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『世にも奇妙な物語’14秋の特別編』放送決定!
今回は5本のオムニバスドラマに加え、超短編ドラマ5本も放送!
更新日:2014/9/22
『世にも奇妙な物語’14秋の特別編』
戸田恵梨香、多部未華子、吉田鋼太郎、神木隆之介、若村麻由美、仲村トオル、宮根誠司、大久保佳代子という豪華俳優陣を迎えて、見応えパワーアップ!
10月18日(土)21時~23時10分
今年で24年目を迎えるフジテレビの看板番組『世にも奇妙な物語』が10月18日(土)に放送されることが決まった。今回もタモリがストーリーテラーを務め、豪華キャストが集結!さらに、今回は5本のオムニバスドラマに加え、5本の超短編ドラマも放送するという画期的な内容となる。
オムニバスドラマには、『世にも奇妙な物語』初出演の吉田鋼太郎、多部未華子、神木隆之介、をはじめ、23年ぶりの出演となる若村麻由美(前回は1991年8月)、11年ぶりの出演となる仲村トオル(前回は2003年3月)、戸田恵梨香(前回は2008年4月)という多彩な出演陣。
超短編ドラマには、初となる、宮根誠司、大久保佳代子が出演するなど、見逃せないラインナップとなっており、目が離せない!その気になる内容は…。
◆『ファナモ』
スタッフ
原作:前田司郎(『ウンコに代わる次世代排泄物ファナモ』講談社)
脚本・演出:前田司郎
キャスト
出演:戸田恵梨香 平山浩行 他
あらすじ
温子(戸田恵梨香)は、恋人の拓也(平山浩行)と真剣に結婚を考えているが、父親に反対されている。その理由は、拓也が「ファナモ」に変えてしまったからだ。「ファナモ」とは、臭いのない無機質な黒い棒。これが「ウンコ」に代わる次世代排泄物で、2025年現在、多くの人が「ファナモ」に移行しているというのだ。拓也は、「ファナモ」に変えるように温子を説得するのだが、温子はためらって…。
戸田恵梨香コメント
■「ファナモ」という不思議な物体を巡る、想像もつかないストーリーですが、今回の台本を読んだ感想をお願いします。
「初めは少し分かりづらい話かな?という印象があったんですが、読んでいくうちに、ある意味とても現実的だと感じました。私も、普段生活している中で、世の中が変化していくことへの違和感はどこかで感じていたので、“ファナモ”という表現の発想がおもしろかったです」
■温子という役どころをどのように捉えていますか?
「人間にとって、根本的な大事なものをどこかで大切にしていて、どんどん効率化されていく世の中に違和感をもっている女性だと感じました。今の世の中の人たちに通ずるところがあって、みなさんが共感しやすい役どころだと思います」
■どのような事を心がけて演じましたか?
「近未来的な世界観とリアリティーのある世界観を両方持っている作品だと思ったので、お芝居の雰囲気をどちら側にもっていくか迷ったんですが、そのグレーゾーンをお芝居で埋められたらいいなと思いながら演じました」
■共演の平山浩行さんについてはいかがですか?
「以前『コード・ブルー』で共演させていただきましたが、しっかりと向き合ってお芝居をするシーンは、ほとんどなかったんです。『コード・ブルー』の時は、硬派な役どころで、私の中ではその役のイメージだったんですが、今回ご一緒して、本当におもしろい方だと…。今回の作品では、ある出来事を境に、平山さんの役柄が急に変わるんです!ものすごく自信にあふれていて、熱血な愛されるキャラクターに変化するので、そこも見どころだと思います」
■ご自身の見どころを含めて、視聴者の方にメッセージをお願いします。
「戸惑い、葛藤し続けている温子と、変化した時の温子との差がとても大きいので、表情などの変化が見どころではないでしょうか?10代に演じさせていただいた『世にも奇妙な物語』は、ドキドキするようなホラー的な作品だったんですが、今回は全く違う世界観の作品になっています。そこを含めみなさんに、ぜひ楽しんでもらえたらと思います」
◆『サプライズ』
スタッフ
脚本:守口悠介
演出:松木創
キャスト
出演:多部未華子 馬場徹 他
あらすじ
IT会社の契約社員・藤村優希(多部未華子)は、恋人の健斗(馬場徹)と付き合って3年になるのだが、記念日にプレゼントやサプライズのお祝いをしてもらったことがない。一方、優希の友人の雅実の恋人・智は、誕生日にフラッシュモブでサプライズのお祝いをされ、幸せそうな様子だ。そんな雅実がうらやましいと優希は、健斗に告げるのだが…。
多部未華子コメント
■台本を読んだ感想をお願いします。
「サプライズという一見楽しく喜ばせるものが、どんどん不気味になっていく様が面白いと思いました」
■藤村優希という役をどのように捉え演じましたか?
「“普通の女の子”と監督から伺っていたので、普通の女の子を心掛けました」
■「サプライズ」をされたこと、したご経験はありますか?
「大学卒業記念サプライズパーティーを開いてくれて、お仕事関係の方から、友達・家族皆集まっていて本当にうれしかったし、幸せだった思い出があります」
■視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。
「ぜひ、最後まで楽しんでご覧下さい!」
◆『未来ドロボウ』
スタッフ
原作:藤子・F・不二雄(「未来ドロボウ」)
脚本:大野敏哉
演出:後藤庸介
キャスト
出演:吉田鋼太郎 神木隆之介 他
あらすじ
就職がなかなか決まらない大学生・白井直輝(神木隆之介)は、日々の生活に不満をもっていた。一方、成功して財をなした大脳生理学者・大葉國正(吉田鋼太郎)は、病に伏していた。白井は、大葉の金銭的に豊かな生活を、大葉は、白井の若さを欲していた。ある日、二人が目を覚ますと…。
吉田鋼太郎コメント
■今回『世にも奇妙な物語』初出演になりますが、感想をお聞かせください。
「『世にも奇妙な物語』は、テレビでは何回も拝見していて大変おもしろいなと思っていました。自分がまさか出ることになるとは思っていなかったのでとっても光栄です。今までにないような物を作りたいなという意気込みはあります」
■今回の『未来ドロボウ』の台本を読んだ感想はいかがでしたか?
「なにせ神木君と入れ替わるということなので、二つの人格を演じなくてはいけないというすごいハードルが高い設定です。なので自分の中で若い感性みたいなものをきっちり作らないと、ただ声色とかだけでまねするのは面白くないので、自分の中に残っている若さみたいなものを再確認してそれをうまく出せればいいなと思います。大変難しい設定なので自分にできるのかな?でもやってみたいな、やりたいな、できるといいな。と思い(笑)、ちょっとドキドキしています。本当にハードルが高いです」
■大葉國正をどのような人物と捉えていますか?
「大変悲しい人だと思います。そして自分から失くなっていく若さだったり、生命だったりというものをちゃんと自分の中でわかっている人だと思います。最後にもう一回だけ若かったころの自分に帰りたいというのは、それこそ僕なんかの年になると思いますので、その悲しさと受け止めていかなくてはいけない宿命みたいなものを抱えた人だと思うので、ちょっと自分に似たところも無きにしもあらずだなと思っています」
■今回の作品で注目していただきたいところは、どこですか?
「55歳の僕が若者になり、20代の神木君が60過ぎのおじいさんになるところです。絶対ここだと思います」
■今まで、誰かと入れ替わって、何かをしたいと思ったことはありますか?
「誰かと入れ替わって何かをしたいというよりも、お芝居の稽古が大変な時は自分のクローンが稽古をしてくれて、本番だけ自分がやりたいと思うことはしょっちゅうあります(笑)」
■視聴者の方にメッセージをお願いします。
「いかに若い神木君が年上の僕になり、僕がどれだけ20代の若者になれるかというところが見せ場だと思いますので、ぜひそこを見ていただければと思います」
神木隆之介コメント
■『世にも奇妙な物語』は、初のご出演になりますが、いかがでしょうか?
「とてもうれしかったです。お茶の間で家族と見ていたので、ずっと見ていた作品に参加することが出来、とても誇らしく思います」
■今回の台本を読まれた感想をお願いいたします。
「心に熱いものがぐっと来る作品だなと思います。僕達が日々感謝しなければならない、日常のありがたさや、人の優しさを感じ、読んでいて感動して泣きそうになりました」
■白井直輝をどのような人物ととらえていますか?
「わがままで、すぐ物事を悲観的に捉える人間なのですが、國正に出会ったことで、周りの人達に感謝し、思いやれる人間へ成長していくという印象です」
■注目して貰いたい点はどこでしょうか?
「國正と直輝が入れ代わってしまい、僕がおじいちゃん、吉田鋼太郎さんが若者を演じているところです。初めての試みで出来るか不安でしたが、吉田さんがリードして下さり、安心して芝居をすることが出来ました」
■今回の作品のように何かと入れ替わって、何かしたいと思われたことはありますか?
「女性と入れ代わって、カラオケの女性ボーカルの曲を歌いたいです」
■視聴者の方にメッセージをお願いいたします。
「見ていただいた後に、幸せな気持ちになれる作品になっています。是非ご覧下さい」
◆『冷える』
志倉頼子(若村麻由美)が人の役に立ちたいと…。
若村麻由美
スタッフ
脚本:山岡潤平
演出:村上正典
キャスト
出演:若村麻由美 他
あらすじ
スーパーのレジ打ちのパートをしている主婦・志倉頼子(若村麻由美)は、スーパーの店長や同僚、夫や子供からもあまり必要とされていないのではないかと感じる日々を過ごしている。ある日、頼子は大型冷蔵庫の中で冷凍食品の在庫確認の残業を押し付けられる。
若村麻由美コメント
■今回の『世にも奇妙な物語』へは23年ぶりの出演となりますが、いかがでしょうか?
「『記憶の沼』以来です。あの時は湖の中と雨の中!今回は冷凍庫の中と火の中!どちらも死にそうなロケでした」
■今回の『冷える』の台本を読まれた感想はいかがでしたでしょうか?
「結末まで読んでみて、なるほど!と、哀しみを覚えました」
■志倉頼子をどのような人物と捉えていらっしゃいますか?また演じる上で気を付けられたことはありますか?
「報われない毎日の“積った疲れ”を意識しました。頼子は、誰かの為に存在できる喜びを実感したかったのだと思います」
■今回の作品で注目していただきたいところは、どこですか?
「冷凍!熱湯!火事!爆風!…他にも色々、体を張って頑張りました」
■視聴者の方にメッセージをお願い致します。
「家族のために頑張るママたちへ、エールを送る気持ちで撮影しました。ちょっぴり可笑しくて、哀しいお話。ぜひご覧下さい」
◆『走る取的』
スタッフ
原作:筒井康隆(『走る取的』新潮社文庫)
脚本:高山直也
演出:岩田和行
キャスト
出演:仲村トオル 音尾琢真 他
あらすじ
中年のサラリーマン・信田(仲村トオル)と後輩の亀井(音尾琢真)が居酒屋で軽口を叩き、共通の知り合いをやゆしていた。それを自分のことだと勘違いした、店に居た取的(相撲取り)が、店を出た二人を追いかけてきた。恐怖を感じた男たちは、取的から逃げようとするのだが…。
仲村トオルコメント
■2003年3月の『レンタル・ラブ』以来の約11年ぶりの『世にも奇妙な物語』ご出演となりますが、ご感想はいかがでしょうか?
『世にも奇妙な物語』は短編を紡いで構成した、独特の面白さがありますよね。最近、短編の面白さにチャレンジできる機会があまりない気がしていましたが、この番組はまさに短編ドラマ集の老舗番組。もう少し、ブランクが空かないように出演したいです。
■今回の作品の台本を読まれたご感想を教えてください。
“一気に読め、面白い!”と。凄くいい作品ができる予感がしましたが、さらに初日前夜に台詞やト書きの微調整が入った稿が届き、リップサービスでも何でもなく、演出の方向性もとてもよく見えたので、ウキウキに近い感じのワクワク状態で現場に行きました。
■今回演じる信田につきまして、どのような人物だととらえていらっしゃいますか?
信田は“フツーの人”です。当初は“超エリートで、何に対しても、常に上から目線の人”と捕らえていたんですが、打ち合わせで岩田監督が「フツーの人で」とおっしゃり、なるほど…と。そういう意味でも、信田に起こったことは特別なことではなく“誰もが自分ではまったく悪気なく言ってしまうような『失言』によって、え、ここまで大変なことにぃ…?”という展開に、俺にも、私にも…あるかも…と観た人が感じるような気がします。
■また演じる際に、気をつけられた点は何ですか?
気をつけたのは“とにかく全力で走る”でした。で、全力で走れたんですよ。撮影って、カメラワークの都合などで、実は全力疾走してしまうと映像として成立しないので、全力疾走のフリ…をしなければならないことがよくあるんです。ちょっとゆっくり目に走らなきゃならないカットもあるというか…。でも、今回のカメラマンの長谷川さんが、俊足で、しかも機材もそれに対応できるカメラを使っていたので、全カット必死で走れたんです。なので、全編、手を抜く…いえ、足を抜くことなく(笑)走れました。
■今回の作品の見所はどこでしょうか?
全速力で、必死に走っています!
■視聴者の方にメッセージをお願いいたします。
全速力で、必死に走ってます!が、座ったお芝居もあります!
◆超短編ドラマ
『インターホン』 ハマカワフミエ
『捨てられない女』 大久保佳代子
『クリームソーダ』 岸井ゆきの
『シャドーボクシング』 真剣佑
『標識の人』 宮根誠司 宅間孝行
編成企画:水野綾子(フジテレビ編成部)コメント
「『世にも奇妙な物語』でしかできない怖さ、不思議さ、感動、衝撃を味わえ、24年間続いた所以がわかるすばらしい出来だと思っています。撮影がこれからのものもありますが、今回は“超短編”にもチャレンジしていますので、その“超短編”も是非目を凝らしてみてください!」
プロデュ-サー:後藤庸介(共同テレビ)コメント
「24年続いている今作の歴史の中でも、最高傑作の一つだと言っていいと思います。原点回帰をテーマに、人智を超えた“怖くて、不思議で、どこかポップな”物語を作りました。超短編も含めた10作品。絶対に予想できないラストを用意して待っています。是非見て下さい!!」
番組概要
タイトル
土曜プレミアム
『世にも奇妙な物語'14秋の特別編』
放送日時
10月18日(土)21時~23時10分
出演者
- ストーリーテラー
- タモリ
- 『ファナモ』
- 戸田恵梨香 平山浩行 他
- 『サプライズ』
- 多部未華子 馬場徹 他
- 『未来ドロボウ』
- 吉田鋼太郎 神木隆之介 他
- 『冷える』
- 若村麻由美 他
- 『走る取的』
- 仲村トオル 音尾琢真 他
◆超短編ドラマ
『インターホン』 ハマカワフミエ
『捨てられない女』 大久保佳代子
『クリームソーダ』 岸井ゆきの
『シャドーボクシング』 真剣佑
『標識の人』 宮根誠司 宅間孝行
スタッフ
- 編成企画
- 水野綾子
加藤達也 - プロデュ-サ-
- 後藤庸介(共同テレビ)
- 制作
- フジテレビジョン
- 制作著作
- 共同テレビ
2014年9月22日「パブペパNo.14-384」フジテレビ広報部 ※掲載情報は発行時のものです。放送日時や出演者等変更になる場合がありますので当日の番組表でご確認ください。