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安倍首相、靖国神社に供物 参拝見送り 超党派議連は111人が参拝
安倍晋三首相は東京・九段北の靖国神社で17日に始まった秋季例大祭に合わせて「内閣総理大臣 安倍晋三」名で「真榊(まさかき)」と呼ばれる供物を奉納した。同神社が明らかにした。
首相は11月に北京で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議において、日中首脳会談実現を目指す方針で、20日までの例大祭期間中の参拝は見送る方向だ。
伊吹文明衆院議長、山崎正昭参院議長、塩崎恭久厚生労働相も17日、真榊を奉納した。
一方、超党派の議員連盟「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」(会長・尾辻秀久自民党参院議員)の111人は17日午前、同神社に参拝した。
自民党や民主党、次世代の党、維新の党、みんなの党などの議員が参拝。自民党からは新藤義孝前総務相のほか、議会間交流で12日より訪中していた逢沢一郎衆院議院運営委員長らが参拝した。衆院議員81人、参院議員30人が参拝。政府では、小里泰弘環境副大臣と赤池誠章文部科学政務官、武藤容治総務政務官、岩井茂樹経済産業政務官が参拝した。
17日には衛藤晟一首相補佐官や古屋圭司自民党拉致問題対策本部長も個別に参拝した。