教え子にわいせつ 校長を免職10月17日 12時37分
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愛知県の県立高校の校長が、10年以上前に、当時17歳の教え子の女子生徒とわいせつな行為を繰り返していたことがわかり、県教育委員会は、この校長を懲戒免職の処分にしました。
懲戒免職の処分となったのは、愛知県立岩倉総合高校の星川智之校長(52歳)です。
県教育委員会によりますと、星川校長は10年以上前に、県立高校の理科の教諭だった時、当時17歳で教え子の3年生の女子生徒と、車のなかや自宅で、キスや性行為などのわいせつな行為を繰り返していたということです。
今年4月になって匿名の通報を受けた県教育委員会が調査を始め、星川校長は7月「授業を教えるうちに好意を持つようになった」と事実関係を認めたということです。
また、女性は教育委員会の調査に対し「本当は嫌だったが、当時は、尊敬していたので、関係を保ちたかった。校長を処分をしてほしい」と話したということです。
星川校長は、平成16年から県教育委員会教職員課で人事や服務を指導する役職を務め、平成22年に47歳の若さで校長に昇進していました。
県教育委員会の野村道朗教育長は、「教職員を管理監督する立場の者の行為で、じくじたる思いだ。信頼を回復すべく、職員の意識の喚起に努める」と述べました。