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ローマGK、伊サッカーの同性愛嫌悪と薬物乱用を暴露

2014年10月17日 13:00 発信地:ミラノ/イタリア

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ローマGK、伊サッカーの同性愛嫌悪と薬物乱用を暴露 ▲ キャプション表示
×伊ローマ(Rome)で「No Homophobia(同性愛嫌悪反対)」のプラカードを手にする男性(2013年10月30日撮影)。(c)AFP/ANDREAS SOLARO
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【10月17日 AFP】イタリア・セリエAにはホモフォビア(同性愛嫌悪)の傾向が強く、同性愛の選手が自身の性的指向をカミングアウトする可能性は極めて低いという。ASローマ(AS Roma)のGKモルガン・デ・サンクティス(Morgan De Sanctis)が話した。

 デ・サンクティスは、伊ガゼッタ・デロ・スポルト(Gazzetta dello Sport)紙に対し、「ホモセクシュアリティーはイタリアサッカーにも存在する。400~500人の選手のうち、2~3パーセントは確実にゲイだ。でも、誰もそれをカミングアウトする勇気はない。残念ながら、このリーグには同性愛嫌悪の風潮が強いんだ」と明かした。

 米メジャーリーグサッカー(Major League SoccerMLS)移籍の可能性も踏まえ、今季がセリエAでの最後の年になるかもしれないとしているデ・サンクティスは、16日に発売された同紙の2ページにわたるインタビューに応じ、王者ユベントス(Juventus)が、審判から好意的な判定を受けていると話した。

 トリノ(Turin)で行われたユベントス戦で、大荒れの展開の末に2-3で敗れたローマは、勝ち点3差でリーグ2位に立っている。

 37歳のデ・サンクティスは、「薬物乱用」を目撃したことがあるとも暴露している。ユベントス、セビージャFC(Sevilla FC)、ナポリ(SSC Napoli)を含む20年のキャリアの中で、ドーピングの事例を目撃したことがあるかとの問いに対し、デ・サンクティスは「ドーピングはないが、薬物乱用はある」と答えている。(c)AFP

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