減らして豊かになるミニマリスト
ミニマリストが目指すのは引き算の美学。90年代は「増やせば豊かになる」時代でしたが、モノがあふれかえっている今、それは少し古い価値観と言えます。
ほどよくマイナスすると全体の調和がより表現され、足すことではかなえられないシンプルな美しさを感じることができます。
さて今回は、そんな引き算の美しさを感じる写真をFlickrより拝借いたしました。
建築物。写真をとるアングルを変えるだけでオシャレ。
モノトーンの濃淡もアクセントに。
シンメトリー。左右の電灯が中央の何もない空間を浮かび上がらせています。
中央に引き込まれるような印象に。
センター。石を積み上げた不安定なバランスも安定感のあるイメージに。
影、背景、地面の濃淡も加わり、禅を思わせる雰囲気になっています。
真ん中にポツンと立つ人。人の大きさでスケールが表現されています。
殺風景の美しさ。
みんなが大好き飛行機雲。
対角線からカットインする構図で、四角く切り取られています。
これは、、、なんでしょう。地球のような美しい色合いです。
いずれにしても、大きすぎず、小さすぎない余白のバランスがステキ。
3つの窓。大きさも場所もまちまちですが、バランスがよく見せています。
一見バラバラのモノが調和する美しさ。
咲くもの。散るもの。一枚で時間を表しているのでしょうか。
桜のアップもキレイですが、ズームアウトすることで違う美しさに。
左側の1本と、右側の複数本。一見バランスが崩れているように見えます。
しかし大きく広がる空がちょうど良いアシンメトリーのバランスに。
おなじみのM&Mのチョコだって、こんな風に撮ればミニマルアート。