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作家ら特定秘密保護法考える集会
10月17日 4時10分

作家ら特定秘密保護法考える集会
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児童文学や絵本の出版に関わる人たちが特定秘密保護法について考える集会が16日夜、東京都内で開かれました。

児童文学や絵本の出版に関わる7つの団体が開いた集会にはおよそ260人が参加し、政府が12月10日の施行を決めた特定秘密保護法について、作家や翻訳家など5人が意見を交わしました。
この中で少年野球を題材にした小説、「バッテリー」の著者で、作家のあさのあつこさんは、「何をしても国や社会は変わらないと思い込んでいる大人が多いように感じる。子どもたちに誇れるような自由に表現することができる社会を残していきたい」と述べました。
また、原発事故をテーマにした作品もある作家の森絵都さんは「作家が書きたいことを自由に書けるというのはとても重要なことで、法律が悪用されないよう注意していくべきだ」と訴えました。
集会では「自由かったつに意見を言い合い、表現できる社会のため、特定秘密保護法を廃止し、広く国民的な議論に立ち戻るべきだ」などとするアピールを採択しました。
特定秘密保護法について政府は今週、報道や取材の自由に十分配慮すると明記し、5年後に見直しを検討する規定を盛り込むなどした運用基準を決定しています。

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