2014年10月19日
近代麻雀とかいう麻雀が出ればだいたい何をやってもいい雑誌
近代麻雀2014年11月15日号が発売中です。
(過去記事:「BW(ビューティフルワールド)-麻雀星取伝説-」1巻)
主人公・新条匠、通称たっくんが、麻雀のルールもよく知らないのにひょんな事から突然、命よりも価値が大きい「星」を麻雀で奪い合う争いに巻き込まれたという物語です。そう、最初はそんな「普通の命懸けの麻雀漫画」でした。「普通の命懸け」って言葉は普通ではないかもしれませんが、とにかくそんな話だったのです。最初のうちは……。
いろいろな漫画が麻雀を打ったり打たなかったりしていますが、最新号から取り上げたいのは「BW ビューティフルワールド」志名坂高次です。
(過去記事:「BW(ビューティフルワールド)-麻雀星取伝説-」1巻)
主人公・新条匠、通称たっくんが、麻雀のルールもよく知らないのにひょんな事から突然、命よりも価値が大きい「星」を麻雀で奪い合う争いに巻き込まれたという物語です。そう、最初はそんな「普通の命懸けの麻雀漫画」でした。「普通の命懸け」って言葉は普通ではないかもしれませんが、とにかくそんな話だったのです。最初のうちは……。
ただ、対局中に突然、対戦相手の口の中からガロンという小さいオッサンが登場してから大きく風向きが変わります。
その後は、

同卓者(女)と主人公(男)が突然妊娠させられたり、

セーラー服を着たヒロインの年齢が68歳だったと判明したり、
とにかく「???なんだこれ?」っていうトンデモナイ事態に転がっていきます。
そして最新号で、おそらくは連載開始前から練られていたであろうこの漫画の設定が明かされました。

西暦2278年!!!

この世界は宇宙船シリウスの中だった!
後から取ってつけた設定とはとても思えないので、あとは「どのタイミングでどのように明かしていくか」って問題だったんでしょうね。ただのトンデモ麻雀漫画ではなく壮大なSF設定がちゃんと考えられていたのには感心させられました。
なんでも、現実の世界は「2012年12月23日に世界は終わる」というマヤの予言通りに、エボラ出血熱の感染が広がって「箱舟」となる宇宙船に乗って避難したそうです。よりにもよって、このタイミングでエボラか……。


そういうわけで、マトリックス的な世界観のSF作品だということが明かされました。こうなるとこの作品の見方がガラリと変わりますね。今までは前述のように「なんだこれ?」と思いながらでしたが、こうなるとこれからの展開もぐっと楽しみになってきます。
一部のエロゲ会社やエロ漫画誌はノルマとなるエロシーンさえあれば何をしてもいいとかいう話を聞きます。麻雀さえ絡んでればどんな挑戦をしてもいいというのも麻雀漫画の面白さで、そういう挑戦の多くはたいして面白くならずに失敗するんですけど、挑戦し続ければいつか確変が起こりうるものです。「咲-Saki-」とか「ムダヅモ無き改革」とかも、そんな異質な組合せから生まれて大ヒット作となっています。麻雀漫画というジャンルにはいつまでも挑戦し続けてほしいものですね。
BW(ビューティフルワールド) -麻雀星取伝説1 (近代麻雀コミックス)
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志名坂 高次
竹書房 (2014-04-17)
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この記事へのコメント
1. Posted by しげる 2014年10月19日 00:50
へーー。これは面白そう。