2014/10/12(日曜) 23:25

中国とロシアが、相互貿易でのUSドルの使用停止を決定

中国とロシアが、相互貿易でのUSドルの使用停止を決定

中国とロシアが、相互におけるアメリカ・ドルの使用を停止し、自国の通貨をベースとした取引を増やすことを強調しました。


ロシア・リアノーボスチ通信によりますと、中国の汪洋副総理は11日土曜、中国とロシアの経済フォーラムで、「中国は、ロシアとの取引にあたり人民元による決済の割合を増やすことを考えている」と語っています。
また、「中国とロシアは、地域レベルでの経済協力を強化するつもりだ」とし、「中国は、貿易相手国との取引拡大のため、自国の市場を開放する」と述べました。
ロシア南部・ソチで行われた、第9回中国・ロシア経済商工業サミット・フォーラムは、通商、産業、投資の分野での両国の協力拡大に重点を置き、開催されました。
これ以前にも今年8月、ロシアと中国の中央銀行は両国の通貨であるルーブルと人民元による取引案について、合意に達していました。
この取引案により、両国間の貿易額は目覚しく増加しており、この両国の貿易関係におけるドル安の影響は緩和されると思われます。
中国とロシアによるこの取引案により、ドルに対するこの両国の経済的な独立性が高まり、両国の経済がさらに安定する可能性があります。

 

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