オルタナティブな若者たち
2014年10月19日(日) 池田真隆

「クラウドファンディングに挑戦する人を増やしたい」 READYFOR?、「1億円」のアイデア募集

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1億円プロジェクトのスペシャルキュレーターたちと米良代表=10月14日、東京大学伊藤謝恩ホールで

国内最大規模のクラウドファンディングサイトREADYFOR?(レディーフォー、運営会社:オーマ)は10月14日、目標金額1億円のプロジェクトを募集すると発表した。

個人でも団体でも応募可能で、スペシャルキュレーターとして、箭内道彦氏や佐藤尚之氏、佐々木俊尚氏らがつく。レディーフォーの米良はるか代表は、「みんなをワクワクさせるプロジェクトを展開し、クラウドファンディングの認知度を上げていきたい」と話す。

1億円プロジェクトの概要は、同日開催されたアワード「READYFOR OF THE YEAR 2014」の会場で発表された。同サイト内で、プロジェクトのアイデアを12月14日まで募集し、スペシャルキュレーターたちでアイデアを精査する。応募資格は、個人でも企業でも可能だ。

スペシャルキュレーターの一人の佐々木俊尚氏は、「このプロジェクトをきっかけに、レディーフォーというサービスやクラウドファンディングのポテンシャルについて、より多くの人に知ってほしい」と言う。

佐藤尚之氏は、「助成金やお上にばかり頼るのではなく、自分たち一人ひとりの力が合わされば社会を動かせることを体感できるような企画にしたい」と話す。

レディーフォーの米良はるか代表は、「みんながワクワクできるようなプロジェクトにするため、全力で取り組みたい」と意気込む。「1億円プロジェクトを成功させて、クラウドファンディングに挑戦する人を増やせたら」。

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