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詐欺容疑で元専務ら再逮捕 オール・インのFX取引

(09/24 18:01、09/25 00:58 更新)

 札幌市に本社があった投資関連会社オール・イン(甲府市)による外国為替証拠金取引(FX)をめぐる詐欺事件で、道警と宮城、岡山、広島3県警の合同捜査本部は24日、詐欺容疑で、同社の元専務で無職小原寛也(かんや)容疑者(42)=神戸市長田区東尻池町4=ら3人を再逮捕した。

 ほかに再逮捕されたのは、同社の元上位会員で、会社役員北村昌夫容疑者(52)=京都市南区東九条上御霊町=、警備員田野善章容疑者(45)=大阪市平野区瓜破(うりわり)1=。

 逮捕容疑は2008年2月10日〜5月23日、実在しないFX自動売買ソフトを利用すれば高い運用益が得られると偽り、兵庫県、神奈川県、京都府の男女3人から、ソフト利用料などの名目で計52万8千円をだまし取った疑い。北村容疑者は「ソフトがあると思っていた」と容疑を否認、2人は認めているという。

 捜査本部は3日、同様の手口で大阪府の男性(40)から22万8千円をだまし取ったとして、詐欺容疑で小原容疑者ら3人を逮捕。中国に渡航中とみられる社長森克彦容疑者(47)を指名手配している。

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