六本木のキャバクラ体入では女というものの恐ろしさを目撃し心が折れ、
池袋のセクキャバでは顔面アウトで体入はおろか面接さえ殆どしてもらえず、
そんな私がついに行き着いたのが、
銀座。
もう22だしさ、郊外のキャバクラから徐々にステップアップしてやっとこさ銀座に進出...みたいなまわりクドいことしてる時間ないじゃん?
セクキャバで門前払いをくって帰宅した後、狂ったように銀座のお店の求人漁ったよね。
だってセクキャバだよ?おっぱい揉めるとこだよ?
顔なんて中の下くらいでもいいじゃん中の下くらいでも!!!!!!
完全に自信無くしちゃったんですよ。だから銀座のクラブに受かって、セクキャバで失ったいろんなものを取り戻したいんですよ。
でももうキャバクラキャバクラしたお店は怖いから、もう少ーし人情味のあるお店を…と見つけたのが、老夫婦が営む老舗のクラブの求人。
時給は2500円と普通のキャバクラより1000円ほど安いけどなによりその求人サイトに載っていた老夫婦の写真から伝わる
あったかさたるや。
これよこれ。この人間味。
面接はサバサバした感じのホステスの長(?)のお姉さん。
最初はちょっとビクビクしてたけど、夜の仕事は全くの未経験だということを伝えると、
「同伴」「アフター」とかの言葉の意味から丁寧に説明してくれた。着る服がなかったら私のを貸してあげるよと何着か見せてくれ、面倒見のよさそうなめちゃくちゃ良い人だった。
とりあえず来週から試用期間という形で2割引の時給で5〜7回くらい働き、その後どうするのか、所謂合否をお店側から申告されるシステムらしい。
さすが銀座。そこはシビアだ。
面接は基本的に誰でも通るが、この試用期間で切られるパターンが多いと見た。
でももう本当にお金が無い。
リアルに貯金600円。
(コンビニのATMじゃ下ろせない。)
電気も水道も携帯もネットも払ってなくて止まるのは時間の問題。ご飯もない。実家でもらったお米しかない。
だから1回やってみてどんなに心が折れても試用期間はやり通すことをここに宣言します。
では大学サークルの追いコンの時に買った一張羅に見を包んで、
いざ銀座に行って参ります!