コンピュータや科学の発達は何をもたらす? シュタゲの志倉氏がその可能性を語る
フィクションの世界だからこそ、ストーリーのバックグラウンドにあるリアリティが重要。
歴史上、最も謎とされたコンピュータを探していたときにいきついたのが、IBMのIBM5100上でしか作動しない、技術者しか知らない未公開言語の存在だった、と語るのは、「シュタインズ・ゲート」「ロボティクス・ノーツ」をはじめとするタイトルのゲームクリエイター、志倉千代丸さん。
ファイアーウォールなどを含め、最高のセキュリティって何だろうと考えたときに、今の言語ではアタックできない何かだろうと。中核のデータはそれこそ1bitのデータで済むはずなので、その1bitを守るだけだったらIBM5100用の隠されていた言語でいい。IBM5100だったら最高のセキュリティが可能になる、と思って「シュタインズ・ゲート」というSFを書いたんですよ。
「シュタインズ・ゲート」の劇中にもIBM5100をモティーフとしたキーアイテムが登場します。
今回、無限大(Mugendai)が、志倉さんと、IBM東京基礎研究所所長の森本典繁さんの対談を紹介しています。「もしかしたら、この世界は本当にあるのかもしれない」と思えてくる世界観をクリエイトする志倉さん、コンピューター・アーキテクチャーの変革を担うデバイス研究や機械学習とデータマイニングなどの最先端の研究を担う森本さん、そんな異なるバックグラウンドを持つ二人の対談は必見。
是非ご覧になってみてください。
source: 無限大(Mugendai)
(河原田長臣)
特別企画