巡査が落とし物所有者装う、福岡 詐欺未遂容疑で逮捕
福岡県警は17日、落とし物の現金入りポーチを、落とした本人を装って県警からだまし取ろうとしたとして、詐欺未遂の疑いで県警筑紫野署地域課西鉄前交番の巡査水谷晃規容疑者(24)=筑紫野市湯町=を逮捕した。
水谷容疑者は、落とし物の保管状況が検索できる内部のシステムを悪用し、高額そうな物を探したという。「だまし取ろうとしたのは間違いない」と容疑を認めている。
逮捕容疑は9月16日、県警田川署が保管していた落とし物の現金入りのポーチの所有者を装い、自分の名前で遺失届を提出、だまし取ろうとした疑い。ポーチには50万円以上が入っていたが、警察官がうそに気付いた。