昨日、三男を塾まで送って行く途中で会話してたら、三男が私のブログを読んでることが判明。まあ読まれて困るようなことは書いてないんだけど(本当かよ?)まさか携帯持たせてないお前が読んでるとは…と思ったさっこさんですこんにちは。長男次男も読んでるかもしれないけど、まあしゃべることはないだろうな。ひょっとしたら内容について苦情がくるかもしれないけどw
さて、昨日こんな記事をブクマしたんですが。
なんで何年も経って…と言われる方もいらっしゃいますけどね。ほらこれ。
リアルネット両方含めてこの時初めて自分の経験語りましたよ私。実に被害に遭ってから40年近い歳月が流れておりました。
子供の頃はわけもわからなくて、「怖い」「誰かにしゃべったらまたおじさんに同じことをされるかも」という恐怖があって誰にもしゃべれませんでしたが、大きくなってからはちょっと違った。ただ性欲を満たすためだけの「モノ」として見なされた経験を語ることは、加害者と同じように自分を「モノ」として見る人から同じ視線を浴びる可能性があるわけですよ。そうやって自分が「モノ」として消費されるのは耐えられない。だから誰にもしゃべれなかった。
もう結婚して子供も大きくなってすっかりおばさんになってしまったから語れるようになったけど、決してまだあの恐怖が払拭されたわけじゃありません。実際、あのツイートした後はしばらくフラッシュバックのように当時のことが鮮明に思い出されて非常につらかったです。
つまり他人の目には「何年も経って」なんですが、本人にとっては「まだ何年しか経ってない」という感じですね。まだ告発できただけすごいんじゃないかと思います。思い出すだけでもしんどいのに、告発する勇気なんてなかなか出ないですよ。そんな勇気があるのなら、被害に遭ったときに即告発してますよ。
そうでなくても子供にとって大人は圧倒的強者ですからね。逆らったら何されるかわからない、という気持ちになるものなんですよ。実際、子供には何の力もありませんからね。社会的な地位も金もなにもかも親に依存しているのです。
では親に相談すれば?という話になるんですが、これが言えないものなんですよね…。私の場合は親を信用し切れてなかったのが大きかったですが、そうでなくても自分のことで親を巻き込むのが耐えられない子供もいると思います。
だから「今更何言ってんだこいつ」とだけは言わないで欲しいです。そう言われるとますます言えなくなってしまう被害者が増えると思うので。