「ショック」と「信じられない」…つんく♂報告原文

　３月に喉頭がんを公表し、９月にがん細胞が観察されなくなった状態の「完全寛解」と診断された音楽プロデューサー・つんく♂（４５）が１７日、声帯の検査でがんが見つかり、手術を受けたと発表した。寛解後も喉の調子が悪く、１０月の「モーニング娘。’１４」のニューヨーク公演に同行した際に再発を知らされ、緊急帰国。手術は成功したといい、「また元気になって戻ってきます」と約束した。

　つんく♂より皆様へご報告（原文のまま）

　皆様、日頃より応援いただきありがとうございます。先日、私の病気に関して「完全寛解しました」と発表させて頂きました矢先ですが、修正発表をさせて頂きます。「寛解しましたね」と先生に言われていた事もあり、モーニング娘。’１４が今月ニューヨーク公演をするにあたって家族を連れて立ち会って参りました。放射線治療と分子標的薬治療後も喉の腫れや発声しづらさ、痛みは続いていたのですが、これまでもいくつかの病院で何度も検査はしていたし「治療の後遺症でそのうち治りますよ」と聞いておりました。そして先日「寛解」とも言われ安心しておりました。それでも、９月になっても声帯の腫れと痛み、息苦しさ、声のかすれが自分なりに気になっていたので、念のためにもう一度「声帯の生検」をしてから旅立ちました。モーニング娘。’１４の公演の後も家族孝行のつもりでのんびりして帰ってくるつもりで予定しておりましたが、ニューヨークに到着直後、日本から「癌が見つかりました」と連絡がありました。「そんなバカな…。」モーニング娘。’１４の公演の後、すぐさま予定を切り上げ、「ショック」と「信じられない」という思いの中、急遽日本に戻ってきました。帰国後すぐ検査、入院。そして手術…　それでもバタバタの中、先生や看護師の方々に最善を尽くしていただき、無事に成功しました事を報告させて頂きます。しばらく療養させて頂きますが、また元気になって戻って来ますので待っていて下さいませ！皆様にはいろいろご迷惑、ご心配をおかけしますがどうぞ宜しくお願い致します！

　２０１４年１０月１７日