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「路線バス降車ボタン」が工作キットになった! これでボタン押し放題

2014年10月17日 08時00分

ライター情報:やきそばかおる

子どもの頃(主に男子)の密かな楽しみの一つといえば「路線バスに乗った時に『おります』のボタンを押すこと」だった。僅差で他の人に押された日には、ショックで立ち直れないことも。その押したい願望を叶えてくれる「東急バス降車ボタン工作キット」が発売された!早速、東急バスに乗って、東急バス本社に急行。運輸部営業課の西村公佑さんにお話を伺った。


――使用する降車ボタンは実物と同じですね!
「そうです。以前、『東急ハンズ』で路線バスをPRするイベントを開催して、降車ボタンを販売したところ、大変好評で400個が完売したんです。レプリカではなく、実際に東急バスで使用されているホンモノの降車ボタンというのがよかったようです」
ただし、実物といっても電源をつないでいるわけではないので、ボタンを押してもランプは光らない。
ボールチェーンを付ければキーホールダーとして使えなくもなさそうではあるが……。
「実際にキーホルダー目的で買われた若い女性も結構いらっしゃったようです」(西村さん)

でもせっかくなら、ランプが光るようになれば……との思いもあり、工作キットは誕生したのだった。

気になるバス降車ボタンの工作キット、その中身は!?



「ボイスレコーダーモジュール」「リード線付電池ホルダー」「ビニール導線」が出現!
※工作キットの中には降車ボタンは入っていないのでご注意を。降車ボタンをお持ちでない方(といっても、お持ちでない方の方が多いかと思いますが……)は、降車ボタンも用意する必要があります。
※通販では降車ボタンもセット販売なので安心。
※ほかに、9V電池、両面テープ、セロハンテープ、はさみも必要です。

これを、丁寧に書かれた説明書通りに作れば、できあがり!
※ものすごく難しい訳ではありませんが、小さくて精密な部品もありますので、小学生の方は保護者の方と一緒に作るのをおすすめします。

降車ボタンを押してみた。

ブザー音は出ないが、ボイスレコーダーの機能がついており、マイクに向かって音声を吹き込んで、降車ボタンを押せば音声が再生されるようになっている。

ライター情報: やきそばかおる

テレビやカルチャーにまつわる雑誌や書籍の仕事に携わったり、動物の写真を撮ったり、焼きそばを作ったり、消しゴムはんこを彫ったり……の楽しい毎日です。
Twitter: @yakisoba_kaoru

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