小渕優子経済産業相の地元・群馬県では１８日、支援者らが落胆する一方、議員辞職を求める厳しい批判の声も上がった。

　３０年以上の付き合いがあるという７０代の男性は「親の代からあった後援会の古い体質を変えられなかったのではないか。従来の殻を破り、ゼロからスタートしてほしい」と残念そうに話した。

　問題となった観劇会の会費を払った女性の間では、きちんと収支報告書に記載されていなかったことに不満が広がっているという。

　父親の代から支援しているという７０代の男性は「大臣だけではなく、議員辞職して再び選挙で有権者の信を問うことも考えるべきだ」と突き放した。