2010年 06月 28日

ペラペラ聞こえるコツその1:文が締まって聞こえるフレーズを使う

更新していない間もここに来て下さっている方、本当にありがとうございます(再・感動)。
「あ~、もうずっと書いてないし、ええか~止めても~」となってもおかしくないところ、このブログを気にして下さる方がいるおかげで「はやく続きが書きたいよ~」という気持ちになっています。

さて、前回の続きで「ペラペラ喋れるように聞こえるコツ」ですが・・・。
発音に注意する、語彙を増やす、毎日コツコツスピーキングの練習をする、という地道な学習を続けるのはもちろんなんですけど、今回はワンポイントアドバイス的な即効性のある方法について書いていきたいと思います。今日のところは主に英語のお話です。

やはり「ペラペラ喋る」必要性が出てくるのは、長文を喋るときだと思うんですけど、このときに全ての発話をスラスラと話すことは難しいですよね。

そこで大事になってくるのがやはり「メリハリをつける」ことだと思うんです。最初のフレーズだけ、途中のフレーズだけ、或いは最後のフレーズだけでもスラスラと出てくれば、聞いている方の負担はだいぶ減るだろうし、「下手な外国語は最初から相手にしない」という聞き手の態度も少しは軟化できるかもしれません。

それでどんなフレーズを覚えていると便利かというと、全く個人的な意見なのですが以下のものなんかとっても役に立ちます。

-I am thinking of doing...
-I am planning to do...
-From my point of view,...
-...or something like that*
-...things like that
-...and that sort of thing
-...along those lines

他にもいろいろあるんですけど、まぁこんなとこで。

で、例えば"I am thinking of doing..."って長いですよね。これ英語に自信がなかったら、"I will..", "I want to..."なんかに入れ替えてしまってもいいんですけど、ここで重要なことはとにかく"I am thinking of doing.."だけはいっきにぺらっと喋るんです。その後はちょっとはちんたらしてもいいんです。

"From my point of view"なんかも、英語が苦手なら"I think"と言うだけでもいいんですけど、このフレーズだけ完全に覚えていっきにぺらっといくんです。ちょっと知的に聞こえますしね^^

"or something like that"はもうめちゃくちゃ便利です。
使い方は例えば、

That boy is very impatient. Once his Mum starts doing her own thing, he often gets irritated and says "Mum, stop it, play with me" or something like that.
(あの男の子は全然我慢できないのよ。お母さんがちょっと自分の用事をしようと思ったら、すぐにイライラして「ママ!止めてよ!僕と遊んでよ!」とか何とか言うのよ。)

ってな感じです。このフレーズひとつ覚えておけば、「文末擦り切れ英語」がだいぶ回避できます。これ以外にも、自分の発言内容が不確かな時にも使えます。

Even if you live overseas, your kid can join a local Japanese preschool when you come back to Japan for a holiday. This system is called Occasional Nursery or something like that.
(例え海外に住んでいたって、休みに日本に帰ってきたら子供を日本の現地の保育園に通わせることができるのよ。これは一時保育とか何とか言う制度だったかな。)

この"or something like that"も文を構成する要素としては大して重要じゃないんです。別に言わんでもいい。でもペラッと言ったら文が締まる、という感じです。

言わなくても意味は通じるし、もっと簡単な単語で代用がきくものを、小難しく長い目のフレーズで表現する手段は、(英語教育的には何と言われるか知りませんが)ちょっと聞き手に"Wow!" という印象を与えられるように思います。文が締まると、自分が話すのも楽になりますしね。

どうですか、賛同して頂けるでしょうか?
もっと具体例を書きたかったのですが、これ以上頑張るとさらに更新が遅れそうなので、ひとまず。。。

・・・と言いながら中国語のことも少し。
中国語でも多少は似たようなことが言えるかな。以下のフレーズなんか、長文の中にしょっちゅう入れています。3つ目、4つ目なんかは意味上も大事になってきますけど、これらもペラッといくと文を締める効果ありです。
-对我来讲
-从这样的角度来看
-在这样的情况下
-在某些程度上面来讲
-什么什么之类的


次回もペラペラ聞こえるコツの話が続きます。


*ちなみにこの"something like that"は「それって、~~~という感じ?」と聞かれて、「うん、まぁそんな感じかな。」と言いたいときにも使えます。
Noじゃないけど、ばっちりYesでもないよな・・・というときに便利です。

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by mei_mokh | 2010-06-28 11:50 | 英語学習法


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