謎の米軍宇宙機、基地に帰還 地球を22カ月周回米空軍の無人宇宙機X37B=2010年12月、米カリフォルニア州のバンデンバーグ空軍基地(ロイター=共同) 【ワシントン共同】米空軍が運用するスペースシャトルに似た無人宇宙機「X37B」が17日、地球を周回する22カ月間の任務を終え、米カリフォルニア州のバンデンバーグ空軍基地に着陸した。 ロイター通信などが伝えた。偵察目的などの見方があるが、空軍は軌道上での任務を明らかにしていない。飛行は3回目。米ボーイングが開発し、全長9メートル。ロケットで打ち上げて軌道を回った後は滑空し地上に帰還。何度でも再利用できる設計だ。 米航空宇宙局(NASA)は最近、米フロリダ州のケネディ宇宙センターにあるかつてのシャトルの格納庫をX37B用に貸与した。 【共同通信】
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