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エボラ感染疑い、新たに6人特定 3次感染か スペイン

2014年10月17日 13:26 発信地:マドリード/スペイン

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×スペイン・マドリード(Madrid)で、エボラ出血熱の感染が疑われる患者を医療施設に搬送する救急車(2014年10月17日撮影)。(c)AFP/PIERRE-PHILIPPE MARCOU
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【10月17日 AFP】スペインの医療チームは16日、エボラ出血熱感ウイルスへの感染が疑われる6人を新たに特定した。先週、感染が報じられ入院中の看護師には回復の兆しが見えているという。当局が同日、明らかにした。

 同国政府によると、感染の疑いがある6人のなかには、つい最近まで、エボラ出血熱の流行が深刻なリベリアで布教活動をしていたスペイン人もおり、この患者には高熱の症状がみられるという。

 また別の1人については、感染が確認されて現在入院中の看護師の近くにいたとされており、3次感染の疑いも浮上している。さらに別の1人は旅行者で、仏パリ(Paris)からエールフランス(Air France)機でマドリード(Madrid)に到着したという。

 この他、スペイン領カナリア諸島(Canary Islands)テネリフェ(Tenerife)島では、シエラレオネへの渡航歴のある赤十字(Red Cross)の男性職員が入院中だという。

 テネリフェ島の保健当局によると、この男性はシエラレオネからベルギー・ブリュッセル(Brussels)とマドリード経由で12日に同島に到着。16日に高熱の症状を訴えたため、隔離施設で治療を受けている。

 カナリア諸島の保健当局者が匿名を条件に語ったところによると、この男性と同居していた2人も予防措置として病院内の隔離施設に入所している。現在のところエボラ出血熱の症状は見られないという。(c)AFP/Roland LLOYD PARRY

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