つづき:日本の「個人情報」と「著作権侵害報告」とTwitterヘルプセンター
の続き:
twitterで「著作権侵害について報告」すると申し立てをした人の個人情報がパックった側に報告される。これはDMCAに基づくため。確かに嫌がらせの通報に対しての対抗出来るようにするには仕方がないとも言えるが… / “『 Twitt…” http://t.co/UoumJP1Ton
— Kiyoshi SATOH (@stealthinu) 2014, 10月 15┗ 「発信者に対して著作権侵害の主張があった事とコンテンツを即座に削除・遮断した旨を通知し、それに対して発信者からの異議申し立てが有れば著作権者に異議申し立てのあった事を連絡し、反論が無ければコンテンツを復活させる。」
最低限こうしとかないと、逆の立場からすると反論の余地なく一方的に消されたになるしな / “『 Twitterヘルプセンターの「著作権侵害について報告する」はこわい 』” http://t.co/MEa9ifLRtf
— フシハラ (@Fushihara) 2014, 10月 15その手続き上、著作権者の住所氏名メールアドレスに電話番号まで、侵害した相手に伝えられてしまうのだということを、把握している日本人はそんなにいないと思われ。
米DMCA法(デジタルミレニアム著作権法)によるトラブル。日本法人が仕事しないのでかなりめんどくさいことになる模様 "『 Twitterヘルプセンターの「著作権侵害について報告する」はこわい 』 " http://t.co/CD8q3MfYUU
— ラフト(laft)@灰の国在住 (@pcds90net) 2014, 10月 15うーん、それが当たり前って言われると仕方ないんだけど、怖いね/Twitterヘルプセンターの「著作権侵害について報告する」はこわい http://t.co/ppeny21QH8
— 夜儚ゆめ@26日誕生日 (@y_yume_y) 2014, 10月 15アメリカの規範が全然日本には浸透してないよ、というその実例になっちゃうのかな。
今後のTPPにおける著作権法の問題ってどうなるのさ…
● グーグル の場合
これ、Googleへパクリサイトを削除申請するときも同じです。申請時に書いたこちらの個人情報と申し立て内容が相手に通知され、削除後も公開されるらしいです。|Twitterヘルプセンターの「著作権侵害について報告する」はこわい http://t.co/RPxENY5EYh
— *you(はむすたー) (@ateitexe) 2014, 10月 15アメリカでは常識でも、日本では非常識だと受け取られる展開になるわけかな。
● Youtube の場合
つべも通報すると本名開示されまする。「とりあえず保留にするから、その判断自体が間違いなら改めて殴り合って」って方針だよね。…お疲れ様です。 / “『 Twitterヘルプセンターの「著作権侵害について報告する」はこわい 』” http://t.co/AY46U5k9M6
— おち (@02320_ochi) 2014, 10月 15@02320_ochi .。o O( つべの場合は、申告フォームやヘルプにあらかじめ「申告するとあなたの本名開示されますよ」断り書きがありますか?
— 科学に佇む一行読書心 (@endBooks) 2014, 10月 15@endBooks 通報>権利の侵害より 著作者記入欄に赤字で「無効になったコンテンツの代わりに、請求者の情報がYouTubeサイトに公開されます。」とテキスト表示されますが、実際に削除されてから実名表記に慌てる人もいます。削除例→ https://t.co/RpKiI7HC7I
— おち (@02320_ochi) 2014, 10月 15@02320_ochi .。o O( ご教示ありがとうございます。
この場合、日本では事態を正確に理解させるには、「請求者の情報が公開されます」ではなく「請求者の個人情報が公開されます」と表記すべきだったりするんでしょうね…。
— 科学に佇む一行読書心 (@endBooks) 2014, 10月 15今のところ、日本では「請求者の情報を公開しますけどいいですか」と言われて住所氏名メアドに電話番号まで公開されるとは解釈しない文化です。
今の日本でそれを正しく理解されるように伝えるには、「請求者の個人情報を公開しますけどいいですか」と書くべきではないかと…
@endBooks 普通のWEBページでコンテンツのパクりを争う際はドメインの所有者である旨を問われますが、これも実住所との紐付けが担保になってますね。法的措置に入ることを考えると(代理人を立てる選択肢も含めて)妥当と言えますが、エンドユーザに公知されてないのが実情だと思います。
— おち (@02320_ochi) 2014, 10月 15かつて、ブログの記述内容をパクられた際には、住民票まで含めて侵害ブログの管理会社に提出したのですが、その情報が管理会社の手元にとどまらずに、侵害した当人(犯人)にまで伝えられたのだということは、今の今まで思いもよりませんでした。
管理会社が確認したらそこで正当性はヨシではないのかよっ的な驚き。
Twitterの著作権侵害の報告ページはDMCA侵害の申し立ての理解ができるように作られていないので、日本のユーザーには「申し立ての写し」が個人情報を含まない『写し』と解釈されるらしい。 http://t.co/I3Dx1WgOja
— Keishi Tsuchiya (@ktcy) 2014, 10月 15● 絵師震撼
そもそも日本では、絵描きクラスタなどで悪質なパクツイがかねがね問題になっているわけでして…
Twitterヘルプセンターの「著作権侵害について報告する」はこわい http://t.co/eAsC7AuHNC ナニソレ怖い。絵師Aさんの絵がパクられた場合、Aさんが削除要請したら、パクった奴のもとにAさんの情報が行くってこと??
— スパン (@supan_call) 2014, 10月 15なるほど、著作権侵害画像Upしまくると、善意の指摘者の個人情報収拾ができるのですね。いろいろ応用できそうな仕様です。~Twitterヘルプセンターの「著作権侵害について報告する」はこわい http://t.co/QUVE4MNNCi
— 小物電子玩具 (@smallitoys) 2014, 10月 15パクツイや無断転載に対処する方法のTogetterまとめがあったけど、これを読むと通報に二の足を踏んじゃいそうだね / “『 Twitterヘルプセンターの「著作権侵害について報告する」はこわい 』” http://t.co/hOJ8lcBPB1
— むささび屋(,, -`x´-) (@Josui_Do) 2014, 10月 15例えば、この手のサイトでしょうか。
まとめ主は個人情報がどうなるかについては全く把握していない模様。
Twitterヘルプセンターの「著作権侵害について報告する」はこわい - 科学に佇む一行読書の書斎 http://t.co/Wm1iMxITPm 本Twitterユーザー全員が知っておくべき。これまで問題にならなかったのが不思議なレベル
— もぶらんく (@moblust) 2014, 10月 15必ずこうなのか、いつからこうなのか少し知りたい。というのもずっと運用していて、どうして今までこの話が出てこなかったのか気になる。 http://t.co/qFvJbqQWiK
— 尾野(しっぽ) (@tail_y) 2014, 10月 15ストーカー犯罪の懸念についての指摘もあったので、一つ前のページに載せておいたけど、まあその…
Twitterという媒体が、たいへん気軽に使えるメディアであるぶん、この深刻な事態とのギャップがよけいきわだつのかも
● 相手に開示される個人情報ってどの範囲?
@endBooks はじめまして。先の取り違えの件でお聞きしたいんですが著作権侵害による削除報告の際に渡されていた通報者の情報は住所氏名以外にもあるのでしょうか?
— うてん (@uten00) 2014, 10月 15↑
相手に開示する法的文書を作成するフォームに、「以下のフォームからお問い合わせ下さい」って書いてある時点でかなりいろいろとおかしい…
@uten00 .。o O( Twitterのヘルプセンターにあるフォームに入力した情報「すべて」が、自動的に相手先への送信対象になっていると思われます。入力していない情報まで送られていないか、という意味ですか?
— 科学に佇む一行読書心 (@endBooks) 2014, 10月 15@endBooks いえ、入力した情報のどこまでが相手に渡されたかという意味ですので十分です。ありがとうございます。これ人によっては逆恨みで嫌がらせ可能ですしかなり怖いですね
— うてん (@uten00) 2014, 10月 15silverscytheさんの、はてブコメ…
2014/10/16 「ヒエー。じゃあ好きなあの子のコンテンツを別アカでパクって「公式のフォームは対応してくれますよ!」ってアドバイスすればハッピーだね!」
● 法的法的法的
Twitter社とは無関係だけれど、Twitterの中の人に近いような希少な法的視点をお持ちの方の場合
気持ちは分かるんだけどさ。ここにチェックしてタイプして署名してそんなのは知らんっていうのはさ、o rly good luck with thatくらいしか言えることないよね
— numpad0 (@numpad0) 2014, 10月 15送っているのが法律文書だという自覚がなくて、いざ自分に戻ってきたら読めない、というのは「十分に説明されなかった」と主張するべきであって、日本語で送れとか法律の運用全体にケチをつける意味がわからない
— numpad0 (@numpad0) 2014, 10月 15やっぱり法的拘束力のある文書を書いているという自覚がない…勝手に相手に公開しているなんていう言い方はおかしいと思うんだけどな。自分が"公開"の主体なんだろうに http://t.co/8f9qGOxU97
— numpad0 (@numpad0) 2014, 10月 15@numpad0 .。o O( お客様窓口でその手の対応をやると極度にまずいと思うんですが、アメリカでは問題ない世界なんですか
— 科学に佇む一行読書心 (@endBooks) 2014, 10月 15@endBooks そもそもが普通の相談窓口ではないです。問題があるとすればそう見えるというところであって、その後の処理は米国の法律に従っています。日本だと裁判を起こす前に内容証明を送る段階です。それが電子化されているわけです。
— numpad0 (@numpad0) 2014, 10月 15@endBooks 選択肢に「著作権者の代理を認められた者」というようなものがあるので、申し立ての時に弁護士を立ててそれを選んでもらえば権利者の住所である必要はないと思いますが、そういう性質の文書には変わりないです
— numpad0 (@numpad0) 2014, 10月 15@numpad0 .。o O( 日本のユーザ層にその肝要な部分を理解させる上で、Twitterヘルプセンターは十分な手配が尽くされているとみなせる状態にありますでしょうか。改善の余地はありますか。
— 科学に佇む一行読書心 (@endBooks) 2014, 10月 15@endBooks それについては実にいい加減で問題があると思います。Twitterは米国企業なので読めなくても英語で説明し署名させれば法的に問題がないということで今の形になっているのではないでしょうか。
— numpad0 (@numpad0) 2014, 10月 15『裁判を起こす前に内容証明を送る段階』の扱いだから仕方ない…のかよ、おい。日本法人もうちょっと日本国内法に合うように仕事しろ。|つづき:日本の「個人情報」と「著作権侵害報告」とTwitterヘルプセンター http://t.co/tKbSldMa0V
— riocampos(りおかんぽす) (@riocampos) 2014, 10月 16取り違え発覚直後に日本語版ツイッター公式の@TwitterJPにも顛末について一回つぶやきを投げたんだけど、リアクションなし。
法律に明るい人にとっては当然なのかも知れんけど、これは確かに理不尽だわ……現実問題として、弁護士通してでも解消したい案件以外は泣き寝入りする他ないのね / Twitterヘルプセンターの「著作権侵害について報告する」はこわい http://t.co/rIKDGTRLiI
— はにゃん (@Hanyaaaaaaaaaan) 2014, 10月 16● 歴戦の勇士の場合
Twitter社に「無断転載削除して」って通報すると「転載した側」に「された側」の住所氏名がプレゼントされる件 http://t.co/BlgcPqM27O 私もこの通り無数のパクツイを通報してますので、パクリ業者に個人情報筒抜けです pic.twitter.com/664EqnQX7H
— ナカシマ723 (@nakashima723) 2014, 10月 15逆に無断転載者(海賊版業者)の住所氏名を開示してもらおうとするとなんだかんだ裁判を経なければならないので、最低でも訴訟費用が2~3万、担保として預けるお金が40万、書類作成と出廷に要する時間がプライスレス、弁護士に依頼する場合は別途40万。グワーッ!理不尽!
— ナカシマ723 (@nakashima723) 2014, 10月 15@kamikaxxxe 詳しい理屈はよくわからんのですがログ保存の仮処分とかいうのに必要らしいっす あと米Twitterを訴訟相手にする場合はカリフォルニア州から日本でいう商業登記簿謄本にあたる書類を取り寄せないといけなくて、自力でやる場合は英語力も必要という罠
— ナカシマ723 (@nakashima723) 2014, 10月 15いろいろと勉強になります…
https://t.co/PKCjTcp5q4
うちの師匠も、twitterでなりすましアカがデマ飛ばしてると聞いて、腹くくって公式アカ認定取ったけど、英語でやりとり面倒だったって話してた…アメリカで仕事してたことあるひとでさえそうなんだもの、英語喋れない人間には尚敷居が高いよね
— 江戸川/鶯羽 (@edogawa_Ohba) 2014, 10月 15● 画像取り違えのほうはどうなった
さて、個人情報問題はそれとして、ここで発端の「画像を間違って削除された」件に立ち戻る。
Twitter側からの「おまえの画像は違反だ」メール「We've received a DMCA notice regarding your account」を読み直しつつ
メールの文中に
Alternatively, you can use Chilling Effects’ counter-notice form:
https://www.chillingeffects.org/dmca/counter512.pdf
というくだりがあるんだけど、これリンク切れ。
こういうとこ、「法的不備」に該当するんですかね。
なんてやってたら、「メールの指示通りにしたけど無駄だった」というご報告が!
. @endBooks 先のツイート画像がオリジナルであると買いても一括で削除してしまうようで、②同様に私へも削除した旨の通知がきました。異議申し立てにはFAX(東京03で始まる)か通知メールへ所定の内容で返信するようにとあったため返信しましたが、反応なく画像は回復していません。
— R SATO(佐藤 玲) (@raysato) 2014, 10月 16当日に速攻で試行錯誤で3種類、Twitterサポートにメールしたので、どれが功を奏したのかはわかりませんが…
●「わかったごめん、間違って消してた画像復帰させたわ」みたいなお知らせメールは一切届いていません。
無言の復活劇でした。
● おさらい
今回の問題は、
1●Twitter社が間違って著作権利者のオリジナル作品のほうを削除した
2●Twitter社に送った個人情報が著作権侵害した相手に開示されるのヤバイ
の2つが絡み合っていてややこしいかもしれませんが、いかんせん切り離し難い展開なので、ふつうに各位リテラシー発揮していただけると助かります。
① Twitter社はたまにミスをする
Twitter社は「著作権侵害について報告する」で報告された画像について、たまに間違ってオリジナルのほうを消してしまう。
文句を言えば、運が良ければ無言の復活をしてもらえることがある。
② Twitter社は日本のユーザの特性について無頓着
●Twitter社の「著作権侵害について報告する」フォームは、アメリカン的には、著作権利者本人が個人情報を入力するんじゃなくて、「正式な代理人(弁護士さん)」が法律事務所の住所氏名で、代理で申告するものであるらしいです。
●Twitter社は、日本語の「著作権侵害について報告する」フォームを、弁護士大繁盛社会であるアメリカの人向けまんまな作り方をしてしまっている。
そのフォームは、相手に開示する法的な通告書を作成する書式なのだが、一見「お客様窓口」のたぐいであるかのように作られている。
フォームに入力した情報が、日本のユーザの常識を超える使われ方をするものなのだよと安全確実に把握できる設計にはなっていない。(ヘルプ含め)
●結果、そのフォームは日本のユーザにとっては、最も知られたくない相手に対して個人情報をお届けしてしまう「罠」同然の状態に。
●事態の怖さを知った 日本人ユーザさんたちが大騒ぎ 。
@aryiaman .。o O( 念のため、「オリジナル画像の方を削除した」のは先方のミスですが、「個人情報を相手に届ける」のはミスではなくアメリカ社会におけるデフォルト仕様だそうです。「画像削除」のミスは取り返しがつきますが、日本で「個人情報を相手に届ける」はヤバイです。
— 科学に佇む一行読書心 (@endBooks) 2014, 10月 16┗ はてな村民の声は「マジかナニソレコワイ」が大半な中、「あたぼうだろ」トーンもちらほら。