OS X YosemiteのSpotlightがAppleやMicrosoft(Bing)へデータを送信するのを止めるPythonScriptが公開されています。詳細は以下から。

fix-macosx-com-hero

 OS X YosemiteではSpotlightに機能が追加され、Mac内だけでなくインターネット検索(Bing)やApp Store、iTunes Storeを使用して関連が深いサイトやアプリをを上げるようになっています。

Spotlight-Yosemite

 しかしこれはSiriの様にApple(またはBing)にデータを送信しているためで、これをプライバシーの観点から問題視する方(@landonfuller)が"fix-macosx.comb.hatena"というサイトにてデータ送信を止めるScriptを公開しています。

If you've upgraded to Mac OS X Yosemite (10.10) and you're using the default settings, each time you start typing in Spotlight (to open an application or search for a file on your computer), your local search terms and location are sent to Apple and third parties (including Microsoft).
>OS X Yosemiteにアップグレードして、デフォルト設定でSpotlightを使うと、あなたが行ったローカル検索のワード(term)と位置情報がAppleとMicrosoftに送信されます。
16cdcfbf

 使い方は"fix-macosx.com"の一番上にあるScriptをターミナルに入力して実行するだけです。実行すると"fix-macosx.py"をダウンロードして実行し、SpotlightのSuggestionsを止めてくれます。(Script終了後ログアウトして下さい)

fix-macosx-py

 実行してみると、以下の様に今までは「マイクロソフト」でSpotlightに表示されたWebサイトやWikipediaの情報が表示されずローカル検索だけになります。詳しくは下記リンクからfix-macosx.comかGitHubへどうぞ。

fix-macosx-before-after

追記:fix-macosx.pyをよく見てみたらシステム環境設定.appの[Spotlight] > [検索結果] の「Spotlightの検索候補」と「Bing Web 検索」をScriptでOFFにしているだけなので元に戻したい方はこのチェックを入れなおして(表面上チェックされているので)再起動すれば元の通りにSpotlightが動作します。

fix-macosx-system-preference
関連リンク:
Fix Mac OS X Yosemite
fix-macosx/fix-macosx - GitHub
Disable sharing of Spotlight searches with Apple - Hacker News


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