グーグル、中国での検索シェアがジリ貧に
2009年時点の3分の1、わずか10.9%に縮小
グーグルのシンガポールオフィスに勤務する従業員。インターネット環境に不便を強いられる中国から、よりオープンでよりスピーディーにインターネット環境のシンガポールのようなハブへと拠点を移している。2014年9月8日撮影(Charles Pertwee/The New York Times)
中国でグーグルの苦戦が続いている。
中国政府はここ数週間、国内の治安維持という大義名分の下、インターネットの監視を強化してきた。おかげでグーグルや、グーグルの顧客はさまざまな不便を強いられている。
インターネット環境が悪い中国
中国の輸出関連企業にとって、世界最大の検索エンジンであるグーグルに広告を出すのは、世界中の潜在的顧客にアピールする手っ取り早い方法だ。だが、自分たちがいる中国からグーグルになかなかアクセスできないから、計画が思ったように進まない。
北京のバイオ技術研究者たちはこの夏、高価な顕微鏡の調整方法がわからなくて苦労した。グーグルが使えなかったため、使用方法を説明するメーカーのページを見つけられなかったのだ。
中国に進出している多国籍企業は、遠隔地のオフィスとGメールでやり取りしたり、グーグルカレンダーでミーティングを設定したりできず困り果てた。
「イライラするし、生産性がガタ落ちだ」と、中国に14年間住むジェフリー・フィリップスは言う。フィリップスはアメリカのエネルギー関連企業の幹部だが、「会社ではみんな、どうすればファイルを送れるかで右往左往していて、仕事どころじゃない」とぼやく。
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