その他
PR

タカタ製エアバッグ不具合に絡み、米国で4人目の死者=監察医

2014年 10月 18日 07:38 JST
 
  • Mixiチェック

[デトロイト/オーランド 17日 ロイター] - 米フロリダ州で発生した交通事故で、ホンダの2001年製「アコード」セダンに搭載されていたタカタ製エアバッグの不具合が運転手の死亡につながっていたことが、同州監察医の話から明らかになった。これによって、タカタ製エアバッグの不具合に絡む米国での死者は4人目となる。

フロリダ州ハイウェイ・パトロールの事故に関する報告と同州オレンジ・オセオラ郡の監察医によると、事故は9月末、同州オーランドで発生。衝突によってエアバッグが作動した際、金属片が飛散した。運転手の女性(51)は事故から4日後の今月2日に死亡した。

監察医はロイターに対し、運転手には「刺されたような傷」があり、気管が切断されていたとし、「エアバッグと運転手の首にあった裂傷を関連付けた」と述べた。

そのうえで、運転手が一命を取りとめた可能性もあるとしつつも、エアバッグの金属片とは関連のない他の事故による外傷があったことも指摘した。

ホンダの広報担当は、事故に関する報告を16日に受け取ったばかりとし、「正式な通知は受けておらず、車両の検査を実施する機会ももてていない」と述べた。そのうえで「事故について調査を行っている」とした。

タカタ米国の広報担当は、事故に関する報告を受けていないとしたうえで、ホンダの調査に協力する姿勢を明らかにした。

 

スライドショー

注目の商品

中国はロシアの救世主か(字幕・15日)

ロシアと中国は、李克強首相のモスクワ訪問に合わせ、エネルギーや金融、貿易など38項目で合意した。ウクライナ情勢をめぐる欧米の制裁を受けて、アジア重視への転換を図るロシアの姿勢を印象づけた。  ビデオ 

外国為替フォーラム

写真
原発城下町の葛藤

九電・川内原発再稼働について地元同意表明が年内に迫るなか、事故への懸念と、地元経済に組み込まれた原発を否定できないという「現実」との間で、住民の葛藤は高まっている。  記事の全文