◇ 小説家になるための戦略ノート - 幻想再帰のアリュージョニストと経済人類学の世界、引用と著作権問題とLINE衰退の予感?
幻想再帰のアリュージョニスト
自分の作品も書かずに暇があったらこの作品ばかり読んでるのですが、作品の内容と僕の関心領域の恐るべき一致といいますか、大学の卒論「経済人類学と文明」の内容ともかぶってしまう現代思想、特に呪術と言語学系統の作者の教養に脱帽です。
諸星大二郎の「孔子暗黒伝」「マッドメン」→元ネタである白川静の漢字の呪術的解釈、万葉集や中国の詩経のお話、ソシュールの言語学に、フランスの構造人類学のプリコラージュや呪術的世界観まで網羅するような作品になってます。
もちろん、アインシュタインの相対性理論、構造人類学とその元ネタであるソシュール言語学→その元ネタのエルンスト・マッハの相対的認識論、経済人類学まで連想しましたが、何か凄い僕の想像力を掻き立てる作品です。
現代思想を小説にぶち込むという発想はなかった!
その手があったか(爆)
そんなお話をしています。
日の出の勢いのLINEですが、著作権問題やら、KCIAスパイ問題(LINEの親会社が韓国企業、盗聴問題)で上場難しいのでは?というお話です。
LINEが韓国政府からの盗聴(Wiretapping)云々の記事に反論(追記あり)(お詫び・修正あり): やまもといちろうBLOG(ブログ)
内容ほとんど書いちゃってますが、次回は「KADOKAWA-dowango帝国の野望」とかです。
こちらは僕のお気に入り小説のステマです。
幻想再帰のアリュージョニスト
この作品、傑作というか、文化人類学の交換や呪術的知見、諸星大二郎から攻殻機動隊までをカバーしてしまうサイバーパンクというか、オカルトパンクという新ジャンルの作品ですね。
たぶん、歴史を変えてしまう作家だと思います。ソードアートオンライン級の作品だし、書籍化、アニメ化、映画化希望です。
書くのも早いし、内容もいいし、更新が待ちどうしいというか、実は、まだ最後まで読めてないです。177万字だと!長いけど、読み終えたくない、終わらないでほしいという気持ちもあります。