フィギュアスケートのアレコレ

フィギュアスケートのアレコレについて語るブログです。

僕が選ぶ今季ベストプログラム 【男子フリー編 第1位】

2013/14シーズンのお気に入りプログラム、「男子フリー」編の第1位です。

1 高橋大輔 ("Yesterday""Come Together""Friends and Lovers""In My Life""The Long and Winding Road")
もうとっくに新しいシーズンは始まっているというのに、いまだにこの記事を書いている、またそれにあたり、彼の演技を繰り返し見返しては目頭を熱くさせている自分って一体…と思わないではないものの、あふれる涙は止められないし、想いだって抑えられない、そういうプログラムが、13/14シーズンの僕のお気に入り第1位です。…バレバレでしたか?

あらためて、美しいスケーターだと感じました、高橋大輔は。その演技も、本当に美しい。アスリートの美しさや、身体表現の美しさ、それらが相まって、また「美しい」というひとつの言葉に集約されるように思うわけですが、それが「動く」とか「踊る」とか、そういう人間の根源的な欲求というんですかね、そこに訴えかけてきて、心も体も揺さぶられる…なんていう、自分にもようわからん境地に今日も誘われてしまった。ふー。

このプログラムのよいところは、やはり「物語」が感じられること、だろうか。それが振付師や選手の意図したとおりであろうとなかろうと、それぞれが思い描くモノが感じられる。ここでは感じやすい、といった方がよいのかもしれませんが、それは間違いなくあるだろうと思います。それから、そこにそれぞれの「高橋大輔」を、彼のスケート人生の在り様を、投影できると。自分の中にある、「自分だけのダイスケ」ってやつですよ。

もちろん、そういったものがなくとも、ただありのままによいプログラムだと思いますし、自分でもそういう見方ばかりしているつもりはないわけですが、そうしたものがない自分(状態)というのもなかなか想像できないので、難しいところだ。

あとは、やっぱり「愛」ですよ、この作品を語るに外せないワードは。何回いうねん。
これほどまでに愛せるものがあって、彼自身がそれに愛されて、そこに関わる多くの人たちからも愛されて、そのことに対する感謝、またそれに対してたくさんの愛が返される…という、なんたる好循環。この高橋大輔が表現する世界は、愛で満たされている。何回でもいったんねん。

…てなことを書いていたら今日になってしまい、その今日は特別な今日で、もう今日しかないだろうと、この思いを伝える日は。
でも、思ったよりストンと受け止めている自分がいる。何かが終わったようでいて、特に何かが終わったようにも感じないというか。これからも人生は続いていく。それもこのプログラムから感じられる、ひとつのメッセージだったと思うな。

以前にも書いたことがありますが、僕は同じ時代に生まれて、高橋選手のスケートが見られることの幸せ、それについて何度しみじみと思ったことか、感じたことか。それは、これからもそうだと思う。彼が残してくれた数々の演技を見返しては、そういう心境に至るだろうし、また今後目にするであろういろんな姿からも、そうした感情を抱くのではないかと。

だから今日この日、これからもよろしくお願いします!と僕はいうことにします。いやいや、いつもありがとう!これからもよろしく!って。そうしたら、いやいや、こちらこそよろしくお願いしますよ!と笑顔で返してくれそうじゃないですか?
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[ 2014/10/14 23:05 ] その他の記事 | TB(0) | CM(1)
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[ 2014/10/15 03:30 ] [ 編集 ]
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