滋賀県議:政活費で猫飼育本 購入書籍に記載せず
毎日新聞 2014年10月18日 07時30分
滋賀県の石田祐介県議(49)=高島市選挙区=が2013年度の政務活動費で、猫の飼育法など議員活動と関連の薄い書籍10冊以上を購入し、県議会事務局に提出した購入書籍一覧表に記載していなかったことが17日分かった。石田県議は「意図的に隠したわけでなく記載ミス。一覧表は訂正する」と釈明し、「不適切な支出と判断されれば返還も検討したい」と話している。
収支報告書によると、石田県議は議員活動に必要な新聞購読や書籍購入に充てる「資料購入費」として、189冊を約34万円で買ったと報告し、領収書51枚を添付して提出した。このうち「猫のトッピングごはん」「うちの猫のキモチがわかる本 冬号」「新しい『男』のルール」など猫の飼い方や自己啓発がテーマの十数冊(1万円以上)は、同時に提出した購入書籍一覧表に記していなかった。
石田県議は毎日新聞の取材に「地元の県政報告会で地域の猫の話題が出たので、県議会などでの質問に生かせると思った。自宅で猫を5匹飼っているが、そのためではない」と説明したが、議会では猫に関係する質問はしていなかった。啓発本は「地元の企業経営者らとの会話に役立つと判断した」と述べた。
議会事務局によると、一覧表の提出は義務ではない。他の県議の収支報告書では、購入総額だけが記され、書籍名を第三者が確認できない領収書も多い。
石田県議は06年初当選で現在3期目。会派「自民党 颯新の会」に所属している。【村松洋】