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新iPadの目玉、「Apple SIM」の破壊力

東洋経済オンライン 2014/10/18 05:45 本田 雅一

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「iPad mini3」と「iPad Air 2」

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 アップルは10月17日、iPadの新しいラインナップを発表するイベントを開催した。そのプレゼンテーションを見た、純粋なアップルファンの間には歓喜の声が挙がった。新しいMacOS Xは、よりエレガントなデザインや文字表示品位を手に入れ、iPhoneやiPadとの連携度合いを大幅に高めているからだ。

 手持ちのコンピュータが、すべてアップルのブランドで統一されていれば、システム全体が「見た目」だけでなく、目的を達成するための手順まで、トータルで”デザイン”されていることに気付くに違いない。

 しかし、そうした歓喜の声と同じくらいに、落胆の声もある。新製品(とりわけハードウェア)が従来と変わり映えしなかったことに対する不満と言い換えてもいいかもしれない。アップルに注目する観客たちは、世界中に配信される新製品発表会場の中継を見ながら、新たな、そして直接的に目に見えるイノベーションを期待する。もともと、期待値が高いわけだ。

■ 「より良いもの」が登場した

 そこに登場したのは、より良いiPad Air、より良いiPad mini、そしてより良いiMacだ。もちろん、それぞれに最新の技術は搭載されているが、テクノロジ製品の歴史を書き換え続けてきたアップルに対する期待の高さが、東洋経済オンラインでも速報でお伝えしたロイターの「落胆記事」などに繋がっているのだろう。

 もっとも、今回発表された製品が”より良い製品”であることは確かだ。より軽く、薄くなり(iPad Air 2はiPhone 6 plusよりも薄い)、処理能力は40%向上、グラフィックスの能力は1.5倍になった。iPadよりも注目度は低いが、MacOS Xの新しいリリースはここ数年でもっとも良い出来に仕上がっているように見える。

 いずれも良く吟味されており、これらの製品を購入したいと考えている消費者にとって、新製品の投入は嬉しいことに違いはない。反応の違いは「アップルに何を期待しているか」の違いなのだ。

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