トップページ社会ニュース一覧キックスケーター 子どもの転倒事故相次ぐ
ニュース詳細

キックスケーター 子どもの転倒事故相次ぐ
10月17日 17時07分

キックスケーター 子どもの転倒事故相次ぐ
K10054839811_1410171710_1410171728.mp4

車輪付きのボードにハンドルが付いた「キックスケーター」という乗り物について、子どもが走行中に転倒してけがをする事故が相次いでいるとして、消費者庁が注意を呼びかけました。

「キックスケーター」は、車輪付きのボードに手で握るハンドルが付いた乗り物で、足で地面を蹴って走ります。
この「キックスケーター」で走行中に転倒し、10歳未満の子どもが頭の骨を折ったり、ひじをすりむくなどの事故が相次いでいて、消費者庁には先月までの5年ほどの間に50件余りの報告があったということです。
ことし5月には、小学4年生の女子児童が急な坂道を下っていて側溝に引っかかり、頭を打って死亡する事故も発生しています。
消費者庁によりますと、報告があった事故のおよそ3分の2は、道路を走っているときに起きており、さらにその半数が坂道だったということです。
このため消費者庁は、「キックスケーター」で子どもを遊ばせる保護者に対し、道路を走行することはやめさせ、平らで安全な場所で遊ばせることや、ヘルメットやひじ当て、ひざ当てを着用させるよう注意を呼びかけました。
消費者庁消費者安全課の河岡優子企画官は「子どもが気軽に遊べる乗り物だが、遊び方によっては命に関わるけがをすることがあり、注意してほしい」と話しています。

関連ニュース

k10015483981000.html

関連ニュース[自動検索]

このページの先頭へ