2014年10月17日01時05分
噴火から19日。7人の安否が分からないまま、御嶽山の今季の捜索打ち切りが決まった。苦渋の決断を、関係者は複雑な思いで受け止めた。
安否不明者の家族らはこの日、自衛隊ヘリで約40分、上空から捜索現場を初めて見た。灰や雪が積もる山頂を窓から眺めたり写真を撮ったりしたという。
三重県鈴鹿市の伊藤亮介さん(39)の妻里絵さんと娘2人は、ヘリから「ありがとう」と別れの言葉をかけた。「娘は父親が大好きで、本当に家族は仲が良かった。これまで幸せ過ぎたので、いなくなってどうしたらいいのかと思うが、自分がしっかりしなければ」と里絵さんは語った。
おすすめコンテンツ
※Twitterのサービスが混み合っている時など、ツイートが表示されない場合もあります。
朝日新聞社会部
PR比べてお得!