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登録日:2007/05/09
私は職場で、身体障害と発達障害を患う人物の仕事の管理を任されている。
職場の誰も彼も、上司でさえも彼の存在を持て余した結果と私は感じている。
事情を知らない人は、この事実だけ見聞きすれば酷い会社だと思うかも知れない。
実際、私自身、3年ほど前に入社した当初は、職場の偏った雰囲気に戸惑ったものだ。
しかし、今ではその理由が理解できる。
障害者採用枠を利用して入社した彼に、会社は一般採用枠並みの労働力は期待していない。
問題なのは、彼がそういう環境に胡座をかいて仕事をしないということだ。
能力的に限界があるのは仕方ないにせよ、やろうとしない。
やむなく、他の人がその肩代わりをする。
自分の任務に加え、彼が怠けた仕事量まで引き受けるのだから、当然、個人の業務負担は増え、結果、ミスが出ることもある。
すると、あたかも他人事のように、そのミスを上から目線で批評し始めるのが彼という人間なのだ。
仕事がなくて退屈だからと、勤務中に喫煙する、ラジオを聴く、トイレにこもってスマホをいじり席に戻ってこない。
彼に傍若無人を許しているのは、彼に何をどう諭しても通じない、せめて自分たちが神経を浪費せぬよう黙殺するしかないという、周囲の諦めの境地。
どれもこれも発達障害の特性とは解っていても、そういう日々が毎日のように続く中で、特性の一言で片付けられるのは、たまったものではないだろう。
彼は二言目には、周りの態度が自分に対し冷淡だの横着だの憤慨する。
それは自身に要因があるのだと自覚せよと促しても、頑として聞き入れない。
先日、彼が退社後に、事件を起こした。
問題は、事件内容はもとよりそれを被害者側が公にしたということ。
彼の態度次第では、穏便に片付いていた可能性が高いが、彼の挑発的な言動が被害者の怒りを増幅させ、勤務先に告発すると激昂し、我々が事件を知ることとなった。
それでも彼は、あくまで被害者は自分と言い張る。
自分は身体が不自由なのに、と。
そう云えば、相手がひるむことを本能的に悟っているのだろう。
事件の顛末を意気揚々と語る彼を尻目に、がっくりと肩を落とし歩き去る上司の背中が、やたらと小さく見えた。
OKWave ID | InTheLife |
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氏名 | ライフ *゚+。(σ‐σ)。+゚* |
性別 | 女性 |
職業 | 会社員 |
生年月日 | 非公開 |
国 | 日本 |
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都道府県 | 非公開 |
言語 | 日本語 |
Webサイト | http://youtu.be/fjsQ2mx2s3c |
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