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宇宙戦艦ヤマト1019


4年前のことです。
映画『SPACE BATTLESHIP ヤマト』(スペース・バトルシップ ヤマト)が公開されました。

宇宙戦艦ヤマトのシリーズは大好きで、初の実写版ヤマトということで、当時、上映前から期待に胸を膨らませ、映画も拝見させていただいたのですが、それなりに迫力のある良い映画だとは思ったのですが、どうにも腑に落ちない。ヤマトは良いのですが、なにか納得できないものを感じていました。そのまま4年がすぎました。

先日、たまたま昭和53年に公開されたアニメ版映画『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』のラストのシーンがYoutubeの動画サイトにあるのを見つけました。
思わずクリックしてしまい、それを見たときに、4年前、何が納得出来なかったのかがストンと理解できました。

どういうことかというと、アニメ版のヤマトでは、主人公の古代君も森ユキも真面目なのです。
ひたむきと言った方がいいかもしれない。
彼らは決して、個人として、強いわけでもない。
すぐれた才能を持った人物ではあろうけれど、人並みはずれた超人的才能があるというわけでもない。
ただ、ひたむきで、真面目です。

ところが実写版のヤマトでは、主人公がキムタク君で、ユキが美人の黒木メイサさんです。
豪華キャストの映画です。
主人公も、その相方もかっこよいだけでなく、いわば超人的才能を持っています。
そしてちょっと不良として描かれていました。
ここが、腑に落ちない点でした。



筋肉隆々のムキムキのスーパーヒーローが大活躍をして悪人たちをバッタバッタとやっつけるというのは、アメリカンヒーローものの思考です。
けれど、日本人は体躯もそんなに良いわけではないし、もちろん体を鍛えて素晴らしい筋肉を身につけている方も大勢いるけれど、そうはいっても、胸の厚さが違います。骨格が違うのです。
だからこそ日本人は、集団が一体となって戦います。仕事でも、戦争でも、です。

戦場でも仕事でも、戦いの場において役に立つ人、最後まで本当に勇敢に戦える人というのは、わがままな不良ではありません。不器用であっても、どこまでも真面目で、ひたむきで、責任感の強い人です。
不良は、自分中心ですから、いざという、恐怖のときになると、さっさと逃げ出します。
真面目で責任感が強いから、逃げずに最後まで戦うのです。

不良でもスーパーヒーローならば勇敢に戦えるというのは、日本人の感覚にはないし、非現実的なのです。
責任があるから自分の心や技を鍛え、最後までその責任を果たすし、みんながそういう姿勢だからこそ、かつての日本は、軍でもビジネスでも強かったのです。

大昔の槍や刀を手にした戦いなら、個人の技量や体力、蛮勇がモノを言ったかもしれません。
けれど、銃が登場してからは、どんなに丈夫な肉体を持っていても、銃弾一発で死に至るわけです。
そういう戦いで、苦しい戦場にあっても最後まで戦い抜く勇気は、個人の蛮勇には由来しません。
どこまでも責任感なのです。

先の大戦の末期、北満州にソ連がいきなり軍事侵攻してきました。
そのとき、北満州にあった日本陸軍の基地では、ろくに武器もない状態にありながら、ソ連の進撃を食い止め、その間にひとりでも多くの日本人居留民を逃がそうと、日本人の兵隊さん全員で、前線へと向かいました。
銃は三人に一丁の支給です。
弾薬も数が少ない。
重砲も、数も弾もわずかしかありません。

そんななさけない装備で、ソ連の重戦車隊に立ち向かいました。
ソ連の戦車は銃弾を跳ね返します。小銃では歯が立たない。
重砲さえもソ連軍の戦車の前には役に立ちません。
しかも銃砲は、ソ連軍の戦車からみれば、停まった標的でしかありません。

そんな情況で、どう戦ったのかといえば、なんと当時の北満州には、農地の開墾のための発破工事用のダイナマイトだけはふんだんにあったのです。
そこで、このダイナマイトを雑囊袋に詰め、導火線を少しだけ袋から出して、マッチ棒を三本、胸に貼付けました。
そのダイナマイトを抱いて、敵戦車の下に潜り込み、そこで自分の体ごとダイナマイトを爆発させたのです。
戦車の周りには、敵の歩兵がいます。
近づくだけでも、たいへんなことです。蜂の巣にされます。
敵弾がダイナマイトに当たれば、その瞬間に肉体は四散します。

それでも、敵戦車に立ち向かいました。
勇敢に敵戦車の下に潜り込みました。そして敵戦車を破壊しました。
敵弾に体を貫かれながら、血まみれになって敵戦車に飛び込む。炸裂音が響く。
同僚の生首が宙を舞う。高く舞い上がって地面に落ちる。
まるでスローモーションを見ているかのようだったそうです。
宙に舞ったその首は、そのとき何を見ていたのでしょう。

そんな戦いを日本人兵がしているとき、兵舎には当時徴兵されたばかりの朝鮮人兵と、朝鮮人軍属が残っていました。
彼らは、日本人兵が戦地に赴くにあたり、兵舎をしっかり守ること、日本人居留民の安全な避難を確保することという任務が与えられて、兵舎に残っていたのです。
前線に彼らを連れて行かなかったのには理由があります。
朝鮮人でも将校クラスの人は、立派な人たちで、責任感も強く、最後まで戦う勇気を持った人たちであったのですが、その下の兵たちは、戦地では使い物にならなかったのです。

日頃は日本人よりもはるかに威勢も良い。元気も良い。
体格も平均して、小柄な日本兵よりもはるかに大柄で力もある。
ですから日頃は、ひ弱な日本兵を脅して暴力を振るったりする事件も起きています。
ところが、そんなに度胸があって威勢のよい朝鮮兵たちは、いざ戦場に出て、敵弾が飛んで来ると、途端に「アイゴー」と叫びながら、銃を捨てて逃げてしまうのです。
戦闘の最中にこれをやられたら、全軍が総崩れになります。
ですから戦地へは連れていけなかったのです。

ソ連軍がやってきたとき、ですから彼らには銃後の護りを命じました。
「苦しい戦いには責任感の強い日本人が行く。その代わり敵弾の飛んで来ないうちに、君たちは兵舎をまとめ、日本人居留民を安全に避難させなさい」と命じたのです。

もちろん朝鮮人であっても、将校クラスの人は、その責任をまっとうしようとしました。
多くの朝鮮人兵や、朝鮮人軍属も、その覚悟を固めました。立派な人たちもいたのです。
けれど不良がいるのです。
その不良朝鮮人は、なんと「このままでは自分が逃げれないから」と、自分たちのリーダーである朝鮮人の将校を殺し、兵舎に火を付けて、日本人居留民さえもほったらかして、自分たちから先に逃げてしまったのです。
その様子を、当時、多くの日本人の婦女子が見ています。

そして逃げた朝鮮人たちは、自分たちが食うためにと、徒党を組んで避難民となった日本人の婦女子を集団で襲い、暴行し、強姦し、着衣から手荷物に至る一切合切を奪っています。
そのために、日本人の婦女子たちが長安や奉天の町に着いたときには、裸同然の身の回り品さえも持たずに、ただ、ムシロで恥部を被っただけの、悲惨な姿になっていたのです。

要するにいくら蛮勇があっても、度胸があっても、体つきが立派であっても、自己中で責任感のない者には、戦いなどできない。できないどころか、戦いの最中に弊害しかもたらさないのです。

ところが実写版のヤマトの映画に描かれた主人公の古代君は、まさにそんな不良でした。
ところがその不良は腕が立ち、いざという戦いの場で大活躍をするという設定でした。
それは、不良朝鮮人にとっては、憧れであり言い訳になるかもしれないけれど、実はあまりにも現実離れした妄想でしかありません。
それだけでなく、本来真面目でなければならない日本人の心を惑わす、実はとんでもない設定でさえあったのです。

実写版では、宇宙戦艦ヤマトの艦艇の描き方にも、同様の異常さがありました。
なるほど、昭和53年(1978)のアニメのヤマトと比べれば、はるかにリアルな映像で「かっこいいヤマト」が描かれていました。
けれど、それさえも、描き方が違うのです。

なるほど、アニメの宇宙戦艦ヤマトが登場したばかりの頃のヤマトは、地球上では最先端の宇宙戦艦でした。
けれど、いざ宇宙に出てみれば、敵艦隊と比べれば、はるかにローテクな旧式艦だったし、それが『さらば宇宙戦艦ヤマト』の時代になると、地球防衛軍のなかにあってさえ、旧式のボロ船であり、廃船が決まったほどだったのです。

そのヤマトが、艦を愛する対等な仲間たちの誇りと団結と、ひとりひとりの責任感で、満身創痍になりながらも、最後まであきらめずに戦う。そして死んでいく。
ひとりのスーパーヒーローの活躍ではなくて、全員の団結と共同で最先端装備の敵艦隊と戦い、これを打ち破る。
そこに、たとえボロ船であっても、誇りと責任で戦う勇気があり、感動があったのです。

ハリウッド映画に『バトルシップ』という映画がありましたが、その映画では、ラストで旧式戦艦のアリゾナ(だったかな?)が、それこそ旧式の大砲で、科学の最先端の敵を粉砕するというシーンが描かれ、まさに全世界がそこに拍手喝采を送りました。
装備が旧式でも、自分たちが非力な存在でしかなく、敵がどんなに強くても、それでも仲間たちと共同し、それぞれの能力を最大限に発揮しあいながら、勇敢に敵と最後まであきらめずに戦い、敵を粉砕する、そういう設定でした。
だからこそ、そこに感動があり、全世界で大ヒットとなる素晴らしい映画の誕生となったのだろうと思います。
ちなみにこの映画『バトルシップ』では、構想の段階から、日本的な思想がかなり活かされたと聞きます。

ところが残念なことに、日本映画の実写版『宇宙戦艦ヤマト』では、スーパーヒーローの不良が強力な戦艦を駆使して敵を粉砕するという設定です。
そんなものは、悪いけれど、誰も評価などしないし、だからこそ、日本初のすごいSFXものの期待された映画でありながら、日本国内では、もういい加減、いい歳の大人になったヤマト・ファンと、キムタクさんや黒木メイサさんといった豪華キャスト人気によって、それなりの配給成績になったかもしれないけれど、世界ではまるで評価されない映画になってしまったのであろうと思います。

最近の映画やドラマに共通していえることなのですが、古い映画作品のリニューアル作品にしても、もともとあった日本的な情感を無視して、なにやら、ただかっこよさや、真面目さを無視して不良じみた、まるで朝鮮式理想像のようなものへの「すり替え」を行った作品が目立つようです。
真面目で謙虚で責任感の強い、日本的な素晴らしさを否定し、絶対に通用しない現実離れしたおかしな価値観を日本人に植え付ける。そんな目的を持った作品なのかと、目を覆いたくなります。

かつてアニメのヤマトがヒットしたのは、ヤマトがかっこいいからでも、古代君がかっこいいからでもありません。
昨今のワンピースやドラゴンボールやプリキュアなどの世界でヒットしている日本アニメにも共通することですが、ひとり一人はそれなりに優れたものを持つけれど、敵と比べればはるかに非力な対等な仲間たちが、互いの持ち味を活かしながら、粗末な武器しかなくても、共同し協力しあって真面目に最後まで勇敢に戦い、責任をまっとうし、強大なウシハク敵、上下と支配の世界の住人が、人々を支配下に置こうとする不条理に対抗して、人間としての尊厳と自由を守るところに、賞賛があり、美意識があるのです。

そういうことがわからないで、ただ強ければ良いとばかりに、ありえないようなかっこいスーパーヒーローを登場させ、特殊な武器を持たせて敵をバッタバッタとなぎ倒すというのは、日本式ではありません。
そして、その方向に進んだ映像は、一時的には視聴率や興行成績をとったとしても、必ずあっという間に廃れてしまう。

かつての『子連れ狼』がそうでした。
マンガの『子連れ狼』は、なるほど敵をバッタバッタとなぎ倒すスーパーマンが主人公でしたが、その行動には、やむを得ない動機と、どこまでも自己を律しようとする道に準ずるひたむきさと真面目さがありました。
そしてその真面目さこそが、マンガ版『子連れ狼』のヒットの理由でした。

ところが映画化され、ドラマ化された『子連れ狼』は、何をトチ狂ったか、いたずらに敵をなぎ倒し、ただ強いだけのお侍さんの映像になっていました。そして加えて、大量の赤い血が流れる残酷映画になっていました。
結果、視聴者の意識は離れて行きました。

ドラマ『水戸黄門』も、かつての東野英治郎や西村晃黄門様の時代には、どこまでも正しい黄門様の仲間たちの映像であり、乱闘シーンも敵を殺さない設定のものであったのに、里見浩太朗のシリーズ頃になると、情報をとるために平気で黄門様のご一行が、弱い庶民を騙すし、乱闘シーンは、まさに派手な殺しあいになりました。
結果、視聴率はゴールデンタイムの黄門様より、午後4時からの古い黄門様の再放送の方が視聴率が高いという、おかしな情況になり、それを反省して局が番組をてこ入れするかと思いきや、視聴率が出ないからと、番組そのものを打ち切ってしまいました。

ここは、日本です。
日本的なものを理解しないのであれば、日本でヒットするなど、まず不可能なことです。
そして、一時的には莫大な費用を投じた宣伝効果などで、盛大なヒットを演出できるかもしれませんが、そういうものは、必ず時間の経過とともに、底の浅さが見破られ、衰退していく。
日本人はバカではないのです。



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コメント
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2014/10/19(日) 07:51 | | #[ 編集]
いつもありがとうございます。 初代、二代目の黄門さまは、本当に威厳と品がありました。すけさん、かくさんも峰打ちだけで悪人を懲らしめていたのも安心して観る事が出来ましたね。 ヤマトも実写よりアニメの方が心に残りました。 敵のデスラーに対してすら、ヤマトの隊員達は敬意を持って戦いに挑んだのは、本当の日本人らしさが描けれていて良かったです。 日本は他国と違い、シラス国です。
本当の意味では私有する物は何も無いのです。 全ては天皇からの預かり物。 その大義を無意識でも分かっていた人達が、作ったアニメや時代劇は、やはり心に残る余韻があります。
2014/10/19(日) 08:42 | URL | ケイシ #-[ 編集]
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2014/10/19(日) 09:12 | | #[ 編集]
No title
いつも読ませていただいています。ありがとうございます。
同じく、実写版ヤマトの公開当時なんか違う、と違和感を持った1人です。
キムタクは20年前にも「君を忘れない」で特攻隊の不良っぽいパイロットを演じていますが、当時の演技そのまんまなんですね。
今日のブログではたと気づいたことを。
ガミラス側はデスラーだけが意志をもっていて、残りは全く意志を持たないロボット集団が人類を容赦なく殺戮していく描写で、ドメルなどの人物ドラマが出てこないなど、公開当時はこの辺りの描写が一番残念でした。
今日のブログで、視点を変えるとこの描写はウシハケルのそれではないかと気づきました。
2014/10/19(日) 09:39 | URL | 感謝超星 #63vS0NKw[ 編集]
観ている日本人は馬鹿では無いかも知れませんが・・・
確かに仰る通り、最近のテレビ、映画、その他の劇作品は心に響くものが少なくなってきました。その原因は、日本的なものを理解出来ない、していない製作者、脚本家、監督者が多くなってきたからでは無いでしょうか?

昔のことを言えば何とやら・・・と言われそうですが、昔の時代劇では武士の切腹で傍に控えた介錯人が、刀を振り下ろす時に場面が桜吹雪に変わり観客は、それを見て切腹した武士の首が、介錯人によって切り落とされたのだと感じる・・・これが従来の日本人の物事を察するという感情だったのです。

それが今や何ですか、現代の製作者たちは、リアルに、センセーショナルにということばかりに捉われて、グロテスクも顧みず、毒々しい作品ばかりを世に送り込んでいます。

その原因は、それらの製作者、作品に責任を持つ部署の人間が、真の日本人では無くなって来た・・・・シナや朝鮮、韓国からの帰化人たちが、それらの部署に就くようになってきたから日本的な感情や、情緒を表現できなくなってきているものだと思っているのですが違うでしょうか?

2014/10/19(日) 09:43 | URL | terag3 #KVPRtAI6[ 編集]
No title
本作は未見でしたが、名前だけパクった駄作だったのですね。

この間Pacific Rimを見ました。本作とは打って変わって、メキシコ出身のギレルモ・デル・トロ監督の特撮に対する愛が存分に感じられる内容でした。
まさにねずさんがいつも書かれている通りの、強大な敵に力を合わせて立ち向かう構成で、謎解きも合わせて大変面白い良作です。
特典映像のインタビューで第五福竜丸の話まで出たのには驚きました。
日本の文化・精神性に対する深い敬意と共感が感じられました。
やはり見ている人はちゃんと見ています。
2014/10/19(日) 11:06 | URL | Free Tibet #dJNqvQ0A[ 編集]
黄門さま
「人生楽ありゃ、苦もあるさ~、泣くのが嫌なら、さあ、歩け~」 勤勉で誠実な日本人に
ぴったりの唄ですね。 東野氏、西村氏の
水戸黄門、また再放映して欲しいです。
2014/10/19(日) 11:12 | URL | #-[ 編集]
日本的強さ、欧米的合理
最初の『宇宙戦艦ヤマト』(1974年)には、藪というキャラクターが出てきます(まあ、リメイク版にも出てきますが)。小太りでヤマトの航海に悲観的な意見(伏線)を言う機関士です。

これは伏線で、藪たちはヤマトが目的地イスカンダルにたどり着くと仲間と共謀し、ヒロインの森雪を拉致して艦を降ります。イスカンダル残留を主張した反乱です。ヤマトが地球に帰還できる確率が低いこと、ヤマトが生還できたとしても人類滅亡の可能性があること、地球人類の種を残すならイスカンダルでもよいということが理由でした。

しかし、「♪必ずここへ帰ってくるぞ~」なのです。地球には待っている人がいるのです。日本的組織の強さは、「使命の全う」「団結と規律」なのです。自分勝手な彼らの行動は許されるものではありません。この「反乱」は、『ヤマト』(1974年)の価値観を際立たせるため、当初から予定されていたエピソードだったのようです。

これがアメリカで作られた作品なら、一部乗員をイスカンダルに残す意見具申が出され、艦長が上の理由が合理的であると判断し、作戦が実施されるような展開になったかもしれません。それだけでは物語のエピソードになりませんが。

現在、米国版ヤマト=Star blazersのプロジェクトが動いているそうです。期待しないで待ってます。
2014/10/19(日) 11:25 | URL | ラジェンドラ #-[ 編集]
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2014/10/19(日) 11:44 | | #[ 編集]
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2014/10/19(日) 11:46 | | #[ 編集]
こんにちは
おっしゃる通りです。

宇宙戦艦ヤマトの実写版、私も公開当初に妻を連れて観に行きましたが、妻も呆れ果てておりました。

特に最後の特攻シーン、キムタクに泣き付く黒木と、黒木を一生懸命に説得するキムタクの場面、昔の女性であれば女々しい醜態を晒したりしないし、男性は男性で、私ではなく公のために殉じようとしていることを理解もできず、私を前面に出すような者を一々説得しようなどとしないものです。

妻の祖父母は明治生まれで、激動の時代を生き抜かれた方ですが、祖父母に育てられた妻は祖母が女々しいことを口にするのを聞いたことがないと言っていました。祖父は海軍出身で、普段は物腰柔らかく揉め事を嫌うような大人しい御仁だったそうですが、不良行為や不逞行為を見つけると、途端に腕まくりして『このやろう!』と言って成敗していたそうです。本当の軍人であれば、言葉でなく行動で示すものだと、妻は幼ながらに自然と悟ったそうです。

ですから、そんな妻にとって、ヤマトの最後のシーンはまさに『???』だったわけです。これが本当に軍人なのかと。

私は私で、最後のシーンにやきもきしながら、『はよ、特攻せい!』と心の中で突っ込んでいました(笑)

敵さんも最後の最後でチンタラと時間を与えてくれるわけですから、どうしたもんかと(笑) 恋人と最後の別れにふんだんの時間を費やすほどの余裕を与えてくれる「ご親切な敵」がいったいどこにいようか。


これに対してバトルシップは、とにかく面白かったです。

最後の頼みの骨董戦艦を動かせるのは老兵だけで、この老兵のみなさんが実に輝かしく、そして、ベテランらしく決して動じたりしない。しないどころか、まさに軍人らしく活き活きしていました。

重さが1tもある砲弾を艦尾から艦首へ運ぶ際、10人がかりだったか、とにかく大人数で悲鳴をあげながら運ぶわけだけども、全自動ミサイルの時代に昔の大砲戦の大変さを思い知るという、しかも、指揮官まで一緒になって総出で運ぶ連帯感というのは、まさに上から下まで、かつての敵と味方、新旧さえも関係なく等しく一体となって敵を打ち砕く日本的価値観だと言えましょう。

特に印象的だったのは、衛星の機能が失われ米軍のイージス艦が「めくら」になってしまったとき、日本の自衛官が津波観測装置を使って敵の位置を把握する「極秘戦術」をやむなく披露し、そのとき艦長が『敵ながら天晴れ!』とばかりに、真珠湾攻撃を実現した日本軍の凄さを思い知り讃える場面です。

こう言っては何ですが、実写版ヤマトは日本人しか出てきません。日本映画だからだと言えばそれまでです。しかし、地球全体の戦いであるにも関わらず、日本人しかいないというのはいかがなものか。非現実的だと思うのです。

ひとたび地球の危機とあれば、地球上での敵・味方など関係ない。それこそ全人類が一緒になって、過去のいきさつは一旦置いておき、目の前の敵と全力で戦う。だからこそ明治維新が達成できたわけで、それこそが日本的価値観ではないでしょうか。

ハリウッドに挑戦だとか、そのような触れ書きで鳴り物入りで公開されたヤマトですが、残念ながらハリウッドのほうが日本的であると、ねず様のおっしゃる通りだと思います。
2014/10/19(日) 14:05 | URL | 硫黄島 #-[ 編集]
やはり、日本人の感性から逸脱したドラマ・映画は意図的か。
ねずさんの記事、楽しみに拝見させて頂いております。

何か月前に、キムタクを主役にしたTVドラマの宮武武蔵がありましたが、これまでの武蔵像にとらわれない新たな解釈の武蔵像などというより、剣さばきの見事さなど殆んど無く、殴ったり蹴ったりの下品で暴力的で、勝ちさえすればいいというようなとても酷い武蔵でした。お通役に起用した女優(真木よう子)のミスマッチもあって、こんな武蔵を放映するTV局のセンスも疑われます。

確かに、日本人に以前から大事にされてきたヒーロー像を最近のスタッフには描けなくなってきた点もあるのかも知れませんが、敢えてそういう人物像を貶め、くだらない人物像にすり替える意図でつくられているのかも知れないと推測しています。本来の日本人や日本に対する我々の自信や誇りを喪失させ続けておくための一環として。

一昨年のNHKの大河ドラマ「平清盛」でも、なるべく史実に即したリアルな描写はいいのですが、最もどろどろした時代とはいえ、当時の天皇家や公家たちをこれほど程度の低いものとして描いていいのだろうかと思いました。

今回の黒田官兵衛も、天下統一を実現する頃から秀吉の異常さが色濃く描かれていますが、韓国人には朝鮮出兵で最も嫌われている日本人でもあるので、正確な史実に基づく描写なのか、あるいは意図的な解釈があるのかと注視しています。

NHKの場合、2009年4月5日の「JAPANデビュー」というスペシャル番組で、日本による台湾統治の実態についてあからさまな偏向放送をしたくらいなので、この国を愛していない勢力の影響が既に相当入り込んだとは思いますが、それに果敢に抵抗して頑張っているような面も垣間見られます。
2014/10/19(日) 14:06 | URL | 栗原 明 #.N7biZ72[ 編集]
最近のドラマ
私自身も日教組&自虐報道に汚染されて育ってきましたが、
心の奥にに日本精神を守り続けていたようです。

子どもの見るドラマをチェックしていますが、最近は朝鮮脳と
言いますか…日本人の感性から遠く離れた企画が大勢を占める
ようになっていると痛感します。
特に歴史ものがひどいと感じます。
現代ものは残虐さや性格異常がやたら目につきます。
使われる色彩や礼儀作法、異常な思考…
日本精神とはかけ離れ、若者を朝鮮並みに洗脳しようと
しているかのようです。
  
NHKの大河ドラマや
朝ドラには毎回失望します。
今回の「マッサン」は日本の男尊女卑がテーマになっているので
しょうか。戦争時代が今回も入りますので、どのように描かれるのか
今から想像ができますので憂鬱になります。

最近気になるのが精神異常(サイコパスなど)がまるで
おしゃれかのように扱われていること。
ちょっと精神に異常があり、安定していない方がかっこいい、みたいな。

子どもに安心して見せられる番組がなんと少ない事か…。
1日も早くメディアから反日を追放してほしいです。
2014/10/19(日) 14:16 | URL | なび #fE2rn4tM[ 編集]
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2014/10/19(日) 14:16 | | #[ 編集]
水戸黄門
小学生の頃、遠足の道々で仲間と共に楽しんだ歌は”巨人の星”と水戸黄門のテーマソングでした。実に懐かしい。

東野黄門様の放映当時で私もまだ小学生1,2年生でしたが、
その時の黄門様の凛としたその品格と風格、武家の本分のみならず人の道を説く姿、どれもこれもが印象的で、それに続く黄門様はどうも見劣りしてしまいます。

特に最後の里見黄門様はあり得ない。武家の良い所のボンボン風な所があれだけ齢を重ねても抜けきれない。人として枯れた様な雰囲気を纏いつつ威厳と風格が出せてい無いんですよね。

母親から水戸公の俳号を教えられたのも東野黄門様当時。
敵味方問はず受け取った書状の裏に書いてある”梅里”は、世を忍ぶ姿の為の俳号だが、直接的に水戸公を名乗らない所に威圧的ではなく、奥ゆかしさ共に受け取り主にそれとなく正体を知らせる為のものと母親が茶を飲みながら解説をしていた姿を思い出します。
当時小学生の私に向かって時代考証がしっりかしているのだと言われもちょっとですね。

小学生時分の私でさえ理解できる”勧善懲悪”を描くスタイルは
その日の一家団欒を楽しむ時間帯に放映されるに相応しかった。

しかし、最後の里見黄門様で在日監督が関わるようになると物語のスタイルが変わってしまったのはご存知ですか。
彼らに日本的美徳や道徳心を表現できるはずもありません。
時代考証も雑になってきていましたし。

結局、面白く作ろうとする単なるドラマにも似たスタイルでは私達日本人の心を打つものが作れなかったと言う事なのでしょうね。
2014/10/19(日) 15:13 | URL | Passenger #-[ 編集]
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2014/10/19(日) 16:47 | | #[ 編集]
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基本的にご意見は尊重し、削除も最低限にとどめますが、コメントは互いに尊敬と互譲の心をもってお願いします。汚い言葉遣いや他の人を揶揄するようなコメント、並びに他人への誹謗中傷にあたるコメントは、削除しますのであしからず。
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プロフィール

小名木善行(HN:ねず)

Author:小名木善行(HN:ねず)
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日本の心をつたえる会 代表
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コメントをくださる皆様へのお願い
いつもたくさんのコメントをいただき、ありがとうございます。
ほんとうに皆様のコメントが、とっても嬉しく、かつありがたく拝読させていただいています。

議論というものは、すくなくともこのブログのコメント欄が、国政や地方自治、あるいは組織内の意思決定の場でなく、自由な意見交換の場であるという趣旨からすると、互いに互譲の精神を持ち、相手を尊敬する姿勢、ならびに互いに学びあうという姿勢が肝要であると存じます。

私は、相手に対する尊敬の念を持たず、互譲の精神も、相手から学ぼうとする姿勢も持ち合わせない議論は、単なる空論でしかなく、簡単に言ってしまえば、単なる揶揄、いいがかりに他ならないものであると断じます。

ましてや、自分で質問を発したものについて、それぞれお忙しい皆様が、時間を割いて丁寧にご回答くださった者に対し、見下したような論調で応対するならば、それは他のコメントされる皆様、あるいは、それをお読みになる皆様にとって、非常に不愉快極まりないものとなります。

従いまして、謙譲・互譲・感謝、そして学ぶという姿勢のない連続投稿、粘着投稿に類する投稿をされた方については、以後のコメント書き込みを、管理人である私の判断で投稿の禁止措置をとらせていただきますので、あしからずご了承ください。
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