朝日社外委員選出の古市憲寿氏 整形手術への議論提起
- 2014年10月16日 14時23分
- 提供:アメーバニュース/政治・社会
朝日新聞は14日、ジャーナリストの江川紹子氏、弁護士の国広正氏、日産自動車副会長の志賀俊之氏、社会学者の古市憲寿氏の4名を社外委員に招き、「信頼回復と再生のための委員会」の発足を発表。しかし、古市氏が前日にツイッターで、合唱コンクールに出場した中学生の容姿を批判するツイートを発信し、これが波紋を呼んでいる。
古市氏は13日、ツイッターで
「テレビで中学生くらいの子たちが合唱してるんだけど、顔の造形がありありとわかって辛いから、子どもたちももっとみんなメイクしたり、髪型や髪の色をばらばらにしたほうがよいと思う」(ツイートは削除済み)
と述べた。これは、「間違ってEテレの中学生の合唱コンクールみたいな番組見てた」という古市氏が、その感想を述べたもので、古市氏は続けて、
「努力で顔の雰囲気を変えられるメイクや自由な髪型が許されず、ありのままの姿を強要される学校空間っておかしいなあと常々思ってます」
「韓国など一部の地域を除き、なぜ整形が一般的にならないのか」(一部抜粋)
と、容姿や見た目に対する私見を披露。これに対し、
「建前では容姿は問われないことが多いですが、就職や営業の現場などでの実態はどうなのか疑問もありますね!」
「見た目の印象が、その人の第一印象を決めて、それはなかなか変わらないらしいです」
と、賛同の声が寄せられる一方、
「自分の顔見てる?人の事言う前に自分の顔整形すれば?」
「頑張ってる子ども達を小馬鹿にしてるようにしか取れない」
など、批判の声も寄せられ、古市氏は一部ツイートを削除した。そんなやりとりがあった翌日、朝日新聞が古市氏を社外委員に選出したことを発表した。すると、経済学者の池田信夫氏が「古市が入ってるだけで、信頼回復は絶望だ」とツイートしたのを始め、
「古市憲寿ってなんか見た気が…と思ったら昨日中学生の合唱で顔がどうのこうのとケチつけてた奴か」
「古市が入ってる時点でお察し&やり直し」
「なんで古市?再生する気無いだろ」
といったツイートが次々と登場。古市氏は、池田氏について、「池田さんって、会うとニコニコ優しく、色々話してくれるんだけどなー」とツイートしたが、池田氏はそれに対し、「悪いけど、記憶にないんですよ」と返信している。
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「朝日新聞の信頼回復」自体がギャグの一種だが、その朝日新聞社自身が選んだ「有識者」が全く「有識者」ではなかったとしても驚くことではない。なお日本国民が求めているのは「朝日新聞の信頼回復」ではなく「日本国民に対する謝罪と朝日新聞の廃刊」だと思う。