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ソマリー・マム

2014年10月3日放送 19:00 - 21:48 テレビ朝日

トリハダ[秘]スクープ映像100科ジテン トリハダ3時間SP

人権活動家としてアンジェリーナ・ジョリーなどの著名人からも支持されるソマリー・マムは、カンボジア人女性初となる、ニューズウィークの表紙を飾った。しかしサイモン・マークという1人の記者は、彼女の過去は全くのデタラメであると指摘。世界最大のスキャンダルの真実に迫る。
ソマリー・マムは日本でも「幼い娼婦だった私へ」という自伝を発売。この書籍によると、彼女はカンボジアの少数民族の村に生まれ、両親は行方不明、天涯孤独の孤児だったという。当時のカンボジアは極端な共産主義で、男尊女卑の真っ只中。そんな中でソマリーは家事手伝いを行い、1日1ドル以下の極貧生活を行っていた。
12歳になったソマリーは、血縁関係のないおじさんと共に暮らしていたが、借金のかたに体を売らされてしまう。これが彼女の初めての売春だった。そして14歳の頃、育ての親の命令で結婚、相手は12歳年上の兵士だったが、結婚とは名ばかりの人身売買だったという。その後兵士だった夫は内戦で行方がわからなくなり、ソマリーは村へと帰宅。首都プノンペンの売春宿へ連れて行かれ、僅か4000円で売られてしまった。
15歳になったソマリーは、客の1人だった男の言葉を信じてトラックへ乗るが、騙され別の場所へ売られてしまった。やがて23歳になったソマリーは、国境なき医師団のメンバーだったフランス人に出会い、人生の転機を迎える。彼から結婚を申し込まれ、ソマリーはそれを承諾。フランスで自由を手にした彼女は、カンボジアで苦しむ少女たちを救うことを決めた。
1995年、再びカンボジアを訪れたソマリーは、かつて働いた売春宿を訪れ、売春宿を摘発。救われる側から救う側へ立ち、翌年にはNGOを設立させた。彼女は少女を守るためメディアへ売り込み、人身売買と児童買春の実態を、ドキュメンタリー番組にして世間へ訴えかけた。
ソマリーの立ち上げた「NGO AFESIP」はスペイン王室主催のアストゥリアス皇太子賞に輝き、世界中から取材が殺到。世界中のセレブが彼女の活動を支援し始め、アンジェリーナ・ジョリーは「勇気ある女性」と讃えた。彼女の元には年間120万ドルもの寄付金が集まり、2006年に自伝を出版。ソマリー・マム財団も立ち上げ、4年間で10億円の寄付が集まったという。
ハリウッド女優のメグ・ライアンはソマリーの施設を訪れ、保護された少女達と触れ合った。ソマリーの活動を賞賛する声が世界中で溢れかえるが、”偽りの真実”と綴られた記事が世に放たれた。この記事を書いたサイモン記者によると、ソマリーの過去は全てウソだという。

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