女性の自転車のサドルに43歳会社員がGPS設置
2014年10月17日6時0分 スポーツ報知
京都府警右京署は16日、自転車のサドルに衛星利用測位システム(GPS)機器を設置し、女性(26)を見張ったとして、ストーカー規制法違反の疑いで、京都市右京区の男性会社員(43)を書類送検した。
同署によると、会社員は、女性が以前勤めていた商業施設に客として訪れて好意を持ち、2011年秋ごろから女性の後を付けるなどのストーカー行為をするようになった。12年春ごろ、女性の自転車のサドル裏に小型のGPS機器を設置。約1週間後に回収し、行動データをパソコンで確認後、再び取り付ける行為を繰り返していたという。
書類送検容疑は8月20日夜、サドル裏にGPS機器を取り付け、見張るなどした疑い。
当初、女性はストーカー行為に気付いていなかったが、この会社員を職場だけでなく、自宅近くなどでも見かけるようになり、不審に思うようになった。8月26日、自転車に乗った際に違和感があり、サドル裏の機器を発見。右京署に相談した。
調べに対し会社員は「好きになったが告白できなかった。思いを捨てきれず、女性の行動まで知りたくなりやってしまった」と話しているという。