――使用する降車ボタンは実物と同じですね!
「そうです。以前、『東急ハンズ』で路線バスをPRするイベントを開催して、降車ボタンを販売したところ、大変好評で400個が完売したんです。レプリカではなく、実際に東急バスで使用されているホンモノの降車ボタンというのがよかったようです」
ただし、実物といっても電源をつないでいるわけではないので、ボタンを押してもランプは光らない。
ボールチェーンを付ければキーホールダーとして使えなくもなさそうではあるが……。
「実際にキーホルダー目的で買われた若い女性も結構いらっしゃったようです」(西村さん)
でもせっかくなら、ランプが光るようになれば……との思いもあり、工作キットは誕生したのだった。
気になるバス降車ボタンの工作キット、その中身は!?
「ボイスレコーダーモジュール」「リード線付電池ホルダー」「ビニール導線」が出現!
※工作キットの中には降車ボタンは入っていないのでご注意を。降車ボタンをお持ちでない方(といっても、お持ちでない方の方が多いかと思いますが……)は、降車ボタンも用意する必要があります。
※通販では降車ボタンもセット販売なので安心。
※ほかに、9V電池、両面テープ、セロハンテープ、はさみも必要です。
これを、丁寧に書かれた説明書通りに作れば、できあがり!
※ものすごく難しい訳ではありませんが、小さくて精密な部品もありますので、小学生の方は保護者の方と一緒に作るのをおすすめします。
降車ボタンを押してみた。
ブザー音は出ないが、ボイスレコーダーの機能がついており、マイクに向かって音声を吹き込んで、降車ボタンを押せば音声が再生されるようになっている。…