2010年03月27日

円城寺家の子孫

昨日面談をした学生の中に、円城寺家の末裔の方が来られました。


普通の人は円城寺と聞いても「?」となると思いますが、橋本の中では「円城寺」と言えば戦国武将(笑)。すぐにピンときました。

戦国時代が大好きで歴史マニアの一面も持っている橋本としては黙って居れず、履歴書で名前を見てすぐに「九州出身?もしかして戦国武将の子孫?」とたまらず質問をしてしまいました。

本人は「え?」と言ってから(何でいきなりその質問?この人何考えてるの?と思っていたでしょうが・・・)しっかりと「そうです。辿っていくと円城寺信胤の子孫にあたります」と答えてくれました。

その瞬間、橋本のテンションはグイっと最高潮に達し、そこから少し円城寺信胤から龍造寺家・四天王の話に入り戦国時代の話で盛り上がりました。

面談では勿論就活のことをメインに話しましたが、やはり最後は円城寺信胤の話になり、「もっと知名度が上がると信長の野望(ゲームメーカー光栄のゲームソフト)でも円城寺を登場武将として使ってもらえる機会が増えるんですけどねぇ・・・」とその学生は最後に言っていました。


ということで、就活・就職とは関係ないですが、今日は“円城寺信胤”という、主君のため「義」に生きた戦国武将の紹介をして終わります。
橋本が好きな男振りの戦国武将です。



■円城寺 信胤
  (えんじょうじ のぶたね・生年不詳 〜 天正12年3月24日)

:龍造寺氏の家臣。千葉氏の子孫に当たるといわれる。千葉氏の支流が園城寺と関係があり、それをもじって円城寺氏と称したと言われている。
武勇に優れ、各地を転戦して武功を挙げた。信胤を龍造寺四天王の一人に挙げられることもある。1584年、島津氏との戦い(沖田畷の戦い)で主君・龍造寺隆信の身代わりとなって戦死したという義の武将。


posted by 橋本 at 10:07| 東京 曇り| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月26日

NHK 週刊こどもニュース

先週末、NHKで放送されている『週刊こどもニュース』に就職エージェントが登場しました。

「就職する」ということはどんなことなのか?ということと、「就職するにはどんなプロセスが必要なのか?」というのをわかりやすく説明するコーナーがあり、そこで当社の社長がコメントしました。


この2年ほど、マスコミからの取材需要が多く、NHKさんは特にご依頼がありますねぇ。

「就職することが難しい」という世相を反映しているのがよくわかります。


posted by 橋本 at 13:05| 東京 曇り| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月24日

無煙タバコ

JTが無煙タバコなるものを開発し販売を始めるようです。

分煙や禁煙エリアの拡大、タバコ(の煙?)を追いやる世間の動きを反映して、これから規制や需要の変化がどんどん起こってくるでしょう。

それに対応して出てきたのが無煙タバコ。
煙が出ないので、受動喫煙を防げるというのがキラーコンテンツです。


このJTの対応が速いのか遅いのかは専門家ではないのでわかりませんが、「経営の舵取り」という視点では非常に興味深いと思いました。


問題出てきたから、壁に遭遇してから対策を考えて実行に移すと、どうしても誤差が出てきます。市場は既に新たな動きをしていたり、競合他社が違う動きをしている可能性が高まるからです。対症療法的な動きですね。

一方、強い会社を見ていると、対症療法ではなく先を見越して舵取りをしているため、外から見るとあまり変化に対応しているようには見えないです。更に対症療法ではなく、根本治療・抜本改革をして根っこから悪玉菌を殺菌していることが多いので、変化に素早く対応できる身軽さも持っていますし、そもそも大きな問題が起こり難い組織になっているのでしょう。


法規制や外部環境の変化、脅威の出現。
企業には色んな雨が降りますが、学生には「壁に遭遇してから焦る企業」よりも「世間の問題などどこ吹く風」という本当に強い企業を紹介していきたいですね。


posted by 橋本 at 07:56| 東京 曇り| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月22日

「伝える」と「伝わる」の違い

学生の相談に乗っていると、よく面接における疑問が出てくる。

例えば、「私はちゃんとこう言っているのに、面接官にはちゃんと伝わってないんですよ。。。」といったもの。
この手の話を聞いた時に、橋本はすぐにある個所に反応します。ちゃんと「言っている(伝えている)」のに、面接官にはちゃんと「伝わってない」んですよ。。。の「   」の部分にです。


「伝えている」というのは、あくまでも自分目線の話。
「伝わっている(いない)」は、相手あっての話です。聞き手目線ということですね。

面接というのは、相手(面接官)に評価されるものなので、自分の評価は一切関係ありません。つまり、「伝える」よりも「伝わる」ことの方が重要なのです。自分は頑張って伝えていようが、そんなことは知ったこっちゃないということです。きちんと伝えるべきことが伝わっていなければ、聞き手がいないのに一人で勝手に話しているのと同じなのです。「自分が一生懸命」とか「頑張って言った」ということなどは関係ないのです。


では、企業はなぜ「伝わる話し方」ができる学生を求めるのか?
それは簡単です。
社会人になったら、その力が求められることが連続して起こるからです。営業や販売の仕事ならその顧客、人事でも相談しているコンサルタントに、経理担当者ならお世話になっている会計士に。また社内でも上司や経営陣に対して「伝わる話し方」が必要となるケースは山ほどあります。ビジネスパーソンとして、必須の力なのです。だから確実に求められます。


面接を受けるみんなは、自分の伝えたいことや企業にとって魅力となる点を「伝えている」でしょうか?それとも「伝わるようにしている」のでしょうか?
それをもう一度見直すと、面接が急に通過し始めるかも知れません。

こう伝えると「じゃ、具体的にどうやって見直したら良いのですか?」という問いが聞こえてきそうですが、それは聞き手(または第三者)の視点で意見を言ってくれる人に助言をもらうしかないんとちゃうかな?手前味噌やけども、就職エージェントに来てくれたら解決するんとちゃう?

posted by 橋本 at 11:48| 東京 晴れ| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月19日

就活の実態

あるネットの記事を見てみると、今就活中の学生の実態や傾向が出ていました。いくつか挙げてみると。。。

 ・説明会へ予約殺到
 ・就活生の約9割が「満席で参加できなかった」経験がある
 ・WEBでの説明会予約は、オープンから満席までは15分未満
 ・「満席のため説明会に参加できなかったことがある」学生が80%超

といったものが出ていました。

不況で企業が採用を打ち切ったり、採用人数を下げるということが、ここまで影響を与えているのですね。


また、ある人には「説明会予約がなかなかできない(すぐに満席になる)ので、家でお母さんが息子・娘に代わってWEBエントリーをしているようだ」とも聞きました。


就活も昔と今では相当様変わりしています。

一切相談せず、全てを決めてしまってから両親に報告した橋本からすると、後半の事例は想像もできないのですが、不況で内定がもらい難いというのは当時も囁かれていたので知っていました。
ただ、自分の時と違うのは、「不況の影響で採用の門戸が狭い実感が持てる」という点です。当時はWebエントリーなどはなかったし、こういった情報をサイトなどで知ることもできなかったのです。

知っていれば憂鬱になるし、知らなくても恐い。
どちらが良いのかわかりませんね。


posted by 橋本 at 07:32| 東京 曇り| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月18日

話さない接客

最近、まともに話すことができない人が接客しているのをよく見かけます。

ある店で商品を購入しようとレジまで持って行きました。
対応した店員(恐らく学生のアルバイト)は商品のバーコードを読み取り、黙ったまま手提げ袋にそれを入れてくれました。

・・・で、そのまま放置。

普通、「○○○円です」と支払うべき金額を客にしっかりと声で伝えるはずやのに、それがなかったのです。

支払い額を言わないので、橋本は「まだ作業が終わっていないのかな?」と思ってしまったのです。

暫し沈黙があり、こちらの方が耐えきれず「ナンボですか?」と聞くと、初めて声に出して金額を言ってくれました。

今月だけで2回もこういうレジ担当に遭遇したのです。
これまで生きてきた中で、橋本は「話せない店員」に遭遇したことはありませんでした。「接客業やろ?」とその場で確認したくなるような接遇です。

ついにここまで酷くなったのかぁと、これからの日本の先行きを心配してしまいました。こんなんが増殖していったら企業は採用したいと思える学生と出会える機会が減るでしょう。
当然内定などでないので就職できる若者は減り、反対に卒業後に働けない学生が増えるのでしょう。

橋本が若手の時も「若いもんはダメだ」とか「礼儀がなっとらん」などと言われましたが、それとは次元が違いますな。何でも携帯メールやインターネットを介してやりとりしてしまうことで、直接対話するという機会が少ない世代の特徴なのでしょうか。全体の中での傾向、統計を見ると確実に差を感じます。


posted by 橋本 at 12:51| 東京 晴れ| Comment(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月17日

早期に内定をもらえるような学生は

毎年この時期になると、入社式を間近に控えた学生たちから色んな便りが届きます。


昨年就活のサポートをして、来月からある企業に入社する学生からのメールを1通紹介します。
彼は橋本との二人三脚も上手くいき、就活も早々に内定をもらい切り上げた学生です。もちろん橋本から紹介した企業で決めたという男です。

そんな彼がメールを送ってきてくれました。
現在就活中の3年生に読んでもらいたいですね。
読んでもらえるとわかると思いますが、こういう高い視点で物事を考えられ、実際に行動し、自己成長ができる人(できるだろうとイメージできる人物)が企業から内定をもらい就職していくのでしょう。

是非参考にしてみて下さい。



色々なことを経験した就職活動から早いもので一年経過し、時間の流れの速さを身に染みて感じている今日この頃であります。
卒業も無事確定いたしまして、4月からの新しい生活に期待を膨らませているところです。

実は私は1月に卒業論文を提出しました後、一ヶ月以上に渡りインド・ネパールへ放浪の旅に出ておりまして、つい一昨日に帰国したところです。旅の熱からまだ覚め切れていない状態ではありますが笑。

なぜインドに行くことにしたかと申し上げますと主な理由は二つあります。
一つ目が宗教や歴史が入り混じったインドの大地に対する漠然とした憧れ、二つ目の理由が経済発展目覚しいインドの現状をこの目で確かめておきたかったからです。

特に私の進路先でありますT社は現在インドでの業務に力を入れておりまして、インドへの旅の経験が、将来仕事で必ずや活かされるのではないかと考えたからです。

しかし「経済発展」以上に私が衝撃を受けたことは、インドの「貧困」であり「格差社会」でありました。
まだ小学生にも満たない年齢の少年少女たちが清純な瞳でお金をねだってくる現実。とても心が痛みました。
日本のマスコミのインドに対する肯定的な報道ばかり目にしていた私にとって、初めて触れるありのままのインドの社会に深いカルチャーショックを受ける連続でありました。
自分の無知を恥、何もしてやれない自分が情けなくすら感じました。

現在、T社がインドで行っている事業は富裕層を対象としたビジネスが大半です。しかしこの旅を通して、より広い領域のインフラを整えることで、貧困に苦しんでいる人への援助もできるのではないだろうか、自分はそんな仕事に携わりたいと強く感じました。

なにはともあれ入社後の数年間はひたむきに仕事を学んで、自分を磨いていきたいと考えております。

長文のメールになってしまい、また、まとまりのない内容になってしまい申し訳ございません。
私は4月以降もおそらく東京勤務となると思いますので、橋本さんの元へ直接お話に伺えたらと思っております。

今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。



posted by 橋本 at 12:49| 東京 晴れ| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする