ついにiPhone6が19日に発売されますね。報道でも多く取り上げられ、今から購入を考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
iPhone5から更なる進化を遂げたiPhone6/iPhone 6 Plus。
受付開始後24時間以内に購入された台数の合計が400万台を超えた
というから、世界中の関心の高さを窺い知ることが出来ます。
様々な機能を搭載しているiPhone6/iPhone6 Plusを買おうと思って、真っ先に悩むのは容量。Appleの公式サイトでiPhone6/iPhone6 Plusの性能を確認しても、自分はどの容量が良いのかなんて教えてくれません。
今回はそんな方のために、容量選びのコツを徹底解説します。
iPhone6/6Plusは16ギガバイト、64ギガバイト、128ギガバイトから選ぶ
今回のiPhone6/6Plusは以下の3種類から選びます。
iPhone6/iPhone 6 Plus の容量 | 16GB | 64GB | 128GB |
---|
※GB:ギガバイト
ちなみに、今までの歴代iPhoneと容量を比較すると、こんな感じです。
iPhone6/iPhone 6 Plus の容量 | 16GB | 64GB | 128GB |
---|---|---|---|
iPhone 5 の容量 | 16GB | 32GB | 64GB |
iPhone 4S の容量 | 16GB | 32GB | 64GB |
iPhone 4 の容量 | 8GB | 16GB | 32GB |
どんどん大容量化していますね。
では、どうやって容量を決めれば良いでしょうか。
それは、あなたの今の携帯の使い方を知ることで決まります。
あなたは音楽・写真・アプリ・動画をよく利用する?
iPhoneに限らず、携帯の容量を大きく占めているのが、
- 音楽
- 写真
- アプリ
- 動画
と言っても過言ではありません。
音楽・写真・アプリ・動画のデータサイズを計算してみよう
そこで、今あなたの携帯に入っている容量を確認してみましょう。
ここでは、iPhoneで保存されているデータサイズの目安をご紹介します。
iPhoneで撮った写真 | 1枚3MB | 1000枚:3GB |
---|---|---|
iPhoneで撮った動画 | 1分120MB | 10分:1.2GB |
音楽 | 1曲5MB | 1000曲:5GB |
iTunesで購入した映画 | 2時間映画1作品:約4GB程度?(HD映画) | |
アプリ | ゲームもので100MB~2GB |
ちなみに、1GB(ギガバイト)= 1024 MB(メガバイト)です。
今回iPhone6が大容量になったことを考えると、今後の携帯ゲームはサイズが大きくなって行く可能性がありますね。
また、iPhone6の公式サイトを見てみると、
写真を変えたカメラが、今度はビデオを変えていきます。
というタイトルと共に、
60fpsの1080p HD撮影、240fpsのスローモーション撮影、タイムラプスビデオモードといったビデオ向けの新機能も加わったので、もっといろいろな瞬間を、もっとビデオでも撮りたくなるでしょう。
とも書かれているので、iPhone6では動画を撮る機会が増えると考えられます。今、旅行やお子さんの成長をビデオカメラで撮っている方は、今以上にiPhone6での動画の撮影回数が増えるかもしれません。
iPhone6/6Plus の容量を計算する際の注意事項
具体的にあなたが使う容量を考える前に、覚えておかないといけないことが1つあります。
それは、
すべての容量が使えるわけではない。
ということ。どういうことかというと、iPhone6はiOSをインストールする領域が必要。そのため、あなたが使えるのは記載の容量の約90%程度だということです。
記載容量 | 実際に使える容量(目安) |
---|---|
16GB | 約14GB |
64GB | 約57GB |
128GB | 約115GB |
これを忘れていると、まだ全部容量を使っていないのに、容量が不足していると言われる!なぜだ!という事態に陥ります。
具体的に16GB,64GB,128GBどれを選ぶか考えてみよう
STEP1:まずは今携帯内で何ギガバイト使っているのか、調べてみましょう。
空き容量の確認方法(iPhone)
- 最初に表示されるホーム画面で「設定」をクリック
- 「一般」をクリック
- 「情報」をクリック
- 中腹部にある「使用可能」の項目を見る
「使用可能」に書いてあるギガバイト数が、利用可能な空き容量です。
STEP2:空き容量+今後のiPhone6の使い方を考える
16ギガバイトのiPhone6/iPhone6 Plus
実質、約14ギガバイトしか使えないことを考えると、写真を1000枚、音楽を500曲、パズドラやモンストなどの容量の大きいゲームアプリを入れたら空き容量はなくなってしまいます。ですから、16GBは音楽やゲームなどはあまり使わない、ネットサーフィンをメインで使って、あとは電話とメールができたら十分な人向けだと思います。
ただし、注意すべきは今後のiPhone6の使い方です。
今まで以上に写真や動画を撮るかもしれないということを考慮に入れてみて下さい。
10分動画を撮るだけで、約1.2GB以上かかります。60分撮ったら7.2GB。
写真もアプリもとなると、結構きついですね。
64ギガバイトのiPhone6/iPhone6 Plus
iPhone6/6Plusで最適な容量だと思います。
これだったら1時間の動画を5本撮っても大丈夫。
写真だって動画だってゲームだって、容量をあまり気にしなくても使えちゃうんです。
容量がなくなってから写真や動画を削除するのって、結構めんどう…。
データ容量を気にしたくない!でも安くiPhone6/iPhone6 Plusがほしい。という方に最適な容量サイズです。
128ギガバイトのiPhone6/iPhone6 Plus
これはかなり大きな容量なので、iPhone6PlusでiTunesの映画を持ち歩きたい人や動画を良く撮る方に最適なモデル。
iTunesの映画は2時間の作品で約4GBです。10作品入れるとすると、これだけで40GBを使ってしまいます。64GBのiPhone6/iPhone6 Plusの容量は、実質57GBなので、この条件だと空き容量がなくなるのも時間の問題になってしまいそう。
出張が多くて、新幹線や飛行機の中で見る映画を入れて行きたい。などという方には安心して使えるモデルになっていると思います。
容量と本体価格
参考までに、容量と本体価格も載せておきます。
使いたい容量が決まってきたら、お財布とも相談しておきましょう。
iPhone 5s | iPhone 6 | iPhone 6 Plus | |
---|---|---|---|
16GB | ¥57,800 (税別) | ¥67,800 (税別) | ¥79,800 (税別) |
64GB | ¥62,800 (税別) | ¥79,800 (税別) | ¥89,800 (税別) |
128GB | なし | ¥89,800 (税別) | ¥99,800 (税別) |
※全てSIMフリー・税別
SIMフリー版の価格ではありますが、iPhone 6 PlusがiPhone6より¥10,000前後高いだけ。
値段では甲乙つけがたいですね。
大きい容量の音楽や写真、動画を保存しておきたい人は大きめの容量を
上記の表の様に、写真・動画・音楽などは非常に容量を使ってしまうので、あなたの使い方に合わせて容量を考えてみて下さい。
参考にはなりますが、
残したい(移行したい)データ量 | iPhoneのデータ量 | 向いている方 |
---|---|---|
10GB未満 | 16GBモデル | webを使うのはネットサーフィンするだけ |
10GB以上。 | 64GBモデル | 写真や動画を頻繁に撮ったり、ゲームアプリを多くストックする方 |
30GB以上。 | 128GBモデル | iPhoneにありったけデータを詰め込む方 |
※「残したい(移行したい)データ量」や「向いている方」は著者の主観です。
という感じで選んでいただくと良いかと思います。
容量制限に悩まない、快適 iPhoneライフのためにも、買う前によく考えて下さいね。