただ、首相の言葉については「総理にうかがってもらいたい」と述べるにとどめた。
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朝日新聞官邸クラブ
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