わかるとはできること『「貯まる人」「殖える人」が当たり前のようにやっている16のマネー習慣』首藤由之
お金が貯まる人・殖える人の習慣がわかる!
お金が貯まる人・殖える人の、模範的な日常の行動(習慣)が書かれている。
何冊かマネー本を読んだ方なら、目新しいことが出ていないことに気づくだろう。
しかし、本書はそれで「わかったつもり」になってはいけないと警鐘を鳴らす。
本書では、当たり前の原理原則を、繰り返し学ぶことで、
無意識で考えたり、自然と身体が動いてしまうという習慣のレベルまで落とし込む重要性を説く。
「わかっちゃいるけど、やめられない」
という長年染み付いた悪習を断ち切る方法は、
「良い習慣を上書きする」
ことだろう。
「頭でわかってはいるが、なかなか行動で定着しない」という方には特にお勧めである。
0.著者がこの本で伝えたい3行メッセージ(想い・願い)
マネーの原理原則は3つ、「①収入を増やす」「②支出を減らす」「③今あるお金を運用して殖やす」で、この原理原則や必須知識を繰り返し学んで、無意識のうちに考えたり、自然と行動する「習慣化」が必要。
「人生は計算できる」=今、一生で使うお金が計算できる(マネー戦略が立つ)のだから、「習慣化」して、年間100万円、お金を増やせる「お金についてできる人」になろう!
一人でも多くの若手・中堅サラリーマンがお金と真正面から向き合い正しいマネー習慣を実行していくことで、将来不安を払しょくさせていってほしいと願う。
1.導入文:タイトルや著者紹介を見て云々
「30歳・年収400万円の(典型的なサラリーマンやOLの)人が、自由になるお金を年100万円殖やす!」
これが、タイトルのある通り「当たり前にやっている習慣」をつくるキッカケになったら儲けものだ。
また、朝日新聞の編集者畑を歩んで、現在「朝日新書」の編集長である著者が、
「人生は計算」できて、私たちの人生とお金の関係も具体的な数字で把握できると言う。
これからの10年、20年、30年を見通してお金を貯めたり、殖やせたらと思い、本書を手に取った。
2-1.要約①:まえがき、はじめに
- ダイエットとマネーは、「入れるエネルギー<出すエネルギー」という原理原則では同じ。
- マネーの原理原則は3つ。「①収入を増やす」「②支出を減らす」「③今あるお金を運用して殖やす」
- 「人間は、原理原則はわかっていても、その通りに実行できない動物」
⇒原理原則や必須の基礎知識を繰り返し学んで、知識が無意識のうちに頭に浮かんでくるようにしたり、やるべきことを自然とじっこうできるようになったりすればいい(習慣化をする)。 - ほかのマネー本にありがちな、日常生活での細かな節約術や、投資の裏技的テクニックは一切述べない
⇒人生におけるマネー戦略は、10年、20年、30年…と長期的に考えないと意味がないから。 - 「人生は計算できる」
⇒結婚から子育て、熟年、そして老後まで、皆さんの人生とお金の関係については、ほとんどすべてが現時点で、しかも具体的な数字で把握できてしまう
2-2.要約②:本文
- マネーと人生との関係では、すべて数字的に明らかにすることができ、かつすべてを視覚化できる。
- 事実「人生で使えるお金は、すでにほとんど決まってしまっている。自分の自由になるお金は驚くほど少ない。」
- 「平均的な日本人」=「大卒の正社員サラリーマン」の生涯賃金は2億5,000万円
- 「基本生活費+住宅費+教育費」で1億9,000万円(すでに、生涯賃金の4分の3! )
- 「自分の自由になるお金」(趣味・娯楽の活動や、車の購入費、交際費、飲み代など)は、たったの6100万円(年間160万円)!
- 「行先の決まっているお金」よりも「自分の自由になるお金」のことを第一に考え、その使い方を工夫するとともに、「自分の地涌になる「お金」そのものを殖やすことに全力を注ぐ
- 「今の1万円」と「1年後の1万円」では、「今の1万円」の方が金利がある分、価値が高い。
- 複利計算で便利な「72の法則」。元本が2倍になる年数=72÷金利 <例12年=72÷6 (%)>
- 超低金利時代のメガバンクの普通預金0・02%だと、72÷0.02=3,600年かかってしまう…。
- 「金利を制するものがマネーを制す」
- ■5つの金融商品の特徴とそのポイント
- ①銀行預金――元本保証。万が一の経営破たん時のペイオフに備えて「一つの銀行の預金額は1000万円以内」
- ②債権――借用証書のことで、予め借金額や返済期間、利息が決まっている。<国なら国債、地方自治体なら地方債、企業なら社債。>
⇒債権の「価格」と「利回り」は反比例の関係。「債権価格が上昇すると、利回りが低下する。」逆も然り。
⇒金融危機が起こった直後、企業は資金調達の矛先を個人投資家に向けてくるので、そこで社債を買うべし。 - ③株式投資――投資の王道。ただし、「市場はプロと素人が同じ条件で戦う世界」で銘柄研究が絶対に必要。
- ④投資信託――リスク分散しつつプロに運用を任せられる。商品の中身を理解でき、販売手数料・信託報酬を抜いた利回りを考える。
- ⑤外貨預金・FX――外貨により為替差益を狙う。為替手数料も含めた損益分岐点を計算しておく。
- 一般的に、儲かった金額と損した金額が同じなら、儲かった喜びより、損した悲しみの方が2~3倍高い。
- ⇒「人間は損を確定させる『損切り』が苦手である」という傾向がある。
《習慣1》お金を3つの財布に分ける
- ①「生活に使うお金」⇒日常のくらしに使うお金。いざという時に備えて、通常の生活費の「3か月~半年分」。
- ②「使い道が決まっているお金」⇒おおむね10年以内に使う予定のあるお金。住宅費や教育費など。
- ③「今のところ、使う予定のないお金」⇒使う予定がなく、どう使ってもいいお金。「余裕資金」。
《習慣2》具体的に「いくら」の損まで我慢できるか
- まず、さまざまな金融商品に接する。
- →興味をもった金融商品があったら、資料請求したり、実際に話を聞いて、情報を仕入れる。
- →あなたのリスク許容度と合っているか確認する。
- →リスクに見合ったリターンの商品に「分散投資」する。
《習慣3》中身がわからない金融商品は買わない
- 投資をしたいと興味をもった金融商品の詳しい情報を読んで、あなたの頭で金融商品の仕組みなどが理解できるものを検討対象に入れましょう。
- その際、仕組預金(預金+デリバティブ)と仕組債(債権+デリバティブ)には近づかないようにする。
《習慣4》金融機関の言いなりにならない
- 日本人の「銀行神話」(銀行に対する絶対的な信頼感)は一向に揺らぐ気配がありません。
- 金融機関に勤める人も、会社から給料をもらっているので、金融機関は儲けのために働いている。
- 金融機関の言っている鵜呑みにして、ねぎをしょった「カモねぎ」にならないようにする。
《習慣5》常に「手数料はどうなっているのか」を気にする
- 銀行、証券、投信、保険…など金融機関から商品を買ったり、金融サービスの提供を受けたりする場合は、必ず「手数料」を確認するようにしましょう。
- 手数料や原価を意識することで、金融機関との付き合い方が上手になっていく。
《習慣6》経済を勉強する
- 上記から、金融機関はあまり頼りにならない存在なので、リスク商品でリターンを得るには、自分で勉強して「判断できる自分」にならなければならない。
- 経済学ではなく、生きた経済、つまり新聞やネット情報を読むことから始める。
⇒半年や一年、経済ニュースを読み続けていれば、情報を繋いで、次に起こることを予想できたり、ニュースそのものを解説できるようになる。
⇒わかればわかるほど経済を勉強する習慣化に拍車がかかってくる。
《習慣7》家計簿をつける
- 「人は見たいと欲する現実しか見ない」=「(事実がどうであれ)自分の都合のよいようにしか物事を考えない」
- 目標は、自分の自由になるお金を「年間100万円」殖やすこと。家族とも相談して協力をしながら貯める。
- 家計で一番大事なのは「支出を管理すること」なので、家計簿をつけることを始めよう。
- 自分のお金の使い方のクセがわかる。さらに、収入-支出=「貯める力」も明確に知ることができる。
- 「レシート貼り付け法」が楽ちん。やり方は、ノートにレシートを貼って眺めるだけ。
《習慣8》余ったお金を積立預金する
- 強い意志がなくても、毎月メーンバンクから自動振替するという簡単にお金を貯める方法。
- 最初から「ないお金」としてお金を扱えるので、知らない間に貯まることができる。
- 「きつめの積立」をすることで多めに貯金でき、残った収入の範囲内で生活する知恵がつく。
《習慣9》ネット銀行を活用する
- ネットバンクは、リアルな銀行に比べると利息も高く、銀行なので「預金保険」があるため元本保証される。
- 筆者が提唱する「ネットバンク キャンペーン投資法」⇒ボーナスキャンペーンでの金利優遇を活用し、定期預金(1・3・5年)の満期を迎えたら、乗り換えていくやり方。
《習慣10》収入アップを!「稼ぐ力」を上げよう
- 本来の仕事(本業)でのスキルアップを積極的に狙っていくこと。若ければ若いほど有効。
- お金を貯める方法は、節約だけでなく、収入を殖やすこともある。2つを組み合わせると劇的にお金は増える。
《習慣11》夫婦「共働き」を標準化する
- 家計の「セーフティネット」を整える。夫婦2人とも正社員は最強。
- パートなら、年収103万円未満なら、所得税はかからない。また、130万円未満なら、「被扶養配偶者」となり、健子保険料や厚生年金保険料を妻が支払わなくて済む。
- 一定の条件を満たすと、「育児休業給付金」が支給される。育児休業の80%を保証してくれる制度。さらに、健康保険と厚生年金保険の保険料が免除される。
《習慣12》生活ニュース、生活情報に敏感になる
- 「知っている」か「知らない」かで大きな差がある。使わない人は使わないのではなく、実は使えない。むしろ、単純に制度があることを知らないだけ。
- 国や地域自治体、会社にどんな制度があるか、生活ニュースや生活情報に接する。
《習慣13》知らないと損、会社の福利厚生を調べる
- 「団体割引」の保険はお得で、団体生命保険がある会社なら真っ先に検討するべき。
- 死亡退職金や子供の育英制度はあるか?住宅ローンは借りられるか?持ち株会と財形貯蓄(非課税)があるか?
《習慣14》リストラに気を付けて、会社の福利厚生を使い倒す
- 特に大企業や優良企業は、プライベートにおいて会社の福利厚生制度を使い倒しましょう。
- ほかにも、公的制度である雇用保険や労災保険、健康保険など社会保険は非常に充実している。
- たとえば、健康保険の高額療養費の制度を知っていれば、医療費の3割負担しなくて済むようになる。
- 万が一、会社が倒産した場合も、労災保険の適用されている会社であれば、「独立行政法人労働者健康福祉機構」が「未払い沈金の立替払制度」を行っており、未払い賃金総額の「8割」を建て替えてくれる。
《習慣15》ニュースを見逃さないために、知りたいことを「意識」する
- 「住宅ローン」「生命保険」「投資信託」「貯金」「節約」…など、テーマを1つか2つ決めて、知りたいと意識すれば、ニュースは向こうから飛び込んでくるようになる。
《習慣16》年に1回は「家計の長期表」を作り直して点検する
- 定期的に「家計の健康診断」である、「家計の長期予想表」を作って見直してみる。
- 家計の病気が見つかった場合は「早期発見→早期治療」をする。これがお金について「計算できる人生」。
2-3.要約③:まとめ、おわりに
- 人生におけるマネー戦略は十数年に及ぶ長期戦ですから、「王道」といわれる当たり前のことを、愚直に、繰り返し実行することが大切。
- 日々の積み重ねでお金が殖えてくれば、自分に自信がついていき、その自信が大きくなるにつれて、将来に対する漠然としての不安が消えていくはず。
- 一人でも多くの若手・中堅サラリーマンがお金と真正面から向き合い正しいマネー習慣を実行していくことで、将来不安を払しょくさせていってほしいと願う。
3.著者紹介
首藤 由之(しゅとう よしゆき)
ファイナンシャルプランナー(CFP)/日本FP協会「くらしとお金のFP相談室」2012年相談員/埼玉大学経済学部非常勤講師
大手新聞社系出版社に勤務する書籍編集者。主にマネー本の企画・編集を手がけ、現在は新書編集長。2013年5月から、社会保障審議会年金部会に設置された『年金個人情報の適正な管理のあり方に関する専門委員会』の専門委員に就任。
1990年代に週刊誌記者としてマネー取材を始め、金融危機からパーソナル・ファイナンスまで幅広い分野で記事を執筆した。社会保険労務士の有資格者でもあり、主な得意分野は年金、リタイアメントプランニング。お金の不安は知識不足によるところが大きいため、さまざまなマネー知識をわかりやすく解説する啓蒙活動に力を入れている。日本FP協会東京支部所属、日本マネジメント学会会員。
4-1.Amazon説明文
30歳・年収400万。自分の自由になるお金を「年100万円」殖やす!
人生で使えるお金は、すでにほとんど決まっている。
そして、「自分の自由になるお金」は驚くほど少ない。
> 大卒サラリーマンの「生涯賃金」は2億5000万円
> 就職してから60歳までの「基本生活費」は1億440万円(生涯賃金の4割! )
>「基本生活費+住宅費+教育費」で1億8900万円(生涯賃金の4分の3! )
>「自分の自由になるお金」は、たったの6100万円(年間160万円)
ただし、趣味のお金、飲み代、旅行代、車の購入・維持費……全部ここから出ていく!
あなたの人生には、一体いくら必要なのか? そして、いくら足りないのか?
誰も教えてくれなかった「人生の必要経費」を、具体的金額でお教えします。
「人生は計算できる」
ほかのマネー本にありがちな、日常生活でのこと細かな節約術や、投資の裏技的なテクニックについては一切述べていません。
人生におけるマネー戦略は10年、20年、30年……と、長期的に考えないと意味がないからです。
数年先はおろか、結婚から子育て、熟年、そして老後まで、皆さんの人生とお金の関係については、ほとんどすべてが現時点で、しかも具体的な数字で把握できてしまうからです。
「習慣化」と合わせて、これが本書を貫くもう一つの原理原則になります。
両者が合致すれば、お金は貯まりやすくなります。
貯金はダイエットと同じ。原理原則は理解していても、それを実行できないのが人間の性。ならば、無意識のうちに自然と行動できるようにするのが手っ取り早い。
「お金が殖える行動」を習慣として身につけ、使えるお金は有効活用し、長期的なマネー戦略をもつことで、毎日つらい努力をしなくても自然とお金が貯まる体質を目指す!
4-2.Amazonレビュー
評価が高い有用性のあるレビュー
★★★★★ 真面目な人生論です
人生は何が起こるかわからない。しかしお金で見れば計算できるという本です。
人が生涯に稼げる額は大体決まっている。それでどうやって生きていくかは計算できるということです。
公的機関の情報をもとに、わかりやすく説明されています。
知っているようでできていない人生のお金の習慣をも一回見直すのにいい本です。
評価が高くない有用性のあるレビュー
なし。
5.この本の目次
はじめに―まず「原理原則」を理解しよう
- ダイエットとマネーの意外な共通点
- 人間の本質と、それを打ち破る方法
- 「人生は計算できる」
1章―人生は計算できる ~「お金」を知らなければならない本当の理由~
- 人生とお金の真実
- 大卒サラリーマンの生涯賃金は2億5,000万円
- 「基本生活費+住宅費+教育費」で1億9,000万円
- 「自分の自由になるお金」≠「小遣い」
- 稼ぎが悪いと生活が窮屈に
- 自分の人生を「計算」する
- ライフスタイルに応じた「計算」の注意点
- 住宅賃貸派はリタイア後が重い
- 「おひとり様」女性は収入面で制約
- 非正規労働者は「絶望的」
- 「自分の自由になるお金」明暗を分ける。
2章―金利って面白い ~お金が殖える「仕組みを」を理解する~
- 「今の1万円」と「1年後の1万円」
- 単利と複利
- 利息が利息を呼ぶ仕組み
- 複利は電卓で簡単に計算できる
- 72の法則
- 複利が原則、利率表記は「年単位」
- 金利表示で、「銀行に騙されるな」
- 金利を制する者はマネーを制す
3章―金融商品って面白い ~お金を殖やす「道具を知る」~
- 「うまい話」は絶対にない
- 銀行預金――安全第一!
- メーンバンクとの付き合いは大切に
- 債権――金利と価格の関係を押さえるべし
- 株式投資――中身の分かるものを選ぶべし
- 投資信託――中身のわかるものを選ぶべし
- 外貨預金・FX――損益分岐点を計算しておく
4章―お金が貯まるマネー習慣①運用編
- 「儲かる喜び」より「損する悲しみ」の方が大きい
- リスク商品に向けるお金は「余裕資金」
- 《習慣1》お金を3つの財布に分ける
- どのくらいの損に我慢できるか
- 《習慣2》具体的に「いくら」の損まで我慢できるか
- 買っていい商品、いけない商品
- 《習慣3》中身がわからない金融商品は買わない
- 銀行や証券会社は信用できるか
- 《習慣4》金融機関の言いなりにならない
- 金融機関は何で儲けているのか
- 《習慣5》常に「手数料はどうなっているのか」を気にする
- 自分で勉強する
- 《習慣6》経済を勉強する
- そして、もう一度、人間の本質に戻る
5章―お金が貯まるマネー習慣②暮らし編
- 過去1年間で使ったお金はいくらか
- 「使途不明金」をあぶりだす
- 「支出管理が一番大切」と心得よ
- 《習慣7》家計簿をつける
- 知らない間にお金が貯まる
- 《習慣8》余ったお金を積立預金をする
- 「枠」を決めて自分を追い込む
- 《習慣9》ネット銀行を活用する
- 若いうちは本業でのスキルアップを
- 《習慣10》収入アップを!「稼ぐ力」を上げよう
- 稼ぎ手は多いほうがいい
- 《習慣11》夫婦「共働き」を標準化する
- 「年100万円」を殖やせる趣味レーション
- そして、再び「支出管理」に戻る
6章―お金が貯まるマネー習慣③職場、公的制度編
- 「知っている」か「知らない」かで大きな差
- 《習慣12》生活ニュース、生活情報に敏感になる
- 会社の制度を知ることが先決
- 《習慣13》知らないと損、会社の福利厚生を調べる
- 保険は「団体割引」でお得に
- 死亡したらいくら出るか
- 住宅ローンも借りられるか
- 持ち株会と財形貯蓄
- 揺りかごから墓場まで
- だから、リストラされて花いけない
- 《習慣14》リストラに気を付けて、会社の福利厚生を使い倒す
- 医療費は上限負担額が決まっている
- 子持ちで働く女性に様々な優遇策
- 定年後、働くとお得な制度も
- 会社が倒産した場合も
- ニュースが向こうから飛び込んでくる
- 《習慣15》ニュースを見逃さないために、知りたいことを「意識」する
7章―再び、人生を計算できる ~充実した「マネー人生」のために~
- 「森」を見てから「木」を見る
- 人生のイベントと、それにかかる費用を書き出す
- 「家計の総支出」を計算する
- 収入と貯蓄もしっかり把握
- すべてのマネー情報を「ドッキング
- 「診断」と「治療」
- 定期的に家計の「健康診断」を行う
- 《習慣16》年に1回は「家計の長期表」を作り直して点検する