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 全国のご当地グルメによるまちおこしの祭典、第9回「B―1グランプリ」が18日、福島県郡山市の開成山公園周辺で始まった。注目される「なみえ焼そば」は、より「モチモチ感」が増した新「なみえ焼そば」として登場。屋台前には長蛇の列ができた。

 県内から唯一の出場となる「浪江焼麺太国(やきそばたいこく)」の広報担当、前司(ぜんじ)昭博さんは「昨年の2倍、3倍のうまさです」と胸を張る。

 一新できたのは、なみえ焼そばの特徴である太い麺を地元、浪江町で長年作ってきた製麺会社「旭屋」が今年7月、新工場を相馬市に完成させることができたからだ。9月から3年半ぶりに、焼きそば用の麺の出荷を再開させた。