どこにでもある平凡な話で思い浮かんだことを
そのまま書いたつたない文章だけど、誰かが読んでくれたらそれだけで嬉しい。
今年の2月くらいかな…
それ以前から眠れない日が増えていたところで、ある日の朝仕事に行こうと思っていたところ家から出られなくなった
体調が悪いというか気が重いというか身体が重くて、なんとか電車に乗ったけど耐え切れなくて途中で電車から降りてしまった。
それから会社を休みがちになって、心療内科で適応障害と診断されて休職した。
1ヶ月後復職したけど、まあ当たり前のことだが前のプロジェクトには戻れなかった。
でも2年頑張ってきたプロジェクトをここで抜けるのはどうしても、頭では理解しているはずなのに納得がいかなかった。
私の代わりがいっぱいいるのはわかっていたけど、それを投げ出してしまうことになった自分が許せなかった。
同じ会社だから嫌でもそのプロジェクトの状況は見えるし、状況を聞けば聞くほど戻りたかった。
聞くのは辛かった。聞いたら自分の無責任さを責めてしまうから。
復職が早すぎたのか6月半ば頃からまた会社に行けなくなって今に至る。
「原因を解明しなきゃねぇ…」
実際は呆れてはなかったのかもしれないけど、私にはそう聞こえてしまった。
原因なんてわからなかった。
大半の人は原因がわかってこうなるの?私はどうしてこうなったの?わからない私は駄目なんだろうか?
傷病手当がもらえるし、回復の手段だからちゃんと行かなければいけないのに。
今思えばこの時点で新しい病院を探して通院しておくべきだったなと痛感している。
10月になってとうとう私の貯金は尽きて、親に頼ることになってしまった。
こうなった私を責めないいい親だと思う。金銭的にこれ以上の負担はかけられないから私もそうすべきだというのはわかってる。
でも、私はどうしても実家に帰りたくない。
私に物心ついたとき既に母は離婚しており本当の父親はいなかった。
虐待を受けていたとかそういうわけではない、血の繋がらない私に優しくしてくれる今の父に感謝はしている。
でもそこには新しい家族があって、私はその家族に入り込めていないのだ。
自分でも上手く説明できないのが心苦しいが、絶対に実家には帰りたくない。
お金を稼ぐためには、働かなくてはならない。
でも、今は十分に働ける身体ではない。
私が親に頭を下げ家に帰れば、私は生きていけるのだと。
それでも、家には帰りたくない。
「これからどうするの?」
母に言われた言葉が頭の中で響き続けて、辛い。