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異世界を楽しもう 作者:ナウ

放浪者達の道のり編

第16話 盗賊団、壊滅

こんにちは、今回は盗賊団を殲滅させる話と思います。

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その後、俺は盗賊団の幹部を幻術を解いた。

「は!?これは、団長!大丈夫ですか!?」と幹部は団長を探した。

「残念だが、お前達の団長は今は寝てる」と俺が答えた。

「お前達、タダじゃすまないぞ!俺はスキル持ちだ。こんな縄なんて燃やしてやる」と強気に幹部は言った。

「そんな事はどうでもいい。もうめんどくさい」と言って俺は精神干渉の魔術を使ってアジトを吐かせた。

「ここから、2キロ北に離れた洞窟にある」と幹部が言ったので俺は精神干渉のスキルを解いた。(後遺症は無い)

「分かった、お前達はこれから次の町に連れて行く。幹部のお前は魔術封じさせて貰う」と言って両手に対盗賊用の腕輪とつけた。

「龍、俺はこれからこいつらのアジトに行って来るわ。ここからなら次の町までは近いと思うから」と言った。

「分かった、零二は駄目って言っても行く積もりだろ?」と龍は言った。

「まぁな、この縄は全部のこいつらじゃあ、切れないし魔術も無意味だよ。それと、俺達の名前は伏せとけよ。せめて、ゲームのキャラクター名にしとけよ。それじゃあき行って来ます」と言って俺は龍達と別行動をした。

      =====龍達の視点=====

零二の姿が見え無くなった頃。

「零二は何時も一人で抱えて僕達に少しはその背負っている物を少しは背負わせてくれないのかな?」と今言ったのが龍だ。

「そうだな、零二は何でも背負い過ぎだ」と雄二が龍に同意した。

「そうですね、私達にも頼って欲しいものですね」と咲も同意した。

「そんな事より、こいつらを町まで連れて行こうよ」と式が言ったので僕達はこの人達を連れて、町に入った。

(零二君、私達は待ってますよ、貴方が私達を頼ってくれるまで)と咲が考えていた。

視点は戻って零二に変わります。

盗賊の幹部からアジトを聞いた俺は龍達とは別行動していた所だ。

(誰かいる。誰だ?まさか、盗賊団の仲間か?)と考えた。

「ガサガサ、ん、誰だ!」俺はワザと音を出して、その人の目の前に立った。

「お前も盗賊の仲間か!」と言ってこの人は俺に持っていた剣で俺に切り掛かって来た。

「俺は違う!盗賊じゃあ無い。だから止めろ!」と比較的に大きな声で言った。

「お前がルナを連れて行ったんだろう!!」とおっさんが切り掛かった。

(危ない!。なるほど、このおっさんは娘を連れて行かれたがため、俺が盗賊の仲間だと、思ったんだな)とギリギリで攻撃をかわした。

「俺じゃあ無い。「お前も仲間だ!返しやがれ~~~!」こりゃ駄目だ。おっさん、すまん」と言って俺はこのおっさんに体術を使って意識を刈り取った。

それから、暫くして、おっさんは目を覚ました。

「やっと、起きたか。おっさん、大丈夫か?」と俺が言ったら、おっさんはまた襲い掛かろうとしたが武器は俺が持っていた。

「お前は!、お前がル「うっさい!俺の話を聞きやがれ!」うが!」と俺がおっさんを殴って止めた。

「俺は、おっさんと同じ目的でここに来た。俺はブラッドだ。お前は誰なんだ?」と話した。

「な!盗賊じゃあ無い!嘘ならもっとマシな嘘をつきやがれ」と疑った声で言った。

「まあ、そうだが、どれなら証拠になる、もちろん俺が盗賊じゃあ無い証拠だ」と俺が答えた。

「証拠なら、お前もギルドカードを持っているだろう。それを出して欲しい、それで盗賊かどうかが分かる」と言ってきたので俺はギルドカードを出しておっさんに見せた。

「………、す、すまん!お前が盗賊の仲間かと思った。本当にすまん、だが、取引をしていた奴か」と俺のギルドカードを見て謝り、疑った。

「うぜ~~、まあ良いが、おっさんはどうして?ここに来たんだ?」と俺が聞いてみるとおっさんは警戒しながらも答えた。

「俺の娘がここの盗賊に連れ攫われた。だから、俺はルナを助けるためにここに来た。後、俺はおっさんっじゃ無くてレオン・エクリードて言うんだよ。それと俺はまだ32だ!」とおっさんは言った。

「そうか、それなら、まあ、別に如何でも良いか」と言って俺はアジトに向った。

「て、ちょっと待てい~~~!「うるさい!」お前は盗賊のアジトを知っているのか?知っているんなら!教えてくれ!」と俺の言葉を無視して頼んできた。

「知るか。何で俺の情報をただでやらないといけないんだ馬鹿らしい」

「ぬぁんだとぉ!」

と目を血走らせながら言ってきた。正直に言えば鬱陶しいことこの上ない。

そこで、お腹がなった。

(如何する?俺じゃあ、アジトまで行けないかも知れない。だけどルナを見捨てる事は出来ない)と考えていたとこで、こいつの腹がなった。

「よ~しよし、よ~く聞けよこのすっとこどっこい!俺達が昼の為に釣った魚がある。だから手を貸せ! こ、これは取引だ!食べたかったら言うことを聞け!」

「断る」

「なぁっ!?」

「唯の魚なら、俺の仲間が作った料理の方が美味い」

「く、わ、分かった、ああもう! こうなったら最後の手段だ! お、お前に『ダイアー・ウルフ
の肉』を少し分けてやるから手を貸せぇぇっ!」

「…………何だそれ?」


「知らねえのかよぉぉっ! 高級肉の一種だぞ! 焼けば舌で(とろ)けてやみつきになるんだぞぉ!」

「…………ほう」

「やみつき……ねぇ」

その名を聞くと、【王都・フレア】へ居た時の昼で食べた『やみつき海鮮麺』のことを思い出す。あれは美味かった。とんでもなく美味かった。もう一度食べたいと心から思っている。

だからこそ、アノールドが言ったやみつきという言葉に反応した。食べることが好きな俺としては、美味い物が食べられるのなら願ったりだと考えた。

「おい、その話は本当だろうな?」

「ああ? 当り前だろうが! けど勘違いすんなよ! 全部じゃねえぞ全部じゃ!ああ、クソが! いいか小僧! とんでもなく美味えのは保障してやる! けど分けてやるだけだからなぁ!」

「なら良いか。分かった、お前に情報を渡して俺も手を貸す。これがっ条件か、いいだろう」

「ささと行くぞ、おっさん」と言って俺達は盗賊団のアジトまで来た。

俺達は今、盗賊達が居ると思われる洞窟の前まで居た。

「ここから先がアジトだそうだ。じゃあ、行くぞ」と言って俺は洞窟に入って行った。

「分かった、ちょ、ちょっと待てよ」と言っていたけど無視した。

「ビンゴだ。(【分析Ⅹ】)なるほどな。こっちだ、音を立てない様にしろよ」と言ってコッソリと行こうとしたが。

「カァ~~ン」と大きな音が後ろから出てきた。

「馬鹿やろう!ヤバイ!この音を聞きつけて敵がやって来る、構えろ!」と俺は状況を判断して後ろのレオンに指示を出した。

「す、すまん「良いから、構えろ!」わ、分かった」とここで盗賊団が出てきた。

「お前達は一体何者だ?」と一人がお約束を言った。

「うるせえよ。おっさん、次はプランBだ。アジトを殲滅してから助けに向うぞ」と俺が言った。

「はぁ~~~あ!?馬鹿か、「うるさい、お前の大切なものが取り戻せなくても良いのか?」う、わ、分かった」と言って戦闘を始めた。

[お前らやるぞ!」と言ったて前に居た2人の盗賊が俺に攻撃してきた。

俺は闇魔術を使って、2人の視覚を奪って切り伏せた。

それから約30分後。盗賊達は全滅した。俺達、2人で全滅させたと言った方が良いだろう。

「おっさん、中々やるな」と言いながら俺達は分かれ道まで来ていた・

「お前こそ、で、これはどっちなんだ?」と尋ねてきた。

「知るか、それじゃあ、コインで決めるか、表なら右、裏なら左だ。それで良いだろ」と俺は一枚のコインを取り出した。

「分かった、どっちらかに連れ去られた者が居たら保護するで良いな。じゃあ、俺は表だ」と言ってきたので俺は。

「知らん。そんなのはそいつらで勝手に出て行けば良い」と言ってコインを投げた。

「そういう言い方はな「表だ、おっさんが右だな」いだろう」と言い終える前に俺は左の道に入って行った。

(まあ、どっちにも捕まった者は居るけど)と考えていた、俺でした。

左の道を歩いている途中、俺はある事を考えていた。

(ダイアー・ウルフはそんなに美味しかったか?俺の記憶なら特に美味しいという所はそんなに無かった筈だが、この世界には俺達の知らない何かがあると考えておいた方が良いと思うな)と考えていたら連れ出された人達が居ると思われる牢屋に着いた。

着いた時に牢屋から声が聞えた。

「貴方は誰ですか?」と小さい声で聞いてきた。

「誰でも良いだろう。俺はここに用事があった者だ」と俺は言った。

「火、ここにいる人はこの人数だけか?まあ、如何でも良いか。【土術】」と言いながら俺は土魔術で鍵を造り牢屋を開けた。

「はい、ここに居たのは私一人です。貴方は誰ですか?」と聞いて来たので俺は「相手に名を聞くなら先ずは自分から名乗れ」と言い返した。

「そうですね、私はルナ・カーミルて言います。それで貴方の名前は何ですか?」

「ブラッドだ」と思いっきり簡単に言った。

「そんな事より、いい加減にそこから出て来い。入り口まで戻るぞ」と俺が言った。

「私の牢屋の鍵が無ければ開かないはずです。そこから早く出て来いと言われましてもどう出れば良いのですか?」と俺に聞いてきた。

「はぁ~、そんなもん、入り口から出れば良いだろうが、馬鹿か」と俺が呆れながら答えた。

「え、開いてる?ギィ~~、ホントだ!何で開いてるの!?」と聞こうとしたが。俺はすぐに出口まで歩いて行った。

「そんな事はどうでも良い。で、お前はここを出たいのか出たくないのか。どっちなんだ?」と俺は聞いた。

「出たいです「ならさっさと出て来い」は、はい」と言って俺達はおっさんと合流するために来た道を戻った。

「ルナァァァァァッ!大丈夫か!何所か怪我は無かったか?」などと言っていたレオンが居た。

「そんな事より、いい加減に外に出ようぜ、それとおっさんは、約束を守れよ」と俺はマイペースに言った。

「…………何のことだ?」

「ほう……」

シャキンと刀を少しだけ鞘から抜く。

「じょ、冗談だ冗談! だからそれをしまえ!」

慌てて叫ぶ。零二は不機嫌そうに息を吐く。

「いいからさっさとそのやみつき肉とやらを食わせろ。腹が減って仕方が無い」と俺らは外に出てアジトから十分に距離をとってから俺は言いだした。

「…………はぁ、ごめんなルナ。まさかこんなとこでアレを食べるハメになろうとは……」

トホホといった感じで肩を落とすが、ミュアは小さく首を振っている。

「う、ううん。助けてもらったんだもん。そ、それにご飯はみんなで食べた方が美味しいよ?」

「うおぉぉぉぉ! 何て良い子だルナはぁ!」

感動したと叫びながらルナを抱きしめる。普通ならその光景を微笑ましく見るのだろうが、零二は腹を押さえながら言う。

「どうでもいいが早くしてくれ。腹が減った」

この態度である。ピキッと青筋を立てたレオンだが、零二に何を言っても無駄だと悟ったのか、溜め息を吐きながら二人を誘導する。

「こっちに来いよ。用意すっから」

二人はアノールドの後をついて行く。少しした所に焚き火があった。

「え~っと、確かこの辺に……お、あった」

岩陰に手をやりごそごそと何やらかなり大きな袋を出す。そしてその袋を開け、中からまた袋を取り出す。その中には重量感のありそうな何かが入っていた。

「それがそうか?」と俺が聞くと。

「ああ、この中に……コレだ」

そうして取り出したのは、煮崩れしないように糸で縛ってある肉だった。

「これが《ダイアー・ウルフの肉》だ。しかも一番美味いとされている(もも)の部位だ!」

どうだと言わんばかりに目の前に突き付けてくる。

「どうでもいいから早く食わせてくれ」

「ホント偉そうなガキだなてめえな。できるまでこの果実でも食ってろ。けど俺の分は残せよ」

「……善処しよう」

「いやいや、残してよねっ!」

アノールドが袋から取り出した、拳くらいの大きさの赤い実を、六つのうち二つを両手に持ち口にする。

これは《ゴリンの実》と言って零二も幾つか食べたことがある実だった。

「おかわり」

「早ぇよ! 肉も用意すっからちょっと待ってろ」

そう言うと、焚き火の中から大きな石を取り出す。真っ赤になった石は、見た目通りとてつもなく熱を宿していることが判断できる。

(魔石がこれは、火の魔術が入っているな。それと何でこんなに魔術式が雑なんだ?こんなの普通は使わないぞ)とそれを見て俺は思った。

その上に肉を置く。するとジュゥゥゥゥゥッと美味そうな音が響く。しかも段々と色鮮やかに変色していき、肉汁と香ばしい匂いをこれでもかというくらい放出している。

三人が三人ともゴクリと喉を鳴らすのは仕方が無いと言えよう。幼いルナも、肉に釘付けである。

「おい、もういいんじゃないか?」

我慢できず日色は尋ねるが、レオンは首を振る。

「いやまだだ。この肉が最高に上手くなるのは、ある現象を起こした時だ」

「現象だと?」

すると肉から染み出ていた汁が、一旦止まる。するとそこで縛ってあった糸を切る。何と肉が徐々に膨れ上がっていくではないか。

「お、おいこれは!?」

「これが肉膨張(にくぼうちょう)だ! 《ダイアー・ウルフの肉》だけが、こうして肉から余分な脂が出たら、膨らんできやがる。大体三倍くらいはデカくなる」

三倍は凄いと思った。元々の大きさでさえバレーボールの球くらいあるのだ。それが三倍なので、かなり大きい。

(これは、ゲームの世界だとこんな事は無かったのにまあ、変わった事もあるか)などと俺はまた考えた。

そして膨張がピークに達した時、プルンプルンと、まるで肉らしくない様相を呈してきた。これは本当に肉なのかと思ってしまったが、匂いは間違いなくそうだと教える。気づけば涎が止まらなくなっている。

「よしルナ、容器を出してくれぃ!」

レオンのテンションもマックスのようだ。ルナも嬉しそうに頷きながら袋から三つの容器を取り出す。

レオンは腰に携帯していたナイフを素早く横一文字に入れていく。驚くべきことに、見事に抵抗なくプリンを切るような感じでナイフが進んでいく。三等分にカットすると、それぞれの容器に入れる。

「よ、よし! あ、まだ食うなよ小僧!」

零二は堪らず食べようとしたが、レオンが止めてくる。

「何だ? これ以上は拷問だぞ」

腹の虫がさっきから警報を鳴らしているのだ。これ以上放置しておくと、何かが生まれてきそうだ。

「バカ言え、コレをかけて初めて完成なんだよ!」

そう言って袋から取り出したのは、細長い容器に入ったソースのようなものだった。

「それは?」

「《オルチーの実》で作った特製ソースだ!」

「よく分からんが、それをかけるともっと美味くなるんだな?」

「ああ、やみつきどころか、昇天しちまってもしんねえぜ?」

「ふっ、面白い。その提案に乗ってやろう!」

ソースはケチャップのような色をしてはいるが、ドロドロしているものではなく、どちらかというとサラサラしている。匂いからは微かに果実の甘い香りが漂ってくる。

「よし! これでホントに完成だ!」

「うんうん!」

「ふむ」

それぞれが反応する。

「「「いただきます」」」

零二は貸してもらったフォークをナイフ代わりにして肉に入れてみるが、いとも簡単に寸断する。柔らかさ抜群だ。適当な大きさに切って口へと運ぶ。

「あむ…………っ!?」

脳天に衝撃が走る。

(な、無くなったっ!?)

そう、口の中に入れたのにもう溶けて無くなったのだ。だが決して物足りなくは無い。無くなりはしたが、舌の上では旨味が強烈に刺激を与えてくる。

(こ、これは……っ!)

次の肉を口に運ぶ。そしてまた運ぶ。

(止まらないっ!)

もう強制的に体が動いているように感じる。肉を食べることを全身が求めている。とても柔らかくジューシーで、一口で肉を何口も口にしたような重量感がある。しかし重くは無い。まだまだイケる。これを加速させているのは……


(このソースだな)

その甘く、少し酸味が効いたソースが、肉にサッパリ感を与え、更に食欲を刺激していくる。本当に幾らでも食べ続けられる。他の二人も、目の色を変えたようにがっついている。

そしてかなりの大きさだった肉は、あっという間に無くなった。

三人は恍惚の表情を浮かべている。これほどの衝撃を与えてくれるとは思っていなかった。

「……ふぅ、どうだった小僧? この肉は?」

目を閉じて余韻(よいん)に浸っていた零二は微かに目を開け、生温かい息を小さく吐く。

「よくやったぞ、下僕(げぼく)ども」

「そうだろうそうだろう。何てたってこの肉はって誰が下僕じゃ誰が!」

「だから冗談だ。それとあまり騒ぐなよ。食後の気分が台無しになるだろうが」

「させてんのはてめえだろが!」

「あわわわわわ!」

二人のやり取りを見ながらルナが戸惑ってしまう。

「それじゃあ、もう一度、お前の名前を名乗れ」ともう一度、名前を俺の聞いてきた。

「やだよ、名乗るなら先にそっちが名乗れよ」と俺が言い返した。

「だからホントに偉そうだなてめえはよ! ったく、俺はレオン・エルクリード。冒険者で料理人だ!」

「料理人? なるほどな、だからさっきの調理法を知ってたのか」

「まあな。世界各地を回って得た調理の知識だ。光栄だと思えよ?」

「そっちのチビは?」

「いや聞けよ人の話を!」

突っ込みを入れたところで、溜め息交じりにアノールドが続ける。

「その娘はルナ・カーミル。旅先で拾った」

「そうか、この世界では子供が落ちてるのか」

「落ちてるかよ! 何だその宝箱感覚は!」

「違うのか?」

「ちっげえよ! この娘は、ある村でちょっとな」

 それ以上は語れないという様子だ。ミュアも何故か悲しそうに目を伏せている。


(ワケありってことか。ま、興味は無いからいいが)


 ドライな主人公である。
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美味そうですよね。書いてて涎が出ました。
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