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医師殺害目的で包丁携帯の疑い 安城の男逮捕、送検

 愛知県警安城署は、銃刀法違反の疑いで安城市東端町明和、無職磯村真沙志容疑者(34)を現行犯逮捕し、17日、同法違反と殺人予備、公務執行妨害の疑いで名古屋地検岡崎支部に送検した。

 送検容疑は15日午後5時ごろ、安城市安城町の安城更生病院の男性医師を殺害する目的で、包丁を持って病院に押し掛け、さらに通報で駆け付けた安城署員に包丁を突きつけ、職務の執行を妨害したとされる。

 署によると「医師を殺すつもりで包丁を持って行った」と容疑を認めている。三女(3つ)が1年ほど前に受診した後、病状が悪化したため「医師を恨んだ」と供述している。

 病院の1階受付に急行した署員2人が「包丁を捨てなさい」と複数回警告したのに磯村容疑者が従わなかったため、署員の1人が拳銃を向けて威嚇した後、現行犯逮捕した。

(中日新聞)

 

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