第17話 新しい仲間
「そんで? お前は?」
「何故名乗らなければならない?」
「はあ? お前何言っちゃってんの?」
本当に予想の斜め上に行く零二なので、いちいち対処に困る。
「冗談だ」
「冗談かよ! もうウザいわそれ!」
「オレはレイジ・ヨシノだ。冒険者で……読書家だ」
「ちょっと待て!お前、ブラッドじゃあ、無いのか?」
「偽名に決まっているだろうが、馬鹿か?」
「何だと!はぁ~、もう良いわ。レイジな」と諦めた様だ。
「ふふふ」
「お、やっぱミュアが笑った顔は可愛いなぁ」
言われてミュアが照れたように頬を染める。アノールドの顔も気持ちが悪いくらいに蕩けている。
「…………変態幼女趣味?」
「オイコラ待てオイ! 今聞き捨てならねえ言葉を発しやがったな?」
「うぅ……わたし幼女じゃ……ないもん」
二人が怒りのベクトルを向けてくる。
「そうだそうだ! こう見えてもルナは十二歳だ! 子供も生めるぜ!」
親指を立てて自慢するように言っているが、いいのか、隣の幼女が物凄い視線で睨んでいるが。
「そ、そんな恥ずかしいこと言っちゃメッ!」
頬を膨らませて怒気混じりに話す彼女を見て零二は思うことがあった。
「さっきまでとは雰囲気が違うな」
てっきりワンパクとは程遠い、物静かで怒ることなどしない子供だと思っていた。
「あ? ルナのことか? そりゃそうだろ、目つきが悪い、態度が悪い、凶悪そうな野郎が現れれば、可愛いルナじゃなくても尻込みするってもんだぜ」
「よし、どうやら刀の錆になりたいらしいな?」
俺は目をキラーンと光らせて殺気を放つ。
「けっ! やれるもんならやってみやがれ! 俺はルナを守るためならたとえウンコでも食ってやるぜ?」
「…………それは人間として終わってるだろう」
ミュアも複雑そうな表情をして困っている。
「はん! それくらい大事ってこった!ところでヒイロ、聞きてえことがあんだが」
「俺の能力については一切何も話さないぞ」
「うぐ……」
やはりそのことだったかと納得する。
「けどよぉ、お前の魔術は見た事が無いんだから、それに、その剣いい物だな」
「剣じゃない。刀だ」
「刀? そういやよく見てなかったが、そりゃ刀か? なかなかの業物っぽいな」
「まぁな、俺のは長年使っていた、相棒だからな」
「ふ~ん、それでさっきの」
「魔術については教えんぞ?」
「何でだよぉ! いいじゃねえか! こうして肉も食わせてやったろ!」
「それの対価は戦闘参加だろ? もう終わった話だ」
「うぐぐ……」
箸にも棒にも引っ掛からないとはまさにこのことである。
「というかだ、よくそんなに他人のことが気になるな?」
「あ? まあ、曲がりなりにもこうして一緒に食事した仲だしな。それに悪い奴でもねえみてえだし」
「そんなことどうして分かる。オレは一応人間だ。そこの『獣人族』のチビを襲うかもしれないぞ?」
「っ!?」
瞬間ルナは顔を青ざめて、レオンは剣に手を掛ける。その顔には敵意が孕んでいる。だがその様子を零二は平然と見つめていた。
「な、何のことだ?」
「その反応だけで十分だ」
レオンの反応が、零二の言ったことが正解だと教えている。
「く…………何で分かった?」
「……ん」
指をある場所へと向ける。そこにはミュアのお尻があった。
「き、貴様ぁ! ミュアをいかがわしい目で見てたのかゴルァッ!」
盛大な勘違いをしているようなので、仕方無く教えることにした。
「よく見てみろ、さっきからウネウネと動いてるぞ…………尻尾が」
「へ?」
今度はルナが驚く番だった。慌てて自分のお尻を確認する。そしてハッと息を飲む。
「お、おいルナ……」
レオンも固まっている。
「ご、ごめんなさい!」
どうやら肉のあまりの美味さについつい、服の中に隠していた尻尾を出してしまったようだ。
「尻尾は『獣人族』の象徴の一つだろ? それにその頭に被ってるやつ、それはもう一つの象徴である獣耳を隠すためだろ?」
零二の言葉を聞いて、二人は沈黙する。レオンは難しい顔で口を開く。
「……確かにこの娘は『獣人族』だ。けど、ルナは……俺たちは何も悪いことなんかしてねえ! だから誰にも言わないでくれ!」
真剣な表情を向けてくる。と同時にレオンはすぐさま剣を抜けるように身構えている……が、それも無駄になる。
「言う? 何で俺が? お前が人間だろうが獣人だろうが、俺には何の関係も無い」
(龍達は知らんが)と心の中で言ったが。
「……は?」
二人はポカンとなる。
「大体種族の違いだけで、そこに生きてるのは変わらんだろ?」
「お、お前……」
「正直言ってそんなことに興味が無い。言い触らして何が楽しいんだ?」
こちらも真剣に眉を寄せて聞く。するとそれを見たレオンは大笑いをする。
「カーカッカッカッカ! お前面白え奴だなレイジよ!」
「オレを見て笑うな、不愉快だ、それと殴りたくなる」
「いやいや、そうかそうか。そうだよな、お前みたいな奴も中にはいるん……だよなぁ」
そう言うとレオンは尻を向けてくる。
「……何の真似だ?」
急に顔の前に尻を向けてきたので頬を引き攣らせる。一度殴るか本気で考える。
「ま、見てろって」
するとズボンの上からニョロッと尻尾が出てきた。零二は少し目を見開く。
「……お前もそうだったのか」
「おう、俺は、俺たちは『獣人族』だ!」
話を聞いてみれば、彼らはこの先の国境を越え、『獣人族』の大陸へと帰るところらしい。だがここは『人間族』の大陸なので、今の世界情勢の中、自分たちの正体を知られると、間違いなく災いを呼び込んでしまう。
『魔族』相手よりは理解があるので、即座に殺されたりとかはないが、それでも皆の目を引きつけてしまうのは否めない。
それに過激派だって中にはいる。そんな連中を嫌というほどレオンは見てきた。
だからこそ正体を隠し、人間を装っているのだ。
だからこそ正体を隠し、人間を装っているのだ。
日色はそこでアノールドが獣人だとしたら、あるものが無いと思い、彼の頭をチラリと見る。
その視線に気づいたレオンは短く笑い口を開く。
「どうして獣耳が無い……か?」
そう、彼は被り物はしていない。それなのに獣耳が見当たらない。
「知りたいか?」
「別に」
「そうか、そんなに知りたいなら教えてやる」
「いや、聞いてないが?」
「まあまあ、いいだろ? それに……お前にも全く関係ねえ話でもねえしさ」
その言葉を受け、何も返答を返さないうちにアノールドは話す。
「これはだな……奪われたんだよ」
「奪われた?」
つい聞き返してしまった。
「ああ、俺は元奴隷だからな」
奴隷制度。それは主に人間が獣人を虐げるために作られた制度である。幼い獣人を誘拐し、『魔錠紋』という紋章を体に刻む。
それは逃亡、反逆防止の証であり、もし企て実行した者は、体の魔力に反応させて激痛を与えるものである。
遥か昔、獣人がまだ国を持たず力も地位も権力も無かった時代に、人間の家畜奴隷として、多くの獣人が人間に奴隷化させられたのである。
今は強制奴隷制度自体が無くなっているのだが、社会ではいまだに息づいていて、奴隷市場なども開かれているという。
レオンもその被害者であり、奴隷として買われた先で、人間に耳を引き千切られたという。その時、たまたま虫の居所が悪かったというだけで、彼は獣人の誇りである耳を永遠に奪われたのである。
「そういうことか」
にも関係あると言ったが、それは彼が人間だから。レオンのみならず、獣人を虐げてきた『人間族』だからというわけだ。
「俺は何とかして『魔錠紋』を消して、逃げ出したってわけだ」
「それは簡単に消せるものなのか?」
「いや、主以外は消せないはずだ。けど主が死ねば自動的に消える」
「それじゃお前」
「ああ、俺自らは手を出せなかったが、俺の、いや俺たち奴隷の処遇を知った奴がいてな。そいつがやってくれた」
主が死んだことで、晴れてレオンは自由の身となったのだ。その話を聞いているルナもシュンとなって悲しそうな表情をしている。
「まあ、それで晴れてフリーダムになった俺は、世界を旅してなりたかった料理人になったってわけだ! どうだぁ! 輝いてるだろ!」
「輝いてるかどうか知らんが、そうか、それはなかなかにハードな人生を送ってるな。普通なら人間を見て恐怖してもおかしくないはずだが?」
こうやって日色と話していること自体が不思議だ。
「そんなもん、もう通り過ぎちまったよ。それに、俺を助けてくれたのも『人間族』だったしな」
「オレだったら、間違いなく復讐するだろうな。あの手この手でな……」
「こ、怖えなお前……フフン、それでもまあ、俺は今が幸せだからそれでいいんだけどよぉ」
レオンの頭を撫でながら言う。彼女も気持ち良さそうに目を細めている。
「そういやヒイロ、お前は何でこんなとこに? 何かの盗賊団の討伐の依頼か?」
「答えるぎ」
「義務は無いとかは止めろよ。せめてそれくらい教えてくれたっていいだろ?」
別に話しても実害は無いと思うが、話す理由もこれまたない。ただのレオンの好奇心だろうし。レオンだけではなく、ルナも聞きたいのかジッと見つめてくる。
「…………はぁ、俺の、俺達の目的は……」
二人が零二の口元に注目する。そしてゆっくりと唇が動いていく。そして……
「国境越えだ」
「……え? そ、それって……?」
「ああ、お前らと同じだな」
「何でだよ! 何で人間のお前が獣人の大陸なんかに来るんだよ!達て誰の事だ?」
「あ? そんなもん行ってみたいからに決まってるだろうが」
「……はい?」
「俺はこの世界の情勢など知らん。俺は、俺達は俺達のやりたいようにやる。邪魔する奴らは殺してでも押し通るぞ」
「…………ぷっ」
またもレオンは大笑いを浮かべる。
「何がおかしい変態」
「その肩書き定着させるつもりかコラァッ!」
「大体、お前が今やっていることを、オレがやるだけだろ?」
レオンは突如真剣な表情をして言う。
「危険なんてもんじゃねえぞ? 特に今の『獣人族』はあらゆる意味で好戦的になっている。人間なんか見かけたらただじゃすまねえぞ?」
「上等だ、返り討ちにしてやろう」
「……本気なんだな?」
「当然だ。避ける理由が無い」
「獣人は強えぜ?」
「だがオレの方が強い」
このステータスもあるし、何とかなると信じているのだ。
「ほう、言うじゃねえか。増々お前のこと知りたくなったぜ」
「止めろ、寒気がしてくる。あいにく男色の気は無い」
「俺もねえよチクショウが!」
まともな会話を成立させるつもりがねえのかと続けて怒鳴ると、そうかもしれんなと淡々と返され、そのやり取りを見たルナがまた小さく笑いを溢す。
「とにかく、ここで会ったのも何かの縁だ。行き先は同じなんだし、一緒に行くか?」
「ふざけるな。なに上から言ってる? 俺は1人で……」
そう言って少し思案顔を作る。急に黙ったのでアノールドが聞いてくる。
「ど、どうしたんだよ?」
「ついて来て下さいの間違いだろ?」
「ぐっ……このガキは……ホントまったくよぉ」
歯ぎしりしながら睨みつけるが、すぐさま溜め息に変わる。
「は~、お前には口では勝てそうにねえわ。ま、そんじゃ一緒に行くとするか」
「勝手にしろ。俺はこの近くの町に行くがいくぞ」
「何でだよ!」とレオンは聞いてきた。
「俺の仲間が居るからに決っているからだ」と俺は答えた。
「何で?お前、1人で行くんじゃあねえの?」と聞いてきたが俺は無視して町まで歩いて行った。
「お、おい、待てよ。あ、それとだ」
突然アノールドが目を細めて睨みつけてくる。
「何だ?」
「一つ忠告しておくぞ」
「だから何だ?」
「…………ルナには手を出すなよ」
「オレはノーマルだ変態め」
「ふっざけんな! 俺こそドノーマルじゃボケェ!」
「ん? それは初耳だな。オレは幼女に興味は無いが、お前は幼女にしか興味が無いんじゃなかったのか?」
「よしよしよ~し、表に出ろやこの腐れガキポンタンがぁっ!」
「ここはもうすでに表だロリコン」
「その名で呼ぶなぁぁぁぁっ!」
二人の変わらずのやり取りを見て、やれやれと肩を竦めるミュア。しかし誰にも聞こえないような呟き声で
「わたしは幼女じゃないもん」
と言ったのを聞いた者はいなかった。
その後、30分が経ってやっと、町に着いた。
+注意+
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